技術士の継続研鑚(CPD:Continuing Professional Development)は、次のとおり技術士法で定められています。
技術士法 第四章 技術士等の義務
(技術士の資質向上の責務)
第47条の2 技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。
技術士法施行規則
(登録事項)
第14条 法第32条第1項の規定による技術士登録簿の登録事項は、次のとおりとする。
≪1〜5 略≫
6 申請者が技術士登録簿への記載を希望するときは、その資質向上の取組状況
技術士としてのCPD活動実績を、日本技術士会が管理するWEB登録・管理システム【Pe-CPD】に登録することができます。
※ 技術士の登録日以降の活動実績を対象としております。
※ 技術士CPDガイドラインに沿って登録することとなります。
2021年9月8日に、技術士CPD活動実績の管理及び活用制度が始まりました。概要は次のとおりです。
1)技術士CPD活動実績時間の技術士登録名簿への掲載
日本技術士会が管理するWEB登録・管理システム【Pe-CPD】または日本技術士会以外のCPD登録関係学協会【技術士CPD実施法人】で登録したCPD活動実績について、過去5年度までの実績時間を技術士登録簿に記載することができます。
2)技術士CPD活動実績名簿の公表
前年度のCPD活動実績の登録時間が一定時間以上に達している技術士の名簿を、日本技術士会ホームページで公表します。
※ 掲載を希望された方の氏名等が名簿に記載されます。
3)技術士(CPD認定)の認定
長期間連続して一定以上のCPD実績が認められる技術士には、申請により技術士(CPD認定)の認定を行います。
※ 認定証が発行され、名刺等へ「技術士(CPD認定)」の標記が認められます。
※ 認定者名簿(掲載を希望された方の氏名等)が日本技術士会ホームページで公表されます。
4)技術士CPD活動実績証明書の発行
技術士登録簿に記載されたCPD活動実績について、申請に従い「技術士CPD活動実績証明書」を発行します。
上記2.〜3.の技術士CPDに関する手続きの流れは下表のとおりです。
内容 | 関連手続き |
---|---|
日々のCPD活動 技術士登録手続き完了日以降に実施したCPD活動が「技術士CPD」の対象となる。 |
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1.CPD活動実績の登録 CPD活動実績を下記〔A〕または〔B〕に登録 〔A〕日本技術士会のCPD登録システム(Pe-CPD) → Pe-CPDの登録手続き 〔B〕日本技術士会以外(技術士CPD実施法人) → 技術士CPD実施法人の一覧* * リンク先の「3.技術士CPD実施法人」に記載 |
◆ 技術士CPD登録証明書の発行 Pe-CPDに登録された記録が対象、指定した期間【月単位】についてCPD活動実績時間を証明 → 発行申請手続きの詳細 |
2-1) 技術士CPD活動実績簿への記載申請 上記1.で登録したCPD活動実績の年度ごとの時間数(過去5年度まで)を、技術士CPD活動実績簿に記載する。 2-2) 技術士登録事項の変更* 2-1)の手続きと同時に「登録事項の変更」を届け出て、技術士登録簿にCPD活動実績時間を記載する。 * WEB申請により2-1)と同時に自動で行われる。 → 2-1)および 2-2)の申請について |
◆ 技術士CPD活動実績名簿への掲載 申請2-1)で「名簿への掲載」を希望し、所定の時間数を満たす場合に「基準CPD時間達成者名簿」または「推奨CPD時間達成者名簿」に掲載される。(本会ホームページで公開) → 名簿掲載ページ ◆ 技術士CPD活動実績証明書の発行申請 技術士CPD活動実績簿に記載された年度毎のCPD活動実績時間を証明 → 発行申請手続きの詳細 |
3.技術士(CPD認定)の認定申請 技術士CPD活動実績簿に記載されたCPD活動実績が所定の要件を満たす場合に技術士(CPD認定)の認定を申請することができる。 認定されると、認定証をダウンロードすることができる。 → 技術士(CPD認定)の申請について |
◆ 技術士(CPD認定)名簿への掲載 認定申請で「名簿への掲載」を希望した場合に技術士(CPD認定)名簿 に掲載される。(本会ホームページで公開) → 名簿掲載ページ |
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