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原子力・放射線部会

事業方針と活動の概要

原子力・放射線部会の事業方針

 私共の抱く将来像を達成するために最も大切なことは、技術士個人の自覚と、職能集団としての部会と個人の役割の明確化と考えます。
 日本の一般的な企業、特に原子力・放射線分野のように大きな資本投下の必要な企業においては、個人は常に組織の看板を背負っており、信用も責任も組織が担うと認識されてきました。しかし、2000年前後の原子力業界において数々の不祥事やトラブルにより社会的信頼を損なう事象への対応として、資質と倫理を備えた個人による自浄作用を期待されて誕生したのが当部門です。東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故対応においても、社会との接点に立った技術士の多くは、組織の信頼が揺らいだ時、信頼を担うのは個人であることを実感したはずです。
 従って、技術士は、部門設立の根拠となった2003年の科学技術・学術審議会答申にて「組織の論理の埋没せず・・・」と記された通り、信頼と責任を担うのは技術士個人です。本来業務に従事していたとしても、『技術士として』活動するのは○○会社の◇◇◇◇ではなく、技術士◇◇◇◇です。そのための自覚と責任、自らを『技術士』と名乗り続けるに足る資質向上に努め続ける覚悟が『技術士の自覚』です。
 そして、『技術士としてのプロダクト』を創造する役割は、技術士一人ひとりにあることを認識したうえで、そのような個人を支え育てるべく、資質向上を助け、情報を蓄積し発信することが部会の役割です。技術士個人に対する直接的な支援に加え、技術士の哲学と福島の事故に対する反省と支援の思いを繰り返し発信することで側面から個人を支えることも重要な役割の一つです。
 そして、技術士として目指すべき目標と個々の活動が常につながるように、部会として『目標と活動の2つの見える化』を掲げ、活動を行うことが我々の事業方針です。

活動の概要

 具体的な活動は、原子力・放射線部門の設立10年目、2014年に取りまとめた「10年方針」を継承しながら進めております。その際に新たな活動として立ち上げた「新(8)計画」とそれまでの従来活動とを融合再編しながら、「技術士の学び直し」、「社会における技術士の認知度向上」、「人材育成」、「連携」の活動を進めております。
 理念と活動概要については、2つの見える化をベースに、毎年の全体会議の資料にトピックスとしてまとめておりますので、是非ご覧ください。また、活動テーマごとに部会報で特集しておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

このページのお問い合わせ:原子力・放射線部会

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