ナビゲーションを飛ばしてコンテンツへ
  • 原子力・放射線部会のホーム
  • 地域本部・県支部・部会・委員会
  • 公益社団法人日本技術士会
  • RSSについて
原子力・放射線部会

技術士の学び直し

原子力・放射線部門の技術士の学び直し(工事中)

  • 技術士として活躍するために必要なことは何か。それぞれの技術士に応えがあるのかも知れませんが、少なくとも一つは、一般の方々から原子力・放射線に係る事項について、疑問・質問を投げかけられたとき、分かりやすく答えることがあるように思います。
  • 一般の方の質問に答えられるようにするためには、関心事を知ることが必要です。そのため、CPD行事の企画にあたっては、インターネット、報道、関係機関の取り組み状況などを調査し、時事問題からテーマを検討しています。
  • また、技術士試験で取り上げられた事項の中には、その関心事に対する技術士としての対応を問う問題も見受けられます。これらの情報を基に、CPD行事の企画が適切なテーマ設定となるよう工夫しています。
  • 原子力・放射線部門が設立された背景を考えると、組織の論理に埋没しない中立公正な立場から高い専門性を以て業務に取り組むこと、或いは世の中に対して情報発信することもその一つであると思います。
  • 今、世の中では、データ改ざんの話題が取りざたされています。原子力業界においても過去の不祥事から安全文化醸成が重要であることは認識されていますが、組織の論理に埋没せず、確固たる信念を持って、安全を考え続けることは容易ではないと思います。
  • それを実践するためには、対応の実例を知り、技術的な未熟さや判断の甘さを指摘できる技術力を持つこと等が必要になるでしょう。そういった姿勢を自らの活動、業務の中で示せば、周りの技術者を育て、安全文化醸成につながると思っています。
  • 部会では、その実践につながる学び直しを企画、実施しています。特に技術者倫理や安全文化に係る事項をテーマとした際、単に、講演の聴講だけでなく、様々な状況下で、どのように対応すべきか考え直すため、意見交換に多くの時間を割いています。
  • これまで、「いざというときに対応できるレジリエンスエンジニアリング」や、「原子力安全の基本的考え方」をテーマとした時、シビアアクシデントを免れた女川原子力発電所の関係者や福島高校の高校生を迎えた時、多くの意見交換を行ってきました。
  • 最近では、原子力・放射線部門の技術士への社会からの期待として、具体的な声が部会の方へ寄せられてきています。それは、安全性向上評価に係る妥当性評価(レビュー)や原子力施設のトラブルに関する根本原因分析に係る業務などです。
  • 現段階では、こういった期待に応えられる状況にはありませんが、社会の期待に応え、貢献できるようにするために何が必要か、さらなる検討を行っているところです。技術士の皆さんを支援しつつ、いっしょに頑張っていこうと思っています。
  • なお、計画的な学び直しのために、過去に学んだことを整理・把握して、足りない部分を考えることが重要と思っています。関連する資料や講演録、月刊技術士などについては、HPで閲覧できるようにしていますので、部会員の方はぜひご覧ください。
  • 原子力・放射線部門の技術士としての学び直し(拡大画像へのリンク)

    原子力・放射線部門の技術士としての学び直し

    (画像クリックで拡大 44KB)

    このページのお問い合わせ:原子力・放射線部会

    ページトップへ