ナビゲーションを飛ばしてコンテンツへ
  • 原子力・放射線部会のホーム
  • 地域本部・県支部・部会・委員会
  • 公益社団法人日本技術士会
  • RSSについて
原子力・放射線部会

原子力・放射線部会設立の経緯

近年の原子力システム関連のトラブル・不祥事の発生と社会環境の変化を考え合わせたとき、従来からの国や組織としての安全性等の担保に加えて、技術者一人一人が組織の論理に埋没せず、常に社会や技術のあるべき姿を認識し、意識や技術を常に向上させていく仕組みが必要であると認識されるようになってきました。
 また、事業体と社会とのリスクコミュニケーション等、原子力の社会的受容のために必要な業務を推進していくためには、社会から信頼される個人としての技術者の存在が必要不可欠となっています。

 このような状況を背景として、技術士資格の21番目の部門として「原子力・放射線部門」が誕生しました。
 これは、平成13年11月の日本原子力学会から文部科学省に対する要望を機に、平成14年度から文部科学省において検討がなされ、平成15年6月の「技術士試験における技術部門の見直しについて(答申)」を経て、平成15年8月に関連の規則・告示が改正され正式決定されたものです。そして平成16年度に初めての「原子力・放射線部門」技術士試験が行なわれました。

 部門設置を検討した「答申」に述べられている趣旨や技術士活用のイメージを、実際の原子力・放射線分野で現実のものとするために、初年度合格者が中心となり平成17年6月24日の設立総会を経て(社)日本技術士会に原子力・放射線部会を設立しました。

 我われ原子力・放射線部会員一同は、部会設立の趣旨を常に心に刻み、我が国の原子力・放射線技術の健全な発展に寄与できるよう絶えず努力していく所存です。

(イラスト)千田朝子(拡大画像へのリンク)

(画像クリックで拡大 76KB)

〔技術士「原子力・放射線部門」設置の経緯〕

・平成13年11月 原子力学会会長より文部科学省に設置要望書提出
・平成14年12月 科学技術・学術審議会技術士分科会一般部会にて審議開始
           その後、原産、保物学会、研究機関、電事連、メーカーから設置要望意見
・平成15年 6月 科学技術・学術審議会から「原子力・放射線部門」設置答申
・同年    8月 技術士法関連規則・告示が改正
・平成16年度の技術士試験から「原子力・放射線部門」の試験開始

〔日本技術士会「原子力・放射線部会」設立の経緯〕

・平成17年2月〜4月 原子力関連事業者等への相談
・同年 4月 8日 設立準備会の開催
・同年 4月12日 日本技術士会会長への申請
・同年 4月20日 原子力・放射線部会準備会合の開催
・同年 5月11日 日本技術士会理事会にて部会承認
・同年 6月24日 部会設立総会の開催

このページのお問い合わせ:原子力・放射線部会

ページトップへ