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技術士CPD
CPD行事への参加
10月度技術士CPD中央講座(第158回)

今回の中央講座は、近い将来に国として国際競争力を担ううえで必要不可欠な技術やマネジメントについて、宇宙・海底という視点から最先端の技術実態を理解することにより、今後の技術革新の方向性と課題・解決手法を見定める。
講演1は、大規模プロジェクトの多国間協力を含む技術マネジメント手法を学ぶ。
講演2は、人工衛星の多目的利用の将来展望と課題について考察する。
講演3は、レアアースを含む海底資源活用の取組みと将来の課題について学ぶ。
研鑽目標: 国際的に競合する将来技術の理解と技術者として取り組むべき課題を把握し、課題解決能力を高め社会貢献に寄与する。
長谷川 義幸 氏 〔日本プロジェクトマネジメント協会 PMマイスター〕
米ロ欧加日が参加する国際宇宙ステーションは、米国にとっても初めての挑戦で、参加国の目的や技術レベルが異なる中、いかにベクトルを合わせ、長期にわたるプロジェクトを進めていくかが、挑戦的な課題であった。各国モジュールの詳細設計・製作、費用、工程管理などは各国の責任で行うが、インテグレーション、リスク管理、安全管路などの全体設計は米国がリーダーとして統括することでプロジェクトの安定性を確保してきている。
本講演では、大規模プロジェクトを進めていくための技術マネジメントについてエピソードを交えて紹介する。
【キーワード】 チーム運営、リスク管理、異文化交流
吉田 邦伸 氏 〔内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官〕
災害の激甚化・頻発化、社会インフラの老朽化、生産年齢人口の減少などを受け、様々な社会課題解決への「衛星リモートセンシング」技術活用への期待が高まっている。
本講演では、リモートセンシング衛星を様々なセンシングツールと組み合わせて使いこなす際に役立つ衛星技術の概要(光学衛星、SAR衛星、静止衛星、低軌道衛星等)と近年のトレンド(官民衛星、コンステレーション、技術開発動向等)、及び、政府の取組(宇宙政策、成長戦略)、関係府省の利活用状況(用途、使用衛星)などに関する最新動向を紹介する。
【キーワード】 リモートセンシング衛星、社会課題解決、成長戦略
鈴木 勝彦 氏 〔国立研究開発法人海洋研究開発機構 上席研究員〕
近年、脱炭素技術やAIインフラを支える金属資源の需要増加が予測される一方、陸上資源は枯渇や産出地域の偏在という課題を抱える。このため、新たな供給源として海底鉱物資源への期待が高まっている。 日本近海は、沈み込み帯に伴う海底火山活動により熱水鉱床が形成されうる。さらに、世界でも古い海洋地殻が広がる太平洋プレート西端に位置するため、数千万年を要して成長する鉄マンガンクラスト、マンガンノジュール、レアアース泥が発達する時間的優位性をもつ。海底資源の研究は、地質学、地球化学、海洋物理学、生物学、資源工学、環境科学が連携する総合科学である。
本講演では、研究成果と持続可能な将来開発に向けた技術的・環境的課題を紹介する。
【キーワード】 海洋鉱物資源、レアメタル、成因の科学的研究
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