原子力・放射線部会のホーム行事案内CPD/行事案内(2022年度保存)
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2023年2月10日 終了しました |
「第84回技術士の夕べ」 「原子力はどこへ向かうのか 〜時代の転換期の中で考える 一ジャーナリストの視点から」 【日時】2023年2月10日(金)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会) 【講師】滝 順一 氏(日本経済新聞社 編集局 総合解説センター 編集委員) 【講演趣意】 現状の原子力分野では、福島第一原発の事故を反省し、その経験から安全機能を見直した原子炉の再稼働に向けた対応が続けられている。その一方で、世情では昨今の幾多の状況変化の中、発電中にCO2を発生しない原子力発電は、ベースロード電力として調和型電源ミックスの1つの要素として見直され、期待され始めている。また、原子力発電による余剰電力が生じるようになれば、電解水素を製造することも期待されている。しかしながら、今ある原子炉は既に高経年化しており、必要な電源とするならその延命化やリプレースも考えねばならない。新設原子炉の場合は、新たにサイトを設ける場合は約20年、既設のサイトに新たな号機を追加する場合でも約8年を要すると言われている。すなわち、原子力は直ちにおいそれと整備できる電源ではない。そのため、エネルギーの危機に瀕するのが間近に迫りつつある今、現世に生きる我々は、原子力をどう生かすか殺すかを考え、生かすならどう使っていくかを良く考えなければならない。本講演では講師の知識と経験からの独自の切り口で「原子力はどこに向かうのか」を解説する。 |
2022年12月16日 終了しました |
「第83回技術士の夕べ」 「福島第一原子力発電所 廃炉研究開発の現状」 【日時】2022年12月16日(金)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会) 【会費】500円(会員、準会員ともに) 【講師】奥住 直明 氏 技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID) 開発計画部部長 【講演趣意】 東京電力福島第一原子力発電所(以下、「福島第一原発」)の廃止措置では、放射線量が高く、人が近づくことが困難な環境が多々存在し、ロボット技術、遠隔技術の活用が必須となっている。技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)は、2013年8月の設立以来、廃炉技術の基盤強化を視野に、当面の緊急課題である福島第一原発の廃炉作業に必要な研究開発に取り組んできた。この廃炉の最大の課題は溶融した燃料が冷えて固まった燃料デブリの取り出しである。IRIDでは、燃料デブリや炉内構造物について、取出工法や装置の研究開発と、炉内燃料デブリ収納・移送・保管技術開発並びに、燃料デブリの臨界管理技術、計量管理方策の研究開発を行っている。 本講演では燃料デブリ取出しに関わる技術開発状況のうち、遠隔による原子炉格納容器(PCV)内部の調査技術や、燃料デブリ取り出し工法に関連する技術等を中心に技術開発の現状について紹介する。 |
2022年10月21日 終了しました |
「第82回技術士の夕べ」 「原子力発電所の廃止措置から発生する放射性廃棄物の処理処分について」 【日時】2022年10月21日(金)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会) 【会費】500円(会員、準会員ともに) 【講師】平井 輝幸 氏 一財)エネルギー総合工学研究所 原子力技術センター 部長 【講演趣意】 商業用の原子力発電施設(商業炉)等から発生した放射性固体廃棄物は主に固体廃棄物貯蔵庫に保管されており、その保管数量は全電力合計で2021年3月末で約69万本(200Lドラム缶換算)であるが、その他にも、蒸気発生器等の大型の放射性廃棄物が個別の保管庫で保管されており、制御棒、チャンネルボックス等の放射化金属は使用済燃料プール、サイトバンカ等に保管されている。また、多くの原子力発電所で行なわれている廃止措置が今後本格化すれば、さらに廃棄物量が増加すると見込まれている。 原子力発電所から発生する低レベル放射性廃棄物(LLW)は、含まれる放射性核種の種類と量に応じて、トレンチ処分、コンクリートピット処分及び中深度処分に適切に区分して埋設される計画である。 浅地中処分については、2019年12月に施設や廃棄体の性能規定化等の規則改正が行なわれ、2021年7月には新規制基準に基づくコンクリートピット処分の増容量等にかかる廃棄物埋設事業変更申請が許可された。 一方、中深度処分については、2017年4月の原子炉等規制法の法改正により、坑道の閉鎖措置計画の認可や規制期間終了後の廃棄物埋設地の掘削制限の制度が定められ、その後、埋設地の選定要件や自然事業シナリオとその評価基準等に関する検討が行われ、2021年10月には関連規則の改正も行われている。 本講演では、商業炉の解体廃棄物に着目してLLWの処理処分の現状と進捗を概説頂き、今後の計画や進め方を解説して頂く。 申込は、CPD行事 新申込システムよりお願いします。 |
2022年10月12日 終了しました |
「第81回技術士の夕べ」 「NARREC見学会のWEB配信(WEB見学会)」 (WEB見学会(NARREC)関連の3行事中の【行事3】) 【日時】2022年10月12日(水)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会) 【会費】500円(会員、準会員ともに) 【講師・解説】野崎 信久氏(原子力機構(JAEA)・NARREC) 【見学先】 JAEA・楢葉遠隔技術開発センター(NARREC) 【担当幹事】岩原ワーキンググループリーダー 【WEB見学会趣意】 10月5日(水)に実施したNARRECリアル見学会のwebによるLive配信映像を見易く編集したVTRによるWEB見学会です。web見学会とは、比較的少ない人数の取材メンバーが見学先を訪問し、VTR映像と実写映像を、あたかも実際に見学しているようにweb視聴する皆様にお届けするというCPD企画です。 NARRECは福島第一原子力発電所の廃炉作業の作業計画検討や作業者訓練等に活用可能なバーチャルリアリティ(VR)システム、ロボットシミュレータを備えた試験研究施設です。 WEB見学会では、試験棟のロボット性能評価のための要素試験エリア(走行ロボット用のモックアップ階段、ドローンによるモーションキャプチャ)およびリアル見学会参加者によるVR)システムの実演状況をVTR映像配信で遠隔個人のPC等の画面にお届けします。 なお、VTR映像と同様に、WEB見学会当日(10/12)の質疑応答への回答は、講師の野崎 信久氏にお願いしております。 1)募集数: 200名 2)遠隔個人による一括支払い 3)参加費: 500円 【CPD行事 新申込システム】 申込は、⇒こちら よりお願いします。 |
2022年10月5日 終了しました |
「NARRECリアル見学会のweb配信(Live)」 (WEB見学会(NARREC)関連の3行事中の【行事2】) 【日時】2022年10月5日(水)13時30分〜15時30分頃 【配信】web講演会(MS-Teamsを利用) 【案内】岩原幹事(ワーキンググループリーダー) 【解説】野崎 信久氏(原子力機構(JAEA)) 【見学先】 JAEA・楢葉遠隔技術開発センター(NARREC) 【担当幹事】齊藤幹事 【行事概要】 NARRECは福島第一原子力発電所の廃炉作業の作業計画検討や作業者訓練等に活用可能なバーチャルリアリティ(VR)システム、ロボットシミュレータを備えた試験研究施設です。このリアル見学会のLive配信では、試験棟のロボット性能評価のための要素試験エリア(走行ロボット用のモックアップ階段、ドローンによるモーションキャプチャ)をVTR映像配信でお届けします。また、VRシステムのNARRECリアル見学会メンバーによる実演状況をLive配信で遠隔個人のPC等の画面にお届けします。 今回はリアル見学会をLive配信する初めての試みです。リハーサル等は行っていますが、Live配信(無料)では、接続や映像・音声の支障がある可能性がありますこと、予めご了承願います。 1)募集数: 100名 2)遠隔個人による一括支払い 3)参加費: 0円 【CPD行事 新申込システム】 申込は、⇒こちら よりお願いします。 |
2022年10月5日 終了しました |
「NARRECリアル見学会」 (WEB見学会(NARREC)関連の3行事中の【行事1】) 【日時】2022年10月5日(水)13時00分〜16時30分頃 【場所】福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字仲丸1-22 【見学先】国立研究開発法人・日本原子力研究開発機構(JAEA)楢葉遠隔技術開発センター(NARREC) 【解説】野崎 信久氏(原子力機構(JAEA)) 【担当幹事】青山幹事 【行事概要】 NARRECは、福島第一原子力発電所の廃炉作業の作業計画検討や作業者訓練等に活用可能なバーチャルリアリティ(VR)システム、ロボットシミュレータ、音響映像設備を備え、試験棟は、ロボット等の性能評価のための試験設備を備えるほか、屋内大空間を活用した実規模モックアップ試験が行われています。福島第一原子力発電所の廃炉について、理解する貴重な機会となりますので、皆様の参加をお待ちしております。 1)募集数:先着10名 2)参加費:1,000円 (現地徴集、集合/解散場所迄は参加者自費)、 3)JR常磐線・ Jヴィレッジ駅に現地集合(10/5 13:00) 4)今回は見学会をVTR収録するチームを同伴する初めて見学会です。このため通常の見学会と異なる部分があることは予めご了承願います。 5)その他詳細、留意事項、申込先:⇒こちら よりお願いします。 |
2022年8月 終了しました |
「第80回技術士の夕べ」 「福島第一原子力発電所周辺の放射能について--事故後の放射能の推移--」 【日時】2022年8月26日(金)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会) 【会費】500円(会員、準会員ともに) 【講師】鳥居 建男氏 福島大学 環境放射能研究所 特任教授 【講演趣意】 福島第一原発事故後11年以上が経過し、福島の環境回復や福島第一原発の廃炉作業に向けてさまざまな放射線モニタリングや計測技術の開発が行われてきた。事故直後、多量の放射性物質が広く環境中に放出・拡散したため、環境中での放射線の分布を素早く簡便に正確に実現するという放射線測定へのニーズに対し、 新しい技術を開発しながら速やかにモニタリング結果を公表することが求められてきた。それから11年の月日を経た今、福島第一原発の廃炉作業や福島県内での除染作業などの進展により、取り巻く環境は改善してきている。廃炉作業を円滑に進めるために、福島第一原発建屋内の放射線源の把握に向けた放射線分布の計測やその可視化、放射性物質の放出管理に関する取り組み等に関する今後の展望について概説する。 【CPD行事 新申込システム】 申込は、⇒こちら よりお願いします。 |
2022年6月 終了しました |
「第79回技術士の夕べ」 「福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する計画について」 【日時】2022年6月17日(金)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会) 【会費】500円(会員、準会員ともに) 【講師】松本 純一氏 東京電力ホールディングス 執行役員 福島第一廃炉推進カンパニー プロジェクトマネジメント室長 【講演趣意】 福島第一原子力発電所では、燃料デブリを冷やすために注入した水や破損した建屋に流れ込んだ雨水や地下水が、燃料デブリに直接触れたり、原子炉建屋内等に溜まっている放射性物質を含む水と混ざったりすることで、日々、汚染水が発生している。汚染水は、主にセシウムやストロンチウムを除去し、脱塩処理後、原子炉の冷却水として循環させているが、余剰となる汚染水については、さらに多核種除去設備(ALPS)等で処理し、発電所敷地内のタンクに保管している(ALPS等により、トリチウムを除く放射性核種の告示濃度限度比総和が1未満となるまで処理した水をALPS処理水という)。しかし、タンク保管を継続することは、敷地を占有することになり、燃料デブリ取り出しなどの廃炉作業を着実に進めていくうえで、大きな支障となる可能性がある。 ALPS処理水については、昨年4月の廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議において、各種法令等を厳格に遵守するとともに、風評影響を最大限抑制する対応を徹底することを前提に、海洋放出による処分を行う、という政府の基本方針が示された。東京電力HDでは、これを踏まえて、安全性の確保を大前提に、風評影響を最大限抑制するための対応を徹底するべく、設備の設計や運用等の検討の具体化を進めている。本講演では、ALPS処理水の海洋放出の計画と現在の進捗状況を説明する。 【CPD行事 新申込システム】 申込は、⇒こちら よりお願いします。 |
2022年4月 終了しました |
「第78回技術士の夕べ」 「ハイパーカミオカンデで探る素粒子と宇宙」 【日時】2022年4月28日(木)18時〜20時 【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Tteamsを利用したweb 講演会) 【会費】500円(会員、準会員ともに) 【講師】平出克樹氏(東京大学宇宙線研究所 特任准教授) 【講演趣意】 岐阜県飛騨市の神岡鉱山内地下1,000mに存在する世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置スーパーカミオカンデは、超純水を蓄えた直径39m、高さ41mの巨大水槽内に取り付けた約11,200本の高感度な光電子増倍管でチェレンコフ放射を観測し、ニュートリノの質量やそれらの混合行列に関する詳細な分析を行っている。1987年のカミオカンデによる超新星爆発からのニュートリノ観測の成功以来、寿命が1E+34年以上とされる陽子崩壊の観測はスーパーカミオカンデに引き継がれている。最近では誕生以来の宇宙に蓄積されてきたニュートリノ探索等の研究も進められている。2020年より国際協力科学事業のハイパーカミオカンデ計画に着手し、茨城県東海村にある大強度陽子加速器J-PARCとの連携を含め、宇宙の物質の起源と素粒子の統一理論の解明を目指している。 講演では、ハイパーカミオカンデ計画の中核を担う東京大学宇宙線研究所特任准教授であられる平出克樹さまをお招きし、ニュートリノを観測する目的、素粒子理論とニュートリノ、そしてこれら一連の研究活動の概要と今後の展望について概説頂く。 【注意事項】 1)事前に以下「関連ページ」の資料リンクを参考 2)なお、本部HP(会員向け行事予定)のCPD行事 新申込システム(⇒こちら)(以下の関連ページにHPリンクあり)の「申込ボタン(遠隔個人の一括支払)」より申込をお願いします。 |
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