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●[特別寄稿「インターネット−ニューズリスト(NL)の試行」
ネットワーク担当G 岡野庄太郎委員]
インターネット電子メールでの情報交換は、今や常識となり、あらゆるグループ間の連絡や情報収集必須の手段となっている。
中でもメーリングリストやニューズリストと呼ばれている電子メール配信サービスは、既に技術士会の先進グループにおいて外部プロバイダーを利用し、盛んに利用されている。
この委員会及び生涯教育推進実行委員会では、2000年初頭からCPD及び研修会のご案内・返信を従来の往復葉書郵送から、上記電子メール配信システムを導入してスピード化と効率化の推進を計画し、ほぼ2年間の実績を残している。
結論として、大変多数の登録者にも拘わらず、内容が決定次第、即時に同時自動配信でき、参加希望の電子メール返信も極めて簡単にできる手段として定着した。
また、アウトソーシングによる外部ノウハウの導入と6000円/年と言った低コスト化が実現できたことは画期的であったと思われる。
▼メーリングリスト(ML)とニューズリスト(NL)
MLとNLの主な差異を少し解説すると、MLは登録者の情報UPが自由で、全ての登録者に同時自動配信される。NLは管理者登録された方々のみが情報UPすることが可能で、同時自動送信される。登録者と管理者間の交信は別のメールアドレスにより行えるシステムとした点にある。
このためにMLは、メンバー間の情報交換の手段としては、全員に知って欲しい連絡交換のような小配信に適し、NLは、大量のメンバーに提供するメールマガジン、研修会、CPDの開催案内等を配信するのに適している。その他、これらの中間の機能を持ったシステムも存在するが、ここでは省略する。
「情報は、双方向」と言った通念のもとに、イベントのご案内をMLでと主張する人もいるが、出欠の返信と情報交換メールとの混在が起こって登録者が増えれば増える程、管理仕切れない結果となるが予想されるので、NLを採用し、現在イベントの案内とメールマガジン(読み物)が適当であると判断して実行している。
MLは、皆が情報を共有する方がスムーズに運営できるような小グループの連絡用には最適で、技術士会の小グループでも既に多用されている。
▼イベント、読み物の配信手段としてのNLシステム
採用したNLのシステムは、自己意思を尊重したコマンド方式の自動機能を備えているので、慣れない人にトラブルが発生し易いのだが、重要事項は、
(1)コマンドによるNLへの登録(この方式は別途ガイド)する。
(2)参加の可否を管理者アドレスに指示された通りに返信する。
の2点なのである。その他、メールアドレス変更、登録解除等もコマンドによる情報収集も可能であるし、管理者との交信は、(2)の方法でUPすれば、希望、要望、問合わせもできるので大変便利である。
なお、管理用として、氏名;会員・非会員・技術士・修習技術者別;専門分野;所属会社名の管理名簿をエクセルで作成し、種別ソーテイング可能な名簿も作成・保有している。
▼NLは、各委員会、支部、部会等のイベント案内にも最適
ここ2年間ほど試行して会誌やチラシ案内によるイベント広報より優れたポイントとして、
(1)極めて優れた経済性が得られる、
(2)確率の高い参加予定者の把握
が可能である。があげられ、最適なシステムであることを体験した。
経済性については、NL使用費用は、登録者1000名以内までは6000円/月、1万名以内で12,000円/年と言った低コストであり、従来方法とは比べものにならない。
従って、現在の往復ハガキによる各グループのイベント案内をこの方式に切り替えることを薦めている。最近、部会や支部等の大部隊のイベント案内に利用したいとの問い合わせも出始めていることは、大変喜ばしいことである。
▼技術士会におけるNLシステムの導入で一段階の飛躍を
前項に記したように、進展させる第1ステップとして、時期的に新人の電子メール登録から開始することが必須であると考える。試験合格者には、希望者に(ほぼ責務として)電子メールアドレスを事務局に登録して貰い、各委員会、支部、部会等が必要に応じてソーテイングし、利用できるよう事務局に登録システムを作る。第2ステップとして現在のメンバーの希望により、同様の登録をして頂き、合流させる。と言った提案をするものである。
最後に、これらのシステム構築が進められる段階で現在の登録者名簿の移管やシステムの考え方、経験を踏まえた協力等も行いたいと考える。
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[行事案内:平成13年度第一次合格者向けの歓迎会
(岩熊まき委員)]
●12月21日発表の平成13年度第一次合格者向けの歓迎会が開かれます。身近に
" や っ た、合 格 !"
と喜んでいる方がいたらご案内ください。
平成13年度第一次合格者歓迎会
開催日 平成14年1月26日(土)
場 所 第1部発明会館(虎ノ門2丁目) 第2部虎ノ門パストラル
参加費用 5000円
第1部(13:00〜17:00) 進行(総合司会) 岩熊委員
1 祝辞 13:00〜13:15 佐藤会長
2 新技術士制度と修習技術者 13:15〜13:45 堀内専務理事
3 修習技術者の今後と修習ガイドブック 13:45〜14:25 佐藤副委員長
4.日本技術士会と年間修習計画 14:25〜14:50 岡本委員長
5.パネルディスカッション「技術士補(修習技術者)・私の場合」
15:05〜17:00 青技懇委員
及び最近合格の技術士補(修習技術者)
第2部(17:30〜19:30)
6.歓迎交流会 17:30〜19:30
今年の合格者は新制度の第1号であり、この歓迎会は修習技術者支援実行委員会が行なう修習技術者対策のスタートの行事でもあります。良き指導者との巡り合いの場を提供し、さらに技術士会員は今後の彼らの道標となるべく、大いに歓迎しようではありませんか。各部会等関係の皆様方、歓迎交流会に是非ご出席くださるようお願いいたします。
【内容】
・「新技術士制度と修習技術者」は、改訂された新技術士制度の趣旨と概要について。
・「修習技術者の今後と修習ガイドブック」は、新技術士制度下での二次試験受験までの3つの過程、二次試験合格を目指した修習のためのガイドブック(参加者には無料で配布)の紹介と説明。
・「日本技術士会と年間修習計画」は、日本技術士会の組織、技術士会が行なう修習技術者むけの各種行事や年間修習計画の説明と紹介。
・パネルディスカッション「技術士補・私の場合」は、青年技術士懇談会と最近の一次合格者が参加。合格後の意識の変化や、現状についての体験談など。
・「歓迎交流会(フリーディスカッションシン)」は、技術士会の各組織から多くの参加を予定。部会、プロジェクトチーム、青年技術士懇談会等々との交流と人脈形成の機会を与える。指導技術士(者)の紹介等具体的な要望に対応。この交流会は例年好評。
【会場所在地】
発明会館(港区虎ノ門2-9-14 TEL 03-3502-5499)
虎ノ門パストラル(港区虎ノ門4-1-1 TEL 03-3432-7261)
【問合せ】
日本技術士会事務局(港区虎ノ門4-1-20 TEL 03-3459-1331)
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[行事案内:−−先端研開始20周年目を迎えるに当たって−− (坂本恵一委員)
第59回技術士・修習技術者相互研修会/第220回先端複合技術研究会]
<<平成14年2月2日開催>>
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第59回技術士・修習技術者相互研修会/第220回先端複合技術研究会
−−先端研開始20周年目を迎えるに当たって−−
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先端複合技術研究会も本年で20周年目に入ることになりました。先端研の第1回は昭和58年2月に開催されましたので、お蔭様で20年の節目を迎える訳です。さきにも述べたように今後は修習習技術者を始めとする若手技術者の研修と交流の場とします。
今回は「若手技術士・修習技術者のための研修講座」の一環として、「修習技術者は技術士を目指して如何に修習するか」をテ−マに発表・パネル討論を行う。その後、新しく技術士・修習技術者となられた方による研究発表を行う。その後恒例により懇親会を行う。本年度修習技術者の参加を歓迎する。
日時:2月2日(土)技術士・修習技術者相互研修会13時−16時、
先端複合技術研究会16−18時(その後、18時−20時まで懇親会)
場所:日本技術士会第2葺手ビル5階A&B会議室、
主催:修習技術者支援実行委員会/青年技術士懇談会
会費:修習技術者1、000円 技術士2、000円
(懇親会参加費 2、000円 追加)
第59回 技術士・修習技術者相互研修会(13: 00〜16:00)
テ−マ「修習技術者は技術士を目指して如何に修習するか」
司会 修習技術者支援実行委員会 岡本邦彦
パネリスト:
1、修習ガイドブック総括(委員会副委員長 佐藤国仁)
2、修習技術者のオリエンテ−ション(委員会委員 岩熊まき)
3、修習技術者の能力向上講座(同上 加藤 孝)
4、修習技術者のネットワ−ク等(同上 尾本 健)
5、研究発表会の指導(同上 坂本恵一)
6、青年技術士懇談会との連携(同上 小林 進)
7、青年技術士懇談会の役割(青技懇代表 北尾由之)
第220回 先端複合技術研究会 (16:00〜18:00)
司会 先端研幹事 高島昭三
220−1、航空機の整備と航法 東芝 品川祐一
220−2、石油開発現場における流量計測
横河電機 笛木 学
220−3、栄養塩類の動態 修習技術者 益子 理
220−4、都市ガス問題 修習技術者 岩ケ谷昌敏
懇親会 (18:00〜20:00):
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[行事案内:青年技術士懇談会(1月・2月例会)のご案内
(青年技術士懇談会 北尾由之委員長)]
---1月例会のご案内 ---
青年技術士懇談会(1月例会)のご案内
1月の例会は「最近の産業機械の話題」
〜大容量サーボモータの活用〜
近年、産業機械には油圧機器から電動式の変革がなされております。省エネルギー法でも年間電力削減が必要であり、その設備の更新などに電動式の交換が好まれてます。今回は、電動式の中でもサーボモータの大容量の活用を例にしながら平易に解説します。設備導入や設備変更、更新、新規開発案件のヒントになれば幸いです。
記
日 時:平成14年1月18日(金) 18:30〜20:00
場 所:東京都港区虎ノ門4−1−2
日本技術士会 葺手第二ビル 5階 C,D会議室
最寄駅:地下鉄日比谷線 神谷町駅より 徒歩3分
会 費:1000円
当日連絡先:TEL 090-1980-1836
内 容:「最近の産業機械の話題〜大容量サーボモータの活用」
* お問い合わせは、
(担当幹事)戸谷技術士事務所 戸谷 次延まで
E-mail:tota@lemon.plala.or.jp(出来るだけE-mail,FAX
でお願いします)
TEL 046-272-6339 、 FAX 046-272-6339 まで
---2月例会のご案内 ---
青年技術士懇談会(2月例会)のご案内
青年技術士懇談会 幹事
修習技術者セミナーにご出席の皆様には、各々理想の技術士を目指して様々な活動
に取り組んでおられることと思います。青年技術士懇談会では、講演会、見学会、懇親会等を月例で開催し、技術の研鑚と交流に努めていますが、2月度の例会は技術士補をテーマとして取り上げます。
技術士法の改正により、今後技術士補の数が増加することが予想されており、技術士補が技術士会の開催する様々な活動に、より積極的に参加できるような環境が必要になっています。そこで、技術士補の能力形成・技術習得・人脈作り・懇談の場の提供を目的とし、2月例会では先輩技術士から技術士補に向けての講演及び技術士補同士のグループディスカッションを実施する計画です。本年度の新規合格者の参加も歓迎します。2月例会の案内を下記に示します。
出席のご連絡は、技術士会から皆様宛てに郵送される出欠葉書をご使用下さい。または、下記の問い合わせ先にFAX及びE-Mailでお申し込み頂いても結構です。ぜひ技術士補の活動の場を広げていきましょう。皆様の参加をお持ちしております。
記
日時:平成14年2月23日(土) 14:00〜17:00(例会後に懇親会を開催します)
>>>>>> 注:メールマガジン2号掲載内容から変更になっています。<<<<<<<<
場所:機械振興会館 B3-1会議室
営団地下鉄日比谷線 神谷町
都営地下鉄三田線 御成門駅・芝公園駅/浅草線
大門駅 各駅下車
【URL】 http://www.kskbldg-unet.ocn.ne.jp/gaibu/
当日連絡先TEL:070-5461-0576
会費:3,000円 (例会のみ出席の場合は1,000円)
内容:先輩技術士から技術士補に向けての講演、技術士補同士のグループディスカッション
【問い合わせ先】
青年技術士懇親会 2月例会幹事 (株)東芝 社会インフラシステム社 冨永泰志
TEL:044-548-5048 FAX:044-548-5944
E-mail:yasushi.tominaga@toshiba.co.jp
(お問い合わせは、なるべくE-mailでお願いします)
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[行事報告:第14回修習技術者研修セミナー、参加者のディスカッション
(佐藤国仁副委員長)]
●研修セミナーの実施報告は、3号のマガジンに掲載した。ここでは、研修セミナーのメインイベントである、参加者のグループ討議の結果を紹介する。
当日は、参加者を4つのグループに分け、それぞれのグループに、コーディネータ(青技懇所属技術士)、アドバイザ(実行委員会技術士)が入って、討論を進めた。
初日、1時間。2日目3時間半。合わせて4時間半ほどの長丁場の討議を行った。初日は堅かったメンバーも、初日夜の懇親会を経て翌日は、人となりも分かり、和やかな空気に変わる。あるグループは、黒板を持ち出して、手早く図にまとめ始める。他のグループは、議論百出。さらに他のグループは、大笑いをしながらテーマは拡散していく・・・
結果、次のような報告がなされることとなった。
グループA:「技術士を目指した修習をどう実践するか]
−まずは合格−
このグループは、初日のセミナーで講演があったQC7つ道具を早速応用し、「魚の骨」にて、二次試験合格までの、現状分析問題抽出を行った。そして、問題提起、改善案作成と続いて、最後にまとめ。第二次試験合格がとりあえずの目標(最終目標ではない!)だが、それだけではだめで、実務に役立てることも目標とする、が結論となった。
グループB:「技術士を目指した修習をどう実践するか]
−技術士としてふさわしい業務とは−
(1)独創的であること、(2)新商品開発、(3)論文発表がそれに該当すると考えたが、4年間でなかなか経験できないことが大きな障害。このグループも初日のセミナー講演の、情報処理能力の内容を参考にして、問題発見、解決能力が、「技術士にふさわしい」能力の重要な要件であると考えた。これを、問題発見→企画実行→評価のサイクルを回すことで、技術士にふさわしい能力が培われる、ということが結論となった。
グループC:「技術士を目指した修習をどう実践するか]
−何のために?現状の課題、勉強とこれから−
このグループは、グループとしての総括を出そうとせず、各メンバーの個人の意見をそのまま提示。帰納法で結論を出すのもかって、バラバラのままで結論を出さないのもかってとの、集約?であった。コーディネータが無理矢理一つの枠にはめることをしない場合、このようなユニークなグループも発生する。多様性はおもしろい。
グループD:「技術士を目指した修習をどう実践するか]
−技術士に向けての修習のポイント−
このグループは、最もまじめに、テーマから一歩もはずれることなく検討を進めていた。技術士試験に合格するための日々の準備、心構え、ノウハウを整理し、レポートにまとめていた。グループCおよびDが、多様性の両極端で、その対比が大変おもしろかった。
ここで行われたディスカッションは、事前にあらかじめ準備して参集したものではないから、当然、結論に高度の完成を求めることはできない。しかし、互いに全く知らないもの同士が、議長、書記、プレゼンターの役割分担を行って、わずか数時間で、ゼロから何らかの結論を導き出すことができるというのは、驚きです。さすがに一次試験合格者だけのことはあります。来年度、さらに多数の参加者にこの驚きの経験を体感していただきたいと念じている。
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[行事報告:技術士・修習技術者相互研修会/先端複合技術研究会報告
(坂本恵一委員)]
●去る平成13年12月15日(土)標記の研修会および研究会が、日本技術士会葺手第二ビル5階A・B会議室において開催された。
13時から16時までは技術士・修習技術者相互研修会として、『若年技術者のためのカリキュラム作成』をテーマとしたパネル討論が行われた。
まず、司会進行の岡本修習技術者支援実行委員長による『若年技術者育成と新技術士制度の果たす役割』とのタイトルにて、新技術士試験制度、修習技術者の修習方法、若手技術士育成方法などを含めて趣旨説明があった。
最初のパネリストとして矢部理事より、『安全移管する学問体系の構築「技術者のための安全学」(試行案)』に関しての講演があった。この中で、全体を10単位程度とする講義・研修・講演を含んだ安全学の提案がなされた。
続いて、佐藤修習技術者支援実行副委員長より、『技術者の経歴形成(社会へのアクセス論)』に関して、修習カリキュラム一覧表および経歴形成コース別所要能力特徴の対照表をもとに講演がなされた。また現在ガイドブックが印刷中であり、来年1月11日ぐらいにできあがることが報告された。
3件目として、都筑修習技術者支援実行委員より、『「コミュニケーション能力」をいかに育てるか』の題名で講演がなされた。この講演は自身の体験をもとにして、文書経験、カルチャーショック、文書添削に関して興味深い内容であった。
4件目は青年技術士懇談会の戸谷委員より、『問題解決能力』に関してパワーポイントを使った講演がなされた。この中では、パソコンのアプリケーションソフトのツールをうまく使った問題解決の方法が述べられた。
5件目は北尾青年技術士懇談会委員長より、『青年技術士懇談会の役割』について説明がなされた。
16時から18時までは、先端複合技術研究会の研究発表が、先端研幹事の高島修習技術者支援実行委員の司会で行われた。
1件目は(株)アルバックの坪井技術士による『プラズマ加工の技術開発を促進させる計測技術』と題して、反応性イオンエッチングのプラズマをもとに時連れに関して報告があった。
2件目は修習技術者の園家氏より、『ミサイルの性能予測』と題してミサイルの防御システム等に関して報告があった。
3件目は東芝・研究開発センターの石森技術士より、『遺伝子検査の特徴』と題して遺伝しセンサーに関する報告がなされた。
18時から20時までは懇親会が開催された。
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[田畑琢己委員からのメッセージ]
●今年から委員に加わりました「田畑琢己」(たばたたくき)です。技術士の技術部門は建設部門、選択科目は都市及び地方計画です。技術士試験の旧制度最後の平成12年度の技術士試験に合格しました。
私は東京農工大学農学部林学科を卒業し、埼玉県庁で道路建設・造園・建築・河川改修等の計画設計を担当しています。
技術士の受験動機は、平地の緑地、すなわち、都市計画区域内(特に市街化調整区域内)の緑地を保全・創出する専門家になりたかったためです。この分野は行政、民間とも専門家がいないため、都市住民の身近な環境(特に緑地)が乱開発の対象となっています。この問題を解決するためには、技術と法律の両方を扱える技術者又は法律家が必要です。
しかし、法律家は財産などの限られた対象しか扱った経験がないため技術者による積極的なアプローチが必要です。PL法の分野でも技術を法律に翻訳できる技術者が少ないため問題となっています。このため、今はもっと広く法律と科学技術の関わりについて関心をもって杉本先生(化学部門)の「法律講座」にも参加しています。
修習技術者支援実行委員会に参加した動機は、私が一次試験に合格し指導技術士を見つけるのに苦労したため、指導技術士の充実に努めたいと考えたこと、前に述べた法律と科学技術を修習技術者と一緒に考えていきたいということです。
よろしくお願いします。
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【あとがき】新世紀の9月に第一号を発刊し、はや4ヶ月となります。世の中不景気風が吹き荒れ、寒い年末になりました。しかし、今年も多数の一次試験合格者が生まれ、技術士・修習技術者の輪が広がっていく嬉しさは格別です。当メールマガジンをご存知無い方々にも広く知って頂くための情報技術も大切だと実感しております。来年の歓迎会で多くの方にお会いし当マガジンが広まることを願って、年末を迎えたいと思います。来年も宜しくお願い致します。(尾本) |