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【技術士補・修習技術者メールマガジン2002/11/20】

修習委員会の組織と課題

メールマガジン第13号(次目

□ 目   次

●巻頭言:委員長引継のごあいさつ
(佐藤国仁委員長)

●特別寄稿:修習委員会の組織と課題
(佐藤国仁委員長)

●行事案内:12月度技術士・修習技術者相互研修会/先端複合技術研究会
   テ−マ:「近代産業革命史と21世紀初頭の産業の変革」
   日時:12月14日(土)13:00〜18:00
(岡野庄太郎委員)

●行事案内:一次試験合格者歓迎会(予定)
   日時:平成15年2月15日(土)13:00〜20:00
(岩熊眞起委員)

●行事案内:青年技術士懇談会(11月例会、12月例会)のご案内
   日時:11月29日(金)18:30〜20:30
      12月 7日(土)18:30〜20:30
(青年技術士懇談会 時合健生委員長)

●行事報告:第15回修習技術者研修セミナー 成功裡に終了(速報)
   日時:11月16日(土)〜17日(日)
(小林進委員)
 

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巻頭言
委員長引継のごあいさつ


修習技術者支援実行委員会委員長 佐藤国仁


 岡本前委員長から、当委員会の委員長を引き継ぐことになりました、佐藤国仁と申します。岡本前委員長は、20年にもわたって、若手技術者の教育を進めてこられ、その功績は、まことに大きなものでありました。この功績により、本年大臣表彰の栄誉を受けられたことはすでに、本欄にても紹介があったとおりです。
 一方、私、佐藤は、本委員会が、技術士補対策委員会と称していた頃から数えても、わずか数年の経験を保有するに過ぎません。経験、能力が不足する分は、当委員会の委員のお力をお借りして、活動を絶やさないよう続けて参りたいと思います。
 さて、これからの当委員会の役割を考えるに、これまでとは比較にならない、多数の修習技術者が誕生することが、すべての前提となります。これから続々と誕生する(主として若手の)修習技術者に対して、あるべき修習の内容とレベルを示し、修習の機会を用意することが、当委員会の任務と言うことになります。
 この実現のため、今後は、各支部、青年技術士懇談会、企業内技術士連絡会等との連携を深め、修習を実り多いものにすることを計画しています。関係各位のさらなるご支援をよろしくお願いいたします。   以上
 

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[特別寄稿:
修習委員会の組織と課題
佐藤国仁委員長]
 11月の修習委員会にて、委員会の新しい体制の骨子が以下の通り決まりました。ここでは、委員会体制を大きく3つのグループに分け、それぞれが、自律的に業務を進めることができるようにします。そしてこの他に、各支部に連絡できる支部委員を設定していただき、各地域においても、修習技術者向けの事業が実施することができる準備を進めたいと考えています。

1.組織
 委 員 長:佐藤国仁
 副委員長:岩熊眞起(制度)、岡野庄太郎(事業)、尾本健(広報、組織)
 顧    問:岡本邦彦

2.委員会のミッション
 一次試験合格者に対して、所定期間(4年)にて、技術士(専門職技術者)としての基本的能力を獲得させる
┌──────────────────────────┐
│専門職技術者(PE)=専門能力&倫理規範&社会の承認│
│ 1)専門技術知識                  │
│ 2)業務遂行に必要な能力              │
│ 3)社会のニーズに的確に対応する能力        │
│ 4)社会からの信頼と尊敬を得る能力         │
│ 5)社会的責任を果たす能力             │
└──────────────────────────┘

3.今後の修習委員会の課題およびグループ編成
3.1 修習技術者制度の確立【制度検討G】
 課題:法による枠組みはできたが、その運用基準の整備およびガイドブックの充実が必要
(1)修習基準の制定(「修習技術者書類審査指針検討委員会」活動への支援)
(2)修習ガイドブックの充実

3.2 修習事業の充実【事業実行G】
 課題:これまでに定着している行事、研修の実施。これからは、各支部、企業などとの連携、拡大を目指す。そのための総合的な企画・検討が必要。
(1)総合カリキュラム計画立案
(2)4大行事(歓迎会、青技懇セミナー、発表大会、研修セミナー)実施
(3)相互研修会、研究発表、懇親会開催

3.3 修習委員会の組織強化【広報・組織G】
 課題:技術士補から修習技術者へと対象が拡大。技術士会内外の他機関との連携および委員会の体制の強化が必要
(1)HP、ML、NL運営
(2)他機関との協力支援体制の維持、強化。特に、青技懇、企業内技術士会および支部
(3)委員会全体の管理(工程、議事録、資料、収支、名簿)

3.4 各支部【支部連絡員】
 課題:修習技術者支援活動の定着
(1)一次試験合格者歓迎会の実施
(2)その他、支援活動の実施    以上

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[12月度技術士・修習技術者相互研修会/先端複合技術研究会
テ−マ:「近代産業革命史と21世紀初頭の産業の変革」
岡野庄太郎委員]
●修習技術者のための修習ガイドブックに沿って年間の研修カリキュラムを作成中ですが、今回は「近代産業革命史と21世紀初頭の産業の変革」を取り上げ、技術者としての見識の中、18世紀に始まり現代に至る産業革命の潮流と言った知識は得る機会も少ないので、ここに企画しました。
 この分野の専門家であられる技術士の方々に講演をして頂き、自己の技術者としての活動に生かして頂きたいと考えます。また、恒例の研究発表と懇親会も開催します。
 なお、来年度から本格的な新技術士法の施行に入り、研修のシステム作りの一環として参加会費をを「会費」欄の通り、明確にしました。また、当日受付で区分に関する確認が行われることがございますので宜しくご協力をお願いします。
              
日時:12月14日(土)・技術士・修習技術者相互研修会     13時〜16時
          ・先端複合技術研究会          16時〜18時
          ・懇親会                18時〜12時
場所:日本技術士会葺手第2ビル5階
主催:修習技術者支援実行委員会
会費:日本技術士会準会員の修習技術者/技術士補1,000円、
   会員技術士2,000円
   上記非会員の    修習技術者/技術士補2,000円
   懇親会参加費2,000円追加

参加申込:メール宛先:cmtesiho@engineer.or.jp
   12/14,懇親会可否、記号(A,C,D別)専門、氏名を送信
  (A:会員技術士、C:準会員修習技術者/技術士補、D:非会員の同左)

第4回修習技術者講座                   (13時〜16時)
テーマ:「近代産業革命史と21世紀初頭の産業革命」
              司会:修習技術者支援実行委員会 岡野庄太郎

1.近代産業革命史                電気・電子 岡本邦彦

2.情報通信産業の変革と展望            情報工学 石田厚子

3.新エネルギーへの変革と展望          電気・電子 石塚 猛

第225回 先端複合技術研究会
               司会 修習技術者支援実行委員会 高島昭二
・225-1:都市地下空間利用はどんな場合に有利性があるか
                      総合技術監理部門 西 淳二
・225-2:港の活性化に向けた参加型」計画ずくり
                          建設部門 松永昭博
・225-3:プレキャストアーチカルバートオの試験施工と現場計測
                          建設部門  松本正人
懇親会 18時〜20時                        以上

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[行事案内:一次試験合格者歓迎会(予定)
岩熊眞起委員]
●今年度もたくさんの方が挑戦しました。晴れて合格された方々を歓迎し、今後の修習のためのガイダンスを下記の要領で行います。

日時:平成15年2月15日(土)13:00〜20:00
場所:第1部 講演等(機械振興会館ホール)
   第2部 歓迎交流会(機械振興会館6階)
会費:5000円
内容:(予定)
  講演「新技術士制度と修習技術者」
  講演「修習技術者の今後と修習計画」
  パネルディスカッション「技術士補(修習技術者)・私の場合」
  歓迎交流会(フリーディスカッション)

 新合格者は、先輩や同輩との交流を楽しみにして参加します。そして、今後の修習技術者時代の過ごし方に多くのヒントを得て帰っていきます。ベテランの先輩として、兄貴分の先輩としておおいに歓迎しましょう。

 なお、歓迎会は例年1月の最終土曜日に行っていましたが、14年度は合格発表が1月になったことから2月15日開催となりました。    以上
 

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[行事案内:青年技術士懇談会(11月例会、12月例会)のご案内
青年技術士懇談会 時合健生委員長]
●下記の通り、青年技術士懇談会11月、12月例会を開催しますので、ご案
内致します。

◇11月例会は「講演会」です。
 時間的、空間的広がりを見せる今日の環境問題の解決に、技術者に求められ
る役割は少なくありません。
そこで今回は環境特集として、地球温暖化、ランドスケープの第一線で御活躍
の先生方からお話しをいただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

日時:11月29日(金)18:30〜20:30
場所:日本技術士会第二葺手ビル5階(A・B会議室)
※申込者数が会場定員数を上回った場合には変更することもあります。
  直前に担当幹事にお問い合わせ頂くか、青技懇のホームページをご覧下さい。
  URL:http://www.engineer.or.jp/cmty/seigikon/
 またNL加入者には直前に変更通知を連絡致します。

講演者および講演内容:
「昨今の温暖化に関する諸問題とこれから技術者に望まれること」
  (新田義孝:電力中央研究所 CS推進室研究参事
                    兼四日市大学環境情報学部教授)
「緑のあるまちづくりと諸問題」
  (島田正文:日本大学教授 技術士(建設・都市及び地方計画))

会費:1,000円    CPD:2ポイント
*お問い合わせは、11月例会幹事の笠井、近江 まで。
 E-Mail:kk2353@tk.pacific.co.jp、ohmi@bioindicator.co.jp

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◇12月の例会は1年の締めくくり「忘年会」です。
スペイン風居酒屋シエスタ(銀座)を貸し切りで行いますので、スペイン料理
を楽しみながら、情報交換、親睦を深めましょう。皆様の参加をお待ちしてお
ります。

日時:12月7日(土)18:30〜20:30
場所:スペイン風居酒屋シエスタ(銀座)
  東京都中央区銀座7-8-19東京ビル1F、TEL:03-3573-1021
  営団地下鉄銀座線銀座駅A1出口から徒歩5分、JR有楽町駅から徒歩10分
   店舗紹介URL → http://www.la-siesta.tokyo.walkerplus.com/
会費:5,000〜6,000円を予定。
  (当日の参加人数により若干の変更があります。)
なお、当日16:00より活動報告会を開催いたしますので、こちらにも参加いた
だけますようよろしくお願いいたします。(活動報告会の場所は追ってホーム
ページ等で御案内します)
*お問い合わせは,12月例会幹事 松浦勝博まで。
  TEL 090-4717-3667
  E-mail: matsuura@nihondengi.co.jp,katu.matsuura@nifty.com 以上
 

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[行事報告:第15回修習技術者研修セミナー 成功裡に終了(速報)
日時:11月16日(土)〜17日(日)
小林進委員


●去る、11月16日(土)、17日(日)の2日にわたり、「第15回修習技術者研修セミナー」を開催した。当日は、九州から新潟、宮城まで全国から36名の修習技術者が集まり、修習技術者相互のネットワークを構築するとともに、先輩技術士との交流を深めることができた。

 両日ともに、青年技術士懇談会(以後、青技懇と記す)の笠井委員の司会により進められた。
 まず、16日は、青技懇の時合委員長による開講式に始まり、佐藤委員長から「新しい技術士制度と修習プログラム」について講演があった。続いて、基幹能力開発プログラムとして、最初に「情報処理能力」について青技懇の戸谷委員より「鮮度の良い情報を獲得する」をテーマに講演があった。この講演では、修習時代をどのように過ごしたら良いかという情報提供を目的に、情報の意味について講師の体験をもとに説明があった。

 次に、「問題発見解決能力」について、同じく青技懇の秋好委員より「THE VISION OF ENGINEER すべては戦略から始まる!」をテーマに講演があった。この講演では、企業戦略の立案プロセスをもとに、技術者のビジョン、戦略立案の仕方について説明があった。両講演ともに、講師の実務体験に基づいた実践的な内容であり、受講者の興味を引いていた。

 次に、最近第二次試験に合格した先輩の体験談をもとに「私のキャリアパス」と題したパネルディスカッションが行われた。最初に、青技懇から参加して頂いた3人のパネリストから話題提供があった。まず、石井委員より「私のキャリアパス 私の修習時代〜現在」をテーマに話があり、技術士会との出会いが自分を変え、学位取得に結び付いたことを述べていた。続いて、中村委員より「私が技術士になれた理由 扇子技術者のすすめ」をテーマに二次試験合格までの取り組みについての話があり、扇子を例に、得意分屋を要に、すそ野が広く、情報発信のできる技術者像を提示していた。最後に、田畑委員より「私のキャリアパス(技術士を目指して)」をテーマに、自らの受験体験を例に、実際に取り組まれた内容、その後の活動について話があった。この後、休憩をはさみ、受講者から寄せられた質問票をもとにパネル討論を行った。質問の中には、「技術士とは何か」などパネリストが回答に悩む質問から、日常業務の中で経験論文に結び付くテーマの見つけ方など受講者が実際に直面している問題
まで幅広く質問があり、受講者を交えた活発なパネルディスカッションが行われた。

 引き続き、翌日のグループ討議に備えて、5グループに分かれてグループリーダと討議テーマの選定が行われた。今年は、「修習技術者時代にやるべきこと」、「技術士へのアプローチ計画」、「理想とする技術士になるには」の3つのテーマが提示された。初対面のためか最初は話がスムーズに進まない様子であったが、徐々に活発に意見交換が行われるようになり、わずか30分の間に各グループともに役割と討議テーマを決定することができた。

 初日の最後は、本研修セミナーのメインイベントともいえる情報交流会が行われた。小林委員の司会のもとに、佐藤委員長の挨拶、長谷川委員による乾杯により情報交流会が始まった。受講者は、ネットワークづくりを目指して、名刺交換と懇談に精を出し、先輩技術士よりさまざまなアドバイスを受けていた。また、会場内にはいくつもの輪ができ、余りにも話が盛り上がり、予定していた自己紹介が行えないほどであった。定刻の2時間が過ぎたたため、秋池委員の1本締めで一旦中締めを行ったが、その後も意見交換が続き、予定時刻を30分以上過ぎて会場の係りから追い出される状況であった。

 翌17日は、各グループのコーディネータが紹介された後、昨日取り決めたテーマについてグループ討議を行った。今年は、午前中2時間で検討した内容を取りまとめ、昼食をはさんで中間発表と意見交換を行い、その結果を踏まえて検討結果をまとめる方法にした。

 当初、時間的に厳しいと思えたが、各グループともに時間内に異なる意見をうまく整理して、グループとしての見解を取りまとめていた。また、一晩テーマについて考えた意見を持ち寄って議論を進めるなど、各グループ毎に進め方に工夫が見られた。さらに、グループ員が一丸になって発表資料を取りまとめている様子は、昨日、初めて会った者同士とは思えないほどであった。最後の成果発表では、具体的な取り組みについての質問が多くあり、活発な意見交換が行われた。

 成果発表の後、今回の研修セミナーについての講評が小林委員よりあった。続いて、佐藤委員長から全員に修了証が送られ、実り多い研修会が終了した。

 このように、青年技術士懇談会の各委員、技術士会事務局、そして、修習技術者支援実行委員会の各委員の協力とご支援により、第15回修習技術者研修セミナーを成功裏に終了できたことに、厚くお礼申し上げます。    以上
 

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【あとがき】多くの修習技術者の方々に支えられ、当メールマガジンも13号を発行することができました。13号と言えば、丁度一年となるべきところですが、行事等の関係で、本年1月と5月は発行しておりません。結果的には、創刊号発行の昨年9月23日から1年2ヶ月になります。また、当委員会のホームページも開設が今年の3月4日ですから8ヶ月を経過しましたことになります。今後の目標は、佐藤委員長の方針の一つであります、内外組織や支部との連携強化があります。今後共、多大なるご支援を頂き更なる発展を遂げたいと願っております。(尾本)
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    総編集長: 修習技術者支援実行委員会委員長  佐藤国仁 
     編集長: 修習技術者支援実行委員会副委員長 尾本 健
      発行: 修習技術者支援実行委員会
      (〒105-0001 東京都港区虎ノ門4ー1ー20 田中山ビル8階)
技術士補・修習技術者に関するご意見・ご要望は、cmtesiho@engineer.or.jpにメールをお願い致します。転載を希望する場合は修習技術者実行委員会にご連絡下さい。また、記事の訂正・最新情報は    http://www.engineer.or.jp/cmty/cmtesiho/
をご覧下さい。行事の参加方法、行事の最新情報を掲載しています。


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