技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)に関する質問
Q1:なぜコンピテンシーが定められたのですか。
技術士は「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」と技術士法に定義されていますが、これらの業務を行うために、技術士に求められる資質能力が明確に定められていませんでした。
技術士制度の活用促進を図るためには、全ての技術士に求められる資質能力に加え、技術部門ごとの技術士に求められる資質能力を定めることも必要であり、その際に、技術士資格が国際的通用性を確保するという観点から、国際エンジニアリング連合(IEA:インターナショナル・エンジニアリング・アライアンス)の「専門職として身に付けるべき知識・能力」(PC:Professional Competencies)を踏まえることが重要であるとのことから、文部科学省の技術士分科会において、「専門的学識」「問題解決」「マネジメント」「評価」「コミュニケーション」「リーダーシップ」「技術者倫理」の項目を定め、各々の項目において、平成26年3月に技術士であれば最低限備えるべき資質能力として定められました。
Q2:コンピテンシーが改訂された理由を教えてください。
国際エンジニアリング連合(IEA:インターナショナル・エンジニアリング・アライアンス)が定めた、技術者教育履修者、専門技術者資格認証者に必要な知識、資質能力の実質的同等性の判断基準と、認定・評価の考え方(GA & PC:グラデュエイト・アトリビューツ・アンド・プロフェッショナル・コンピテンシーズ)が改訂されたことを受け、文部科学省の技術士分科会において、この改定に対応するため技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)が改訂されました。
Q3:コンピテンシーとは何ですか。
「専門的学識」、「問題解決」、「マネジメント」、「評価」、「コミュニケーション」、「リーダーシップ」、「技術者倫理」、「継続研さん」の各々の項目において、技術士であれば最低限備えるべき資質能力が定められています。
Q4:コンピテンシーが改訂されたことによる試験への影響(変更)はありませんか。
令和元年度より実施してきた現行の筆記試験の試験問題、口頭試験での試問事項を通し全体として、改訂されたコンピテンシーの内容に対応できているとの判断から試験内容については変更ありません。
Q5:改訂されたコンピテンシーを令和8年度から適用するのはなぜですか。
コンピテンシーは令和5年1月に文部科学省において改訂されました。その後、本会において、改訂されたコンピテンシーへの対応の必要性及び試験への適用時期の検討を行い、試験をこれから受けようとする方々へ周知期間を1年程度確保することを考慮し、また、APECエンジニアにおける改訂されたコンピテンシーでの審査受付開始時期と協調するため、令和8年度から適用することを令和6年11月に文部科学省に報告し了承されました。
Q6:改訂されたコンピテンシーを令和8年度から適用することを受験者へどのように周知されたのですか。
令和6年11月13日に開催された文部科学省の技術士分科会試験部会で試験内容を変更する必要はないことを了承いただき、令和7年度の技術士第二次試験受験申込み案内及び本会のホームページに、令和8年度技術士第二次試験より、改訂されたコンピテンシーを適用した試験を実施することを掲載しました。
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