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電気電子部会「電力エネルギー構想会議」からのお知らせ

平成25年7月10日

　公益社団法人日本技術士会　電気電子部会では、「防災会議」の東日本大震災の復興支援の取組みの1つとして、部会内に「電力エネルギー構想会議」を設立し、復旧・復興支援につながる提案や提言を行ってきました。
　電力エネルギー構想会議では、[1]節電分科会　[2]電力供給分科会の二つの分科会を設置し検討を行ってきました。今回、その結果を最終報告いたします。

1. 節電分科会では、小口需要家（中小企業等）及び一般家庭が比較的無理なくできる節電メニューを提案し、節電の支援をおこなってきました。
   すでに日本技術士会のホームページに掲載されていますが、平成23年12月に作成掲載した「今冬の節電に関するご案内」を始めとし、平成24年6月に掲載しました「この夏の節電に関するご案内」そして、平成24年12月に前回の見直しを行い新たに「今冬の節電に関するご案内」を掲載しました。
2. 電力供給分科会(1)では、重要施設の電源確保に関する検討を行ってきました。東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の全電源喪失事故の深刻さに鑑みて、電気電子部門の技術士の立場で実務的な技術知見をもとに重要施設における電源確保対策について検討した事項を「重要施設(原子力発電所等)の電源確保に関する検討報告」として取り纏め平成24年7月の報告会で報告し皆さんの意見を参考に見直したものを平成24年12月にホームページに掲載しました。
3. 電力供給分科会(2)では、電力供給のベストミックスについて将来の電力エネルギー供給における適切な電源構成を検討してきました。
   検討した事項を「電力エネルギー・ベストミックス中間報告」として平成24年7月に、中間報告を行い、その後、皆さんからの意見を反映し見直したものを、平成24年12月にホームページに掲載しました。その後、更に検討を重ねた結果を、今回、最終報告いたします。