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修習技術者

12月度修習技術者研修会/先端複合技術研究発表会

2010 年12 月修習技術者研修会/先端複合技術研究発表会
(社)日本技術士会修習技術者支援実行委員会

1. 日時

2010 年12 月11 日(土) 13:00〜20:00

2. 場所

日本技術士会 田中山ビル9階

3. 今月の課題

「行動原則」 : テーマ「技術史、循環型社会対応、地球温暖化対策」

(1)研修会講演
1.「産業遺産と産業考古学−その社会的意義を考える−」工博 埼玉大学客員教授 前埼玉大学教授 小山 徹氏
2.「水循環と資源活用のためのソリューション」 技術士(電気電子部門、総合技術監理部門) (株)東芝 篠原 哲哉氏
3.「地球温暖化対策の行動原則」 工博 東北大学教授 前東京大学客員教授 島田 明夫氏
(2)「先端複合技術研究会」

(3)会 費
・ 準会員B、非会員修習技術者、JABEE 認定課程在学生及び学生、大学院生:1,000 円
・ 正会員:2,000 円
・ 上記以外(非会員):3,000 円
・ 情報交流会に参加する場合、1,000 円追加になります


4. タイムスケジュールと講演内容

2010 年12 月修習技術者研修会/先端複合技術研究発表会 (
時間 内容                       司会 : 島田 健夫三氏
13:00〜13:05 開会挨拶
(社)日本技術士会 修習技術者支援実行委員会 委員長 小林 進氏
修習技術者研修会
13:05〜14:00 「産業遺産と産業考古学 −その社会的意義を考える−」
工博 埼玉大学客員教授 前埼玉大学教授 小山 徹氏
14:00〜14:55 「水循環と資源活用のためのソリューション」
技術士(電気電子部門、総合技術監理部門) 株式会社東芝 篠原 哲哉氏
14:55〜15:05 休憩
15:05〜16:00 「地球温暖化対策の行動原則」
工博 東北大学教授 前東京大学客員教授 島田 明夫氏
16:00〜 休憩
先端複合技術研究発表会
16:00〜16:40
16:40〜17:20
17:20〜18:00
18:00〜情報交流会

※上記、プログラムは当日変更となる場合がありますのでご了承ください。
講演概要と講師プロフィール

1. 産業遺産と産業考古学 −その社会的意義を考える− 小山 徹(こやま とおる)

●講演概要
工学技術は、広義の自然法則を合目的的に援用してヒトのまわりに人工的な環境を構築しようとするヒトの営みである。物質的な産業遺産によりヒトの過去を実証的に研究する産業考古学の手法は、産業史、技術史の分野でも重視され、今日、産業技術ないし産業遺産を専門に扱う「産業考古学の博物館」や「技術史の博物館」の在り方が論じられている。従来の博物館のように単体かつ静態での保存でなく、一連のシステムとして動態で現地保存、遺跡そのものの博物館化が考えられる。ヒトは技術によって輝かしい過去を残してきたが、忌まわしい負の遺産も持ち続けている。先端技術による正の遺産とともに、負の遺産を残さない努力が望まれる。

●講師プロフィール
1935 年生。57 年京都大学工学部卒。59 年大学院修了後に帝都高速度交通営団採用、電車線の研究。技師、調査役、参事。65~-66 年スウェーデンに在外研究派遣、ATC と電子技術研究。76 年京都大学工学博士 (地下電気鉄道の電食に関する研究)。90 年から文部教官教授に転出し、群馬高専教授併任、埼玉大学教授、2000 年停年退官。地域共同研究センター客員教授を経て, さいたま市の公共交通研究会顧問。01~05 年産業考古学会会長。研究の関心は都市交通システム。共著に『鉄道と文化』『電気工学事典』、剛体電車線でOHM 賞受賞。

2. 水循環と資源活用のためのソリューション 篠原 哲哉(しのはら てつや)

●講演概要
地球規模の大きな課題として人口急増に伴う食糧、水、エネルギーの不足、資源の枯渇などがある。食料を作るには水が必要であり、利用可能な淡水は偏在する。海水から淡水を得るにはやはりエネルギーが必要である。エネルギーを得るために化石燃料を使えばCO2が発生し、これが地球の温暖化、さらには水循環に影響を与える。このように社会インフラの課題は互いに絡み合っており、これらを解決するには全体最適を見据えたアプローチが必要となる。

●講師プロフィール
株式会社東芝 スマートコミュニティ事業統括部 技師長
1957 年大阪府生まれ。1980 年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。同年東京芝浦電気株式会社(現 株式会社東芝)に入社し、システムエンジニアとして上下水道プラントの電気設備、監視制御システム等の構築に従事。2001 年から事業企画立案等を手がけ、2008年度から社会システム社 水・環境システム技師長、2010年10月から現職。所属学会:電気学会、環境システム計測制御学会。

3. 地球温暖化対策の行動原則 島田 明夫(しまだ あきお)

●講演概要
地球温暖化対策に対する世界的な関心が高まりつつあり、ポスト京都議定書の枠組みの検討が進んでいる。ここでは、(1)地球温暖化のメカニズム、(2)エネルギー効率の改善方策、(3)化石燃料からの転、(4)温暖化対策としての国内排出権取引等について述べる。

●講師プロフィール
東北大学大学院法学研究科公共政策大学院 教授 (国土交通省研究休職)
1956 年東京都生まれ、1980 年3 月東京大学経済学部経済学科卒業。1980 年4 月建設省入省。1990 年5 月から1993 年4月まで在英国日本大使館一等書記官。その後も引き続き建設省、国土庁、国土交通省等で政策の企画立案の業務に従事、現在に至る。この間、2007年10 月から2009 年3 月まで、東京大学大学院法学政治学研究科客員教授として環境政策演習を担当し、2008 年7月から2010 年7月まで政策研究大学院大学教授としてまちづくりプログラムを担当。2010 年8 月より現職として都市法、まちづくりワークショップ等を担当。東京大学博士(工学)。所属学会:環境法政策学会、環境経済政策学会、環境アセスメント学会、都市住宅学会、不動産学会、法と経済学会。

このページのお問い合わせ先:事業部
電話:03-3459-1331

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