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平成22年2月度修習技術者研修会／先端複合技術研究発表

修習技術者むけ行事のご案内

2010 年2 月修習技術者研修会／先端複合技術研究発表会
(社)日本技術士会修習技術者支援実行委員会

日時

2010 年2 月13 日(土) 13：00〜20：00

場所

日本技術士会 葺手第二ビル5 階

今月の課題

「専門技術能力」

テーマ

「新エネルギー技術」
　(1)研修会講演

(2)「先端複合技術研究会」

会 費

・ 準会員B、非会員修習技術者、JABEE 認定課程在学生及び学生、大学院生：1,000 円
・ 正会員：2,000 円
・ 上記以外（非会員）：3,000 円
・ 懇親会に参加する場合、1,000 円追加になります

タイムスケジュールと講演内容

タイムスケジュール
時間 内容 司会 ： 井原 博之氏
13:00〜13:05 開会挨拶
（社）日本技術士会 修習技術者支援実行委員会 委員長 小林 進氏
修習技術者研修会
13:05〜14:00 「マイクロ水力発電開発の現状」
日本工営 技術士（電気電子部門） 長谷川孝道氏
14:00〜14:55 「集中連系型太陽光発電システム実証研究」
関電工 技術・事業開発本部 技術開発部 技術研究所 宮本裕介氏
14:55〜15:05 休憩
15:05〜16:00 「風力発電」
風21 技術士事務所 工博、技術士（電気電子部門） 前八戸工大教授 土屋敬一氏
16:00〜休憩
先端複合技術研究発表会
16:00〜16:40
16:40〜17:20
17:20〜18:00
18:00〜懇親会
※上記、プログラムは当日変更となる場合がありますのでご了承ください。

講演概要と講師プロフィール

1． マイクロ水力発電開発の現状 長谷川 孝道（はせがわ たかみち）
●講演概要
古くから身近で利用してきた水の力。ふと気が付いた時、自宅の近所で発電していた、などという時代になりつつある。その担い手となるのがマイクロ水力発電である。マイクロ水力開発を取り巻く状況、電力会社が持つ大型水力機器を小さくしただけでは実現できないマイクロ水力発電の技術的課題、マイクロ水力用水車発電機等の技術を紹介すると
ともに、マイクロ水力開発の経済性について紹介する。
●講師プロフィール
1955 年神奈川県生まれ。技術士（電気電子部門：発送配変電）。1979 年上智大学理工学部電気電子工学科卒業。日本工営株式会社入社、横浜工場にて水力発電所の自動制御装置の設計に従事し、1982 年より海外の小水力発電、地熱発電所、変電所の建設工事に従事、1995 年より現在の部署にて、道路・河川・ダム等の電気設備設計に従事。現在、電気技術部専門部長。

2． 集中連系型太陽光発電システム実証研究 宮本 裕介（みやもと ゆうすけ）
●講演概要
政府は、地球温暖化対策として太陽光発電の導入量を2020 年までに現状の20 倍、2030 年までに40 倍にするという目標を示している。これを契機に太陽光発電の導入に関する議論が高まり、具体的施策も出されてきている。本講演では住宅用太陽光発電システムが1 つの配電線に大量に接続される際に生ずる、配電線の電圧上昇などの影響やその対策技術について解説する。
●講師プロフィール
株式会社 関電工 技術・事業開発本部 技術開発部 技術研究所 主任
1973 年生まれ。1996 年中央大学理工学部電気電子工学科卒業。同年株式会社関電工入社、2002 年よりNEDO 技術開発機構委託事業「集中連系型太陽光発電システム実証研究」などに従事、現在に至る。所属学会：電気学会、電気設備学会

3． 風力発電 土屋 敬一（つちや けいいち）
●講演概要
風力発電は最近の地球環境問題への関心の高まりと共に世界的に開発・導入が進んでいる。ここでは、（1）風力エネルギーの特徴、（2）風力発電に関する基礎事項（[1]風力エネルギーから機械エネルギーへの変換原理、[2]翼枚数・トルク・回転数の関係、[3]風力発電機の形式、[4]年間取得エネルギーの計算法、[5]経済性計算、[6]kW 効果とkWh 効果の違い）、（3）風力発電の技術動向、（4）国内外の導入状況と今後の予測等について述べる。
●講師プロフィール
1938 年長野県生まれ、1962 年3 月東北大学工学部電気工学科卒業。1962 年4 月日本国有鉄道入社、1986 年9月日本国有鉄道民営化に伴い同社退職、東北電力（株）へ転職。以後風力発電の研究開発に従事。1998 年同社定年退職後、八戸工業大学エネルギー工学科教授等経て、技術士事務所「風21」開業。博士（工学）、技術士（電気・電子部門）、第一種電気主任技術者。所属学会等：電気学会、機械学会、風力エネルギー協会