ホーム修習技術者行事のご案内平成21年7月度修習技術者研修会/先端複合技術研究発表会
7月度修習技術者研修会のご案内
2009年7月 修習技術者研修会/複合先端技術研究発表会
(社)日本技術士会 修習支援実行委員会
平成21年7月11日(土) 13:00〜20:00
日本技術士会 葺手第二ビル5F
「行動原則」− 技術者倫理と社会的責任、環境、安全 −
タイムスケジュール
13:00−13:10
開会挨拶
(社)日本技術士会 修習支援実行委員会 委員長 小林 進
修習技術者研修会 司会 原 洋介
13:10−14:00
講演1 藤本 温(名古屋工業大学 大学院 工学研究科 准教授)
テーマ「社会が求める技術者の倫理とその背景」
14:00−14:50
講演2 岡田惠夫(建設部門、総合技術監理部門:(株)フジタ)
テーマ「企業不祥事と内部統制」
14:50−15:00 休憩
15:00−15:50
講演3 中村昌允氏(化学部門:東京農工大学大学院技術経営研究科 教授)
テーマ「製品事故と技術者の責任」
15:50−15:55
第一部閉会の挨拶
修習支援実行委員長
15:55−16:10 休憩
16:10−18:00 先端複合技術研究発表会
18:00−20:00 懇親会
7月度修習技術者研修会のご案内
講演1 藤本 温氏
(名古屋工業大学 大学院 工学研究科 准教授)
テーマ「社会が求める技術者の倫理とその背景」
講演概要
技術者倫理ということが日本で言われるようになって約10年になります。本講義では、「社会が求める技術者の倫理とその背景」という観点から、この10年間の動向−倫理規程、企業倫理との関わり、教育現場の状況を振り返ります。そして、倫理問題に関しては、基本的なことに立ち返ることが大切であることを再確認したいと思います。
講演2 岡田惠夫氏
(建設部門、総合技術監理部門:(株)フジタ)
テーマ「企業不祥事と内部統制」
講演概要
食品製造業による期限切れ原料使用問題など、企業の不祥事は後を絶たない。企業の不祥事は、その企業のイメージを大きく悪化させ、業務の適正な遂行を妨げる。企業は、不正による不祥事のほか、業務上のミス・天災・システム障害など、業務を遂行する上でさまざまなリスクを抱えている。内部統制は、こうした業務の適正な遂行を妨げかねないリスクを、適切に評価し、コントロールする仕組みとして注目されている。企業内技術者としての内部統制との関りと、私たち技術者が果たすべきポイントを考える。
講演2 中村昌允氏
(化学部門:東京農工大学大学院技術経営研究科 技術リスクマネジメント専攻 教授)
テーマ「 事故と技術者の責任」
講演概要
食品をはじめ、製品関連の事故やトラブルが多い。製品の安全は、設計に携わる技術者の責任が最も大きい。設計の段階で、いかに安全を確保するかが重要ではあるが、一方では、過度に安全を求めることは製品コストの増加につながり、消費者にとってもメリットとならない。どのようにバランスを取って考えていくかが、技術者の責任であり、リスクマネジメントの課題である。製造においても同様で、設備のメンテナンスを含む安全関係費用を適切に投じることが必要で、製品のトータルコストミニマムをどのように追及していくかについて考えてみたい。
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