ホームお知らせ事務局から平成16 年台風23号近畿災害 日本技術士会現地調査結果及び提言
平成17 年1 月 吉日
(社)日本技術士会防災特別委員会
委員長 大島 久
平成16 年10 月20 日、近畿地方を襲った台風23 号は、過去最大の降水量(舞鶴277mm/日)と大風(舞鶴51.9m/s)暴風雨による洪水災害、土砂災害をもたらし、河川、砂防、道路等の公共施設や住家、工場等民間施設等に甚大な被害を及ぼしました。
(社)日本技術士会に設置された防災特別委員会並びに近畿支部防災研究会は、平常時から地震・火山噴火・風水害等に対する防災活動を行っている技術者集団であります。この度の近畿地方の23 号台風災害による今後の防災・減災対策に対応するため、本部には「台風23 号」防災会議を、また近畿支部には災害対策会議(現地防災会議)を設置し、災害現地へ調査団を派遣して、河川災害、土砂災害、道路災害や住家等被害の現地調査を実施し、その被害の原因や課題等について考察を行いました。そして、技術者集団の立場から社会へ向けて、今後の防災・減災対策に関する提言を行ったものであります。
今回の現地調査報告及び提言は、技術者からみた一つの災害調査報告ですが、調査に当っては、近畿地方整備局、兵庫県、豊岡市等の方々からの貴重な資料提供とご指導を頂き、また被害を受けられた地元の皆様のご協力の賜物であり、被害を受けられた皆様に改めてお見舞い申し上げると共に、厚く御礼申し上げる次第です。
本報告書及び提言が、今後の防災・減災対策の一助になれれば、(社)日本技術士会として心から願うものであります。
今後とも関係の皆様方のご支援ご指導を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。
敬 具
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