味が分かる液体(えきたい)?

紫(むらさき)キャベツの色が変化(へんか)した理由(りゆう)を考えよう!

・紫キャベツには、「アントシアニン」という色素(しきそ)が入っています。
・アントシアニンは、下の図のように、酸性(さんせい)、中性(ちゅうせい)、アルカリ性によって、吸収(きゅうしゅう)する光の色が変化します。
・酸性のレモン水とアルカリ性の重曹水(じゅうそうすい)を混(ま)ぜると、元の中性(ちゅうせい)に戻ります。このことを「中和(ちゅうわ)」といいます。


● 補色(ほしょく)の関係
酸性(さんせい)の時は、青を吸収(きゅうしゅう)するので赤く見える


アルカリ性の時は、赤を吸収(きゅうしゅう)するので青に見える


そして、中性の時は、緑を吸収(きゅうしゅう)するので紫に見える


酸性、アルカリ性、分かったかな?


こうした性格はph(ピーエイチ)と言って、例えば魚はこのphがちょっと変わるだけで生きられなくなることがあるんだ。phはとても大事だね!

他(ほか)の実験(じっけん)も見(み)てみよう!