一円玉はなぜうかぶ?

一円(いちえん)玉(だま)をそっと、水面(すいめん)に乗せる(のせる)と浮き(うき)ます、なぜだろう?

水(みず)は、目(め)にみえないつぶ(水(みず)分子(ぶんし))がたくさん集(あつ)まってできています。
水(みず)のつぶどうしはなかよしで、おたがいにひっぱり🤝合っているよ。


一円(いちえん)玉(だま)は、アルミニウム金属(きんぞく)からできており、比重(ひじゅう)は2.7(水(みず)の重さ(おもさ)よりも2.7倍(ばい)重い(おもい))!なので、本当(ほんとう)は沈み(しずみ)ます。

しかし、水(みず)には水(みず)分子(ぶんし)のかたまりが引き合う(ひきあう)チカラ🤝(表面(ひょうめん)張力(ちょうりょく))により、 一円(いちえん)玉(だま)を上(うえ)に押し上(おしあ)げます。(一円(いちえん)玉(だま)の周り(まわり)をかき混ぜる(まぜる)と、沈み(しずみ)ます。)

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また、石けん(せっけん)液(えき)(界面(かいめん)活性剤(かっせいざい))などを入(い)れると、水(みず)分子(ぶんし)の引き合(ひきあ)うチカラが弱(よわ)まり、一円(いちえん)玉(だま)は沈(しず)みます。

ハンドソープを水(みず)にいれると、水面(すいめん)の水(みず)のつぶが少なく(すくなく)なり、横(よこ)向き(むき)にひっぱり合う(あう)力(ちから)(表面(ひょうめん)張力(ちょうりょく)) が弱く(よわく)なり沈み(しずみ)ます。以下の動画で確認してみよう!

1円玉が沈(しず)んでいく様子(ようす)


表面張力(ひょうめんちょうりょく)、分(わ)かったかな?


他(ほか)の実験(じっけん)も見(み)てみよう!