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2024.05.18 (土) 第133回 神奈川県支部 CPD講座

第133回 神奈川県支部 CPD講座
エネルギーを考える（7）
フュージョン（核融合）エネルギーの実現に向けて

講演1：フュージョン（水素融合、核融合）エネルギーは、資源の枯渇、偏在がなく、温室効果ガス、高レベル放射性廃棄物も出ないことから、持続可能な発展をする社会のためのエネルギー源のひとつとして考えられている。
現在イーター（ITER）と呼ばれるフュージョンの実験炉の建設が、日欧米露中韓印の7極(35 か国）の国際協力で進められており、日本はその中核を担っている。イーターの建設は7割程度まで完成しており、またイーターを構成する主要な機器の製作も加盟国で分担し、多種多様な文化を持つ人々が協力して組立を行う、大変複雑で挑戦的な巨大事業である。本講演では、イーターの建設状況を報告する。
講演2：京都フュージョニアリングは、フュージョン炉の開発競争を行っている世界中のスタートアップや研究機関にとって必要不可欠となる、「プラント技術の研究開発」と「炉心特殊機器の研究開発」の二つの事業領域に強みを絞り、各種要素技術の開発・ビジネスを展開している。フュージョンエネルギーは、2035-2040年に実現すると言われている。私たちは、世界中の工学者とフュージョン研究者を融合させ、脱炭素社会の実現に向けディープテックとして挑戦を続ける。本発表では会社紹介とともに進行プロジェクト・開発技術に関する概要を発表する。

主催

公益社団法人日本技術士会 神奈川県支部

日時

2024年5月18日(土)　13:30〜16:50　（受付　13:00〜）

会場

・波止場会館 5F 多目的ホール　（横浜市中区海岸通1-1）
・オンライン（Zoom Webinar配信）

参加費

・日本技術士会会員（正・準）　2,000円
・一般の方、未入会技術士　　　3,000円
・協賛団体　　　　　　　　　　無料（2名/1社まで）

プログラム

講演1　13:45〜15:05
「もはや夢ではないフュージョン・エネルギーの実現　〜地上に作る小さな太陽イーター〜」
講師：杉本 誠 氏
　　　量子科学技術研究開発機構　ITER日本国内機関長
　　　技術士（機械部門、原子力・放射線部門）、工学博士

講演2　15:20〜16:40
「フュージョンエネルギー実現に向けて世界中の工学研究と融合し、未来を切り拓く　〜京都フュージョニアリング会社紹介〜」
講師：關 直樹 氏
　　　京都フュージョニアリング株式会社　技術開発本部　Engineering Manager
　　　技術士（機械部門）

申込方法

【会員の方】日本技術士会HPの新CPD行事申込から
　　https://www.engineer.or.jp/kaiin/password/cpdevent/cpdeventlist.php
【未入会・一般の方】下記申込内容をE-mailにて kanagawa@engineer.or.jp へ送信してください。
　(1) 氏名（フリガナ）
　(2) 所属・役職
　(3) 参加区分：（未入会技術士／一般／協賛団体　いずれかを指定）
　(4) 技術士の技術部門（技術士の方のみ）
　(5) 参加方法：（会場参加／Web参加　いずれかを指定）
　(6) 連絡先：E-mailアドレス＝必須（Web参加の場合、必ず当日利用するアドレスを記載）
　(7) 連絡事項など
☆参加申込に記載いただいた個人情報はCPD講座の運営の範囲で利用いたします。

申込締切・定員・参加費支払方法など

◇申込締切；2024年5月13日(月)
◇定員：会場 50名、Web 200名
◇参加費支払方法：
　・「新CPD行事申込」でWeb参加→会費請求時一括支払い、会場参加→会場支払い
　・その他の方法で申し込んだ方→事前振り込みをお願いします。（後日メールにてご案内します）

お問合せ先

日本技術士会神奈川県支部　〒231-0023 横浜市中区山下町1番地 シルクセンター324
E-mail: kanagawa@engineer.or.jp　TEL: 045-210-0337 (平日 10:00〜17:00)