神奈川県支部のホーム資料庫
第6回年次大会 支部長挨拶
2017.07.27 第6回神奈川県支部 年次大会
2017.7.27
清水 進
暑さ厳しい中、皆様には公益社団法人日本技術士会、第6回神奈川県支部年次大会にご出席いただきましてありがとうございます。
神奈川県支部が創設され、すでに7年目に入りました。この間、役員をはじめ会員の皆様方のご努力によりまして、それぞれの委員会を中心にした活動が着々と実を結びつつあることに、感謝申し上げます。
先月開催された公益社団法人日本技術士会の総会の事業方針には、「公益確保と資質向上は技術士に課せられる二大責務であり、会員に対するこの分野の支援は公益社団法人日本技術士会の事業の根幹であり、本会としても技術士制度の見直しの動向を注視し、議論に関わるとともに、その基盤として会員拡大を図り、技術者倫理を始めとする継続研鑚(CPD)事業を一層充実していく事を方針としています。」とあります。
県支部としても上記方針通り、継続研鑚(CPD)行事や各種イベントに多くの会員が参加できる環境づくりを目指し、新たに発足しましたMIX技術士交流会を通じて若手の技術士に参画していただき、活躍できる場を作り、新しい風を吹きこみ、県支部の活動の幅を広げて活性化を図る所存です。
今期、本会会長に就任されました高木茂知会長は、「技術士が技術士として誇りをもって社会に貢献すること」を基本とすることを示されています。
県支部の重要な役割は地域への社会貢献活動の充実です。現状は委託事業への支援活動として公官庁や県内諸団体との緊密な関係を作りつつありますが、同時に支援活動に対応できる会員の育成と人数を増やして、さらに多くの支援ができる人材確保が必要になります。
地域防災支援活動や小、中、高校生に対する理科教室支援活動ならびに一般社会人に対する技術の発信などについても、その活動を広げるには多くの会員が参画していく事が重要です。こうした活動を通して「技術士」の知名度向上の一助にしたいと考えています。
また、会員拡大は日本技術士会にとって本質的かつ継続的な重要課題です。県支部では合格者歓迎会、ガイダンス、情報交流の会などを通して入会の促進を図り、大学などに対してはそこに勤務されている方々や卒業生など関係が深い会員が直接訪問し、宣伝をすることを地道に続けることが重要です。一般企業に対して「技術士」の知名度向上を図るには、会員技術士一人ひとりの活躍を広くマスコミに報道してもらうことやHPの充実などによって、世の中にアピールすることも宣伝効果があります。こうした活動を積極的に行うには支部運営の財政基盤をしっかりと確立しておくことが前提になります。
そして、特に各委員会の運営責任と権限を委員長に委ね、組織として小委員会を掌握して事業計画に基づく運営をしていただくことをお願い致します。
県支部としてもう一つの責務は 国から受託する指定事業「技術士第一次試験および技術士第二次試験」です。 既に二次試験は今月16、17日に県内の試験会場で実施され、無事に終了しました。一次試験は10月に実施されますが県支部として、公正かつ厳正な運営に努める所存です。
県支部にはまだ多くの課題や新たな挑戦があります。これからも皆様方のご支援、ご協力をお願いしまして開会の挨拶とさせて戴きます。
以上
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