機械部会のホーム
行事案内
日本機械学会共催イベント(10月18日)
日本機械学会共催講演会
「成功する技術者のスキルアップ術 〜複雑化する社会環境に挑む最新技術者像とは〜」
東京都千代田区神田駿河台1-8-14
会場地図
JR中央・総武線「御茶ノ水」駅 下車徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 下車徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 下車徒歩5分
【開催趣旨】
良いものづくりを行う技術者には、専門知識、コミュニケーション能力、課題発見・解決能力、柔軟な発想力、そして継続的な学習意欲等の継続的な
スキルアップが求められる。一方、持続可能な社会の実現に向けて、ものづくりにおける社会環境への考慮も重要である。
本講演会では、近年の社会環境に関連して、(一財)電力中央研究所 犬丸淳氏を講師に招き、「不確実性の高まる将来に向けたエネルギー戦略」と
題した基調講演を行う。また、継続的なスキルアップや資格等を活用し、各時代の社会環境や社会ニーズに応えたものづくりを成し得た技術者の成功
体験談として、「Hondaにおける航空パワーユニット開発」及び「マツダの挑戦と革新:ロータリーエンジンの歴史と未来」について講演を行う。
さらに、日本機械学会の活用及び日本技術士会の活用を紹介し、継続的なスキルアップのための情報提供を行う。
最後に、講演講師をパネリストに迎えたパネルディスカッションにより、成功する技術者のスキルアップ術及び複雑化する社会環境に挑む最新技術者
像について議論する。本講演会に参加する学生の皆様や若手技術者にとっては、今後のキャリアを考える場として、中堅技術者やベテラン技術者にと
っては、生涯現役としての道標の場として、活用いただけることを願っている。
【プログラム】
12:50〜13:00「開会のあいさつ」
日本機械学会 人材育成・活躍支援委員会委員長 川島 豪 氏(神奈川工科大学工学部 教授 工学博士)
日本技術士会 機械部会 部会長 濁川 義和 氏(技術士(機械部門))
≪基調講演≫
13:00〜13:30「不確実性の高まる将来に向けたエネルギー戦略」
【講師】犬丸 淳 氏 (一般財団法人電力中央研究所 特別顧問 工学博士)
【概要】
国際情勢の不安定化を背景にエネルギー安全保障の要請が高まる一方、2050年カーボンニュートラルに向けた野心的な脱炭素目標と現実との乖離が
大きくなりつつある。わが国では、第7次エネルギー基本計画及びGX2040ビジョンに基づき、エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素の同時実現を
図る政策の具体化と社会実装が求められている。本講演では、不確実性の高まる将来に向けた、わが国のエネルギー戦略のポイントと課題を整理し、
我々が取り組むべき現実的なトランジションについて考える。
≪技術開発課題への挑戦≫
13:35〜14:05「Hondaにおける航空パワーユニット開発」
【講師】杉浦 修 氏 (株式会社本田技術研究所 先進パワーユニット・エネルギー研究所 航空パワーユニット開発室 室長)
【概要】
Hondaは1986年から独自にジェットエンジンの研究・開発を開始した。そのHonda独自開発から2004年のゼネラル・エレクトリック社(GE)との共
同事業化を経て、さらにGEとHondaで共同開発をした小型ターボファンエンジン「HF120」が米国連邦航空局(FAA)より2013年に型式認定取得され
るまでの歴史と開発秘話に加え、将来に向けての取り組みをお話する。また、航空パワーユニット開発に必要なスキルや求められる資格、日米連携
した働き方についても紹介する。
14:10〜14:40「マツダの挑戦:ロータリーエンジン開発の歴史と未来」
【講師】香川 良二 氏 (マツダ株式会社 パワートレイン開発本部 パワートレイン技術開発部 RE開発グループ エキスパートエンジニア)
【概要】
ロータリーエンジン(RE)は世界で唯一マツダが実用化に成功した内燃機関である。1961年の開発着手以来、お手本のないREの開発は困難を極め
た。さらに、自動車産業を取り巻く社会環境の変化に伴い、幾度も消滅の危機に直面した。しかし、技術者の努力によってその都度これを乗り越え、
2023年には生産累計200万台を達成している。マツダの独自性と技術力の象徴とも言えるREについて、その開発の歴史と将来の可能性を紹介する。
14:40〜15:00休憩
≪日本機械学会及び日本技術士会の活用≫
15:00〜15:15「日本機械学会の活用」(部門・講演会・講習会・資格認定等)
【講師】山本 誠 氏 (日本機械学会前会長 東京理科大学工学部 教授 工学博士))
15:15〜15:30「日本技術士会の活用」(技術士資格取得・講演会・ネットワーク等)
【講師】小林 政徳 氏 (日本技術士会 理事 社会委員会 委員長 技術士(機械部門、電気電子部門、総合技術監理部門))
15:30〜15:45パネルディスカッション準備(休憩)
≪パネルディスカッション≫
15:45〜17:00 「パネルディスカッション、総合質問及び討論」
「技術者のキャリア形成による自己実現」
モデレーター:飯島 晃良氏(日本大学理工学部 機械工学科 教授 博士(工学)技術士(機械部門))
パネリスト :講演者全員
17:00 閉会
≪懇親会≫
・懇親会を開催予定です(会費4,000円を予定)
・懇親会への参加方法は、10月6日以降に会場参加登録者にご案内します。
・WEB参加は、技術士会会員限定とします。
・会員の方は、会員専用【マイページ】からログインし、「CPD行事申込(新システム)」から必ず申込みください。
・日本技術士会非会員の方は会場参加のみ可能です。必要事項(氏名、所属)を書いて下のアドレスからメールでお申し込みください。
当日会場飛び入り参加も可能です。
・WEB参加の方には後日メールにて招待状と参加規約をお送りします。
・日本技術士会非会員の方でオンラインのご希望の方は、日本機械学会からお申込みできます。
なお、日本機械学会のお申込みは2025年10月3日まで可能です。
※参加には事前登録が必要です。
技術士会会員はこちらから
会員向け行事予定表
その他の問合せは dmech@engineer.or.jp 片山まで
「IPEJ」,「日本技術士会」,「技術士会」,「CEマーク」及び「PEマーク」は、公益社団法人日本技術士会の登録商標です。
公益社団法人 日本技術士会 / Copyright IPEJ. All Rights Reserved.