機械部会のホーム行事案内日本機械学会共催イベント(10月14日)
「ジョブ型社会における働き方〜機械系技術者のキャリア形成〜」
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-4-2
会場地図
JR中央・総武線「飯田橋」駅西口より徒歩6分
東京メトロ有楽町線「飯田橋」駅B3出口より徒歩6分
東京メトロ東西線「神楽坂」駅1番口より徒歩5分
都営大江戸線「牛込神楽坂」駅A3出口より徒歩3分
【開催趣旨】
ジョブ型(ジョブディスクリプション型)雇用への転換を図る企業 が拡大する等、技術者の
働き方が大きく変わろうとしています。本講演会では、技術者および技術者の卵である学生の皆様に
向けて、今後のキャリアプランの参考となる情報共有の場を企画しました。
技術者のWell-being、新しい独立のかたち、技術士や機械状態監視などの資格・認定制度の活用法
など、多岐に渡る情報をそれぞれの専門家の講師から発信した上で、参加者の皆さんと
ディスカッションを行います。本講演会は、学生、社会人、企業の人事関係の方など幅広い方々を
対象にしております。
皆様のご参加をお待ちしております。
【プログラム】
司会 加藤 直樹氏(三菱電機(株) 技術士(機械部門))
12:50〜13:00「開会のあいさつ」
日本機械学会 人材育成・活躍支援委員会委員長 山本 誠氏(東京理科大学 教授)
日本技術士会 機械部会 部会長 前田 慶之氏 技術士(機械部門)
≪アカデミックの視点からの提言≫
13:00〜13:30「個人と社会のwell-being(幸せ)を志向する技術者の育成 −Positive Engineering Education の可能性−」
【講師】札野 順氏(早稲田大学大学総合研究センター 教授)
【概要】現在、さまざまな領域でwell-being(幸せ/よく生きること)が注目されています。世界最大
の技術系学協会であるIEEEも技術者の究極的な目的はwell-beingであるとしています。
一方、well-beingに関する科学的研究も進み、その知見を教育に取り入れた
positive educationも実践されています。
本講演では、個人と社会のwell-beingの実現に貢献できる技術者を育成する次世代型教育
プログラムについて検討します。
≪産業界の視点からの提言≫
13:35〜14:05「ジョブ設定における課題」
【講師】今成 邦之氏(株式会社アイリスマネジメント 代表取締役)
【概要】定年まで残り数年の時期に独立を決心し、自分の会社を設立して独立しました。
当社では、複数の専門性を適切に統合し、品質と安全性を担保した製品開発を行うための
方法を提供しています。
専門性が細分化しタコツボ化しつつある中で、その必要性を感じたからです。専門性を狭義で
定義するか広義で定義するかでその後の発展性は変わります。
ジョブの設定も同様でしょう。市場性、人材育成の視点も含め、考えるタネを提供します。
「自律的にキャリアを形成するジョブ型社会の技術者〜企業に勤める技術者として〜」
【講師】幸本 宏治氏(株式会社IHI 技術開発本部 技術基盤センター 数理工学グループ 主任研究員)
【概要】三菱電機株式会社に勤務後、株式会社 IHIに転職。
一貫してCAEを活用した製品性能や設計プロセスの改善に従事する中、関連資格として
技術士(機械部門) 、計算力学技術者1級(固体力学,振動) 、VEスペシャリストを取得。
ジョブ型雇用制度への転換により、社外に証明できる職務経歴を意識して
自律的にスキルアップしながらキャリアを形成する重要性が増すことについて、
普段の業務や転職時に経験した実例を紹介します。
≪資格活用の事例紹介≫
14:45〜15:15「建設業法における機械器具設置工事への技術士資格活用の二例」
【講師】大丸 讓二氏(株式会社山陽技術コンサルタント、技術士(機械、建設、総合技術監理部門))
【概要】企業内技術士のケース
建設業法の機械器具設置工事に関し紹介し、企業内技術士における活用事例を紹介します。
これまで10年余、三菱重工及び重工グループ会社で技術士(機械部門)の資格を活かし、
企業内での現地工事・営業所の監理技術者として働いてきましたので、その事例を紹介します。
【講師】小林 政徳氏(小林政徳技術士事務所 技術士(機械、電気電子、総合技術監理部門)
【概要】独立技術士のケース
「機械器具設置」の資格を持っている技術者は、その資格を活かして企業と雇用契約を結ぶ
ことができます。これが独立技術士の収入源の大きな一つとなるので、その事例を紹介します。
15:20〜15:50「機械状態監視資格認証制度の紹介と活用事例」
【講師】原 浩幸氏(日本機械学会 機械状態監視資格認証事業委員会 委員長 防衛大学校 教授,技術士(機械部門))
【概要】メンテナンス技術は機械を長く使っていくうえで必須の技術となっています。また、国際的な
基準を設けてこの技術を修得した技術者が国を問わずに活躍できるようになってきています。
日本機械学会では「振動」と「トライボロジー」を利用した機械の状態監視技術者を国際規格
ISOに基づいて認証しています。
本講演ではこの「機械状態監視資格認証(振動、トライボロジー)」についての解説と
状態監視の事例を紹介します。
16:00 パネルディスカッション、総合質問及び討論
モデレーター:山本 誠氏、加藤 直樹氏
パネリスト:講演者全員
17:00 閉会
※参加には事前登録が必要です。
開催2、3日前を目安に参加案内受講URL(Zoom)等を申込頂いたメールアドレスにお送りします。
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その他の問合せは dmech@engineer.or.jp 片山まで
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