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建設部会

平成28年11月 建設部会講演会報告

日  時:平成28年11月18日(金) 14:00〜16:00
研 修 名:相鉄・東急直通線 新横浜駅 開削工事 見学
研修場所:新横浜駅西側市道環状2号線地下(神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目地先)
参 加 者:27名(会員27名)

1.はじめに
 都市の活力を向上させるには、人やモノの移動手段を充実させることが重要である。今回、鉄道の相互連携事業として、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構並びに清水・竹中土木・熊谷・松尾 相鉄東急直通線 新横浜駅特定建設工事共同企業体のご協力により、相鉄線と東急線の相互乗り入れ事業について現場研修の機会をいただいた。

2.現場研修内容
 最初に新横浜スクエアビル内にある清水・竹中土木・熊谷・松尾 相鉄東急直通線 新横浜駅特定建設工事共同企業体事務所で事業概要について講義をいただいた。本事業は、相鉄・JR直通線(相模鉄道本線西谷駅〜JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近)および相鉄・東急直通線(JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近〜東京急行電鉄東横線・目黒線日吉駅)の二つの連絡線を整備するものである。今回見学するのは相鉄・東急直通線 新横浜駅付近である。
 この事業により、相鉄線とJR線、相鉄線と東急線とが相互に乗り入れるようになり、横浜市西部地区および神奈川県央部と東京都心部との速達性の向上や広域鉄道ネットワークの形成が図られる。また、新横浜に新駅を設置することにより、新幹線へのアクセスが大幅に向上する。
 施工は鋼製地中連続壁を打設後、覆工を設置し、開削工法で駅舎部を構築予定である。現在掘削作業を進めており、平成34年度下期の開業向けて工事を進めている。現場はきれいに整理されており、着々と工事が進められている印象を受けた。

3.おわりに
 地域の連携のために、多くのインフラ投資が行われていることがよく理解できた。技術士も地域の今日的課題を常に把握し、新しい地域連携づくりに励まなければならないと痛感した。
 最後に、日常の業務でお忙しいなか現場を案内していただいた、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 田中所長様並びに清水・竹中土木・熊谷・松尾 相鉄東急直通線 新横浜駅特定建設工事共同企業体 柄澤所長様に心より感謝申し上げます。

 講演担当:本多、松本、榎本(文責)

開削工事現場の様子(拡大画像へのリンク)

開削工事現場の様子

(画像クリックで拡大 41KB)

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