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建設部会

平成29年4月 建設部会講演会報告

開催日時:平成29年4月19日(水)18時〜19時30分
講 演 名:最近の気象情報サービスとは
講 演 者:安部 大介氏 株式会社ウェザーニューズ 取締役 最高運営責任者
講演場所:パシフィックコンサルタンツ株式会社 本社 会議室(東京都千代田区神田錦町三丁目22番地)
参 加 者:57名(会員54名 非会員3名)

1.はじめに
 近年、ゲリラ雷雨などと呼ばれる極端な気象現象が増加する中、企業や個人が気象リスクの対応策を講ずるために必要な情報入手とその活用方法について、気象観測の最前線で活躍されている講師をお招きし、講演いただきたました。

2.講演内容
・ウェザーニューズのご紹介
・最新の気象技術の変化
・気象情報活用事例

3.ウェザーニューズのご紹介
 会社概要、運営概要、市場に展開するサービス内容、気象庁とウェザーニューズの違いについてご紹介がありました。

4.最新の気象技術の変化
 下記の観測・予測を基にした気象予報により対応策情報の提供が行われ、その結果を評価・分析することで、再度予測に反映していくサイクルについてご講演いただきました。
・観測;衛星を用いた独自の観測インフラ情報、サポーターからの観測情報の共有、気象庁・世界気象機関などの公的機関情報
・予側;世界最大の気象・地象データベース、独自の気象予測モデル、予報技術者の知見反映、モニタリング、大学との連携

5.気象情報活用事例
 気象予測を基にした自治体との減災プロジェクト、豪雨時の減災リポート、外航海運・航空会社へのサービス、商業気象サービスなどについて具体的な例をご講演いただきました。

6.おわりに
 高度な技術とサイクルをもって最新の気象予測が行われ、この気象予測が多くの分野で利用されていることに感心しました。近年、異常気象による自然災害が頻繁に発生している中で、関係する多くの分野の技術士がそれぞれの分野で積極的に関与することで、さらに有効性、実効性のある気象予測とそれを基にした公共施設の整備が可能になると考えられます。
 今回の講演会の講師をお引き受けいただいた安部 大介氏に感謝いたします。

                 講演担当:浅岡、近藤、金子、山口(文責)

講師:安部大介氏(拡大画像へのリンク)

講師:安部 大介氏

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講演会場の様子(拡大画像へのリンク)

講演会場の様子

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