建設部会のホーム部会活動状況平成24年8月の講演・見学会報告
開催日時 平成24年8月24日 (金)13時00分〜15時00分
見学先 東京湾(視察船 新東京丸)
参加者 41名(うち非会員1名)
報 告
1.はじめに
東京港は日本一のコンテナ取扱量を誇り、ふ頭、倉庫、道路や橋梁など物資の円滑な流通のため総合的な機能の整備を行っている。また、多くの人が親しめる憩いの場、新しい都市づくりの場として、ふ頭の再開発や広大な埋立地の開発を進めている。このように躍動する東京港について、視察船を利用し船上から現場研修会を行った。
2.現場研修
12時30分に集合し、出発までは、パンフレットなどで東京港について事前学習し、13時30分に出航した。
トレーラートラックの荷台部分のみを運搬するRO/RO船が接岸している品川ふ頭、コンテナを満載したコンテナ船が接岸している大井コンテナふ頭や木材、鉱石などを扱うふ頭など、その実績やふ頭の内容などわかりやすく説明をしていただいた。
また、海の森予定地や若洲海浜公園など多くの人々が楽しめるよう、公園の整備も行われている様子を見学することができた。東京湾では広大な面積を廃棄物処理場として埋め立てを行っており、廃棄物処理のための重要な空間であることも紹介された。臨海副都心では、共同溝の整備やゴミ運搬専用の配管がなされ、電線がなく、ゴミ収集車も走っていない都市であることを、わかりやすい言葉で説明を受けた。埋立地を結ぶ海底トンネルや新たに開通した東京ゲートブリッジなど、交通の要衝として機能している様子も見学することが出来た。
東京港は、まさに物流の拠点であり、ウォーターフロントとして整備が進んでいることが実感できた現場研修会でした。
3.おわりに
今回の現場研修では、船内で東京港についての説明が大変わかりやすく、興味をそそる内容でした。港湾局の皆様ありがとうございました。今後の東京港のご発展を期待しております。
【担当幹事】 垣本弘 竹中敏雄 榎本浩(文責)
参加者全員
船内で説明を受ける参加者
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