応用理学部会のホーム資料庫部会長挨拶(第14回)
<平成25年度〜平成28年度>
応用理学部会 部会長
木寺 幸司
この度、柴田悟前部会長から応用理学部会長を引き継ぎました。これまで部会幹事、副部会長として応用理学部会で活動させていただいた経験をもとに、基本はCPDをしっかり提供して行きたいと思っています。そのために、より多くの部会員が例会に参加し研鑽を積み、意見を交わし、地方の会員にも積極的にCPDを提供できるよう環境を整えてまいりたいと存じます。
近年、失われた20年と称される経済停滞、東日本大震災の激甚被害や東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故は、日本の複合的な危機を顕在化させました。また、これら危機の背景は、天然資源に乏しく、自然災害に脆弱な国土及び少子高齢化などという危機対応の選択肢に厳しい制約を課してきた国情に根ざしています。科学技術に携わる者として、これら複合的な危機に対処するには、日本経済の成長のエンジンといわれる技術革新と人材形成の活性化が緊要と考えております。
応用理学部会では、科学技術創造立国を目指す我が国において、優れた人材の育成が急務であることを重視し、科学・技術リテラシーの向上と科学・技術活用人材の育成といった両面から技術者・技術士としてのキャリアパスを支援して、産業界をはじめ社会が求めている技術者・技術士を輩出することで、日本技術士会の発展や我が国の社会的改革においても、重要な意味を持つと確信します。
このような社会変革の折でもあり、非才の身には甚だ重く感じられる大任ですが、部会員の皆様方のご支援をいただいて責務を全うしたいと存じますので、何卒お力添えを賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
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