国際委員会では、過去2回、2年間の活動実績の周知を目的とした報告会を実施してきましたが、「活動報告会」としての性格上、参加者は、海外業務経験者や国際委員会関係者OB等、元々技術士の国際活動に関心のある会員に限られてきました。
一方で、現在、技術士分科会において制度改革が進められておりますが、その背景に国際的な人材育成の考え方や枠組みがあることが、技術士自身に十分に浸透していないことは大きな問題と私どもは考えました。
そのため、今回は技術士が知るべき国際的な枠組み・相互認証・会議体、国内の取り巻く状況を伝えるとともに、国際活動検討タスクフォースによる検討の経緯と結論、日本技術士会としての課題と活動方針を伝えることを目的に、「報告会」としてよりは「セミナー」の位置づけを強く意識して計画致しました。また、これらの報告を踏まえ、今後の技術士の国際活動の活性化、展望、ニーズについて、パネルディスカションで議論を深めました。
当報告会を通じて、参加された皆様方が技術士とその位置づけについて、海外の専門職資格制度と比較の上で理解を深め、技術士としての社会への貢献に繋げて頂ければ幸いです。なお、先ず隗より始めよの意識で、「国際委員会内における勉強会」も開催しております。こちらも是非、ご覧ください。(会員は資料・報告書とも開示 ⇒こちら)
また、今回の企画は、創立70周年記念全国大会 第4分科会「「国際的通用性と日本の技術者の育成」−『コンピテンシー』一緒に考え 表現しよう−」に繋げる企画としても位置づけました。是非、11月25日開催の企画にもご参加して頂ければ幸いです。
講演概要は下記の報告書をご覧ください。
当日の講演内容はPe-CPDからご覧いただけます こちら
(開催日:2021/05/22 行事名:第3回国際活動報告会)
資料につきましては下記の関連頁でご確認できます(会員限定)。
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