国際委員会では、今期の国際委員長挨拶で掲げた
(1) IEA 等の国際機関で日本技術士会の意見の主張・説明を行うことのできるレベルの人材の育成とストック
(2) 国際交流活動を通した日本の技術士制度の優位性や強化すべき面の抽出と根拠ある取り組み、優先順位の設定
の実現のために、人材の育成・ストックの仕組みを検討してきました。
一方、会員に対する情報発信以前に、国際委員会委員にも、日本技術士会や国際委員会が抱える課題や基本情報の共有が喫緊の課題であるとの認識に至りました。
本検討を受けて、2020年9月の委員会より、勉強会を開始いたしました。(計画書はこちら)
●国際委員全員が以下の知見を得ることを目標としました。
・国際活動の基本情報や全体像、各小委の分担や課題を共有する。
・第2小委員会(IEA 相互認証)、第3小委員会(国際交流)の業務を掘り下げ、会員に対する広報の意義を理解する。
・国際委員に求められる素養・資質・役割に関して、推薦部会等に情報を伝える。
●委員会運営においては、以下の取組を行うことを目標としました。
・議論は随時活動に反映する。
・抽出された課題は委員会内対応の可否で分類しつつ、委員会としての考え方としてまとめ直す。
・各勉強会の内容や議論の全体像は束ね直して、翌年の国際活動報告会に繋げる。
・2020年9月から3月の本委員会で30分程度の勉強会を、計4回実施する。
・講師は3つの小委員会の可能な限り小委員長以外が担当し、講師自身の学習は小委員会がサポートする。
・勉強会のテーマは自由だが活動実績の紹介は不可。小委の提案に基づき幹事会で議論し決定する。
・全員参加の討論を目的とする。講義は、議論に必要な背景・目標・戦略、課題、協力依頼等の提示を目的とする。
・勉強会終了後、質疑と結果の反映(案)まで含めた報告書を作成し、講義資料と共にHP(会員頁)に掲載する。
議論「IPEJとしてあるべき国際交流を考える」
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