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お知らせ
7月度技術士CPD中央講座(第157回)
主催: 公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会
第1部は、経営工学の概要、実務での具体的使われ方・効果等について、3名の経営工学部門技術士が事例をもとに講演する。
第2部は、3名の講師とファシリテーターによるトークセッションとし、経営工学の学問的体系(IE、QC、OR、VE、統計学、経済性工学、システム設計等々)と、実務への適用の可能性、有効性、課題解決アプローチ方法等について議論する。
研鑚目標:経営工学の概要を理解し、技術士として自部門との関連性、協業の可能性を探り、経営改善、生産性向上、品質改善等の課題解決に資する。
日時 2024年7月20日(土) 13:00〜17:00
場所 ◆ 機械振興会館 地下2階ホール / 定員 80 名 → 会場アクセス
◆ Teamsによるオンライン配信 / 定員 300名
参加費
日本技術士会 会員 :1,000円
日本技術士会 会員外:2,000円 ※ 会場参加のみ
沼澤朋子 氏 〔横河電機株式会社、技術士(経営工学/生産マネジメント)〕
最初に経営工学とは何か?経営工学の概要について説明する。次に代表的手法であるVE(価値工学)について説明する。VEは機能本位に提供する製品やサービスをとらえることで、ナレッジマネジメントとプロジェクトマネジメントを融合させて、価値を向上するメソッドである。技術士の武器となる手法であるが、教科書だけではわかりにくい面もある。
実践のポイントとこの手法を活用している企業の例を参考に、技術士としての視点を生かしたファシリテーションの一助となれば幸いである。
坂井剛太郎 氏 〔株式会社竹中工務店、日本技術士会フェロー、技術士(建設, 経営工学/サービスマネジメント, 総合技術監理)〕
建築工事施工管理を主な業務としてきた私が、技術士経営工学部門への挑戦を通して分かったのは、建築分野での品質管理や物流管理などの管理技術が生産工学を源流としていることである。技術士合格後のアメリカ赴任では、生産管理技術の応用・展開のみならず、客先からの図面・仕様を待つ従来の受動的な姿勢ではなく、計画施設のマザー・ファクトリーの視察などを通して、生産工学の視点・知識から空間構成や設備容量・接続方法を想定し、プロセス川下の建築側から将来増設などの建築的仕掛けを含めた提案を積極的に実施するようになった。自らが客先と建築の2つの文化・分野・領域のインターフェースとなることで最適計画を早期に練り上げ、客先・建築双方の理想とする建物づくりを実現してきた。
当講演では、帰国後に担当した調達・工事・緑化・石油の複合機能子会社で取り組んだ、フロントローディングの視点を更に事業運営要素に遡って経営工学的思考を導入した、人的資源・組織の改革事例についての紹介を行うものである。
熊田成人 氏 〔熊田技術士事務所、技術士(経営工学/生産マネジメント)〕
日本製造業の99.5%を占める中小企業は、多くが秀でた固有技術やサービスを強みとして活動を続けている。然しながら一般に管理技術やマネジメントシステムについては、十分な知見を有しているとは言い難い。技術士を始めとする各種専門家が経営工学的視点でサポートする事により、生産性や効率を改善し、日本の製造業をより発展させることが可能と考える。ここで、いくつかの適応事例を紹介したい。
沼澤朋子 氏、坂井剛太郎 氏、熊田成人 氏
ファシリテーター:青木規明 氏〔生産ロジスティクス研究所、CPD支援委員会 委員、技術士(経営工学/ロジスティクス, 総合技術監理)〕
経営工学の実務での適用事例について、3名の講師にお話していただいた。ここからは3名の講師とファシリテーターによるトークセッションで、より具体的に経営工学とはどのような学問なのか?技術と言えるのか?実社会でどの様に使われ役に立っているのか?等の疑問に応え、経営工学の今後の展望について議論し、経営工学について理解を深めていただく。
必ず「日本技術士会CPD行事参加規則(約款)」をお読みいただき、同意された方のみ参加申込みにお進みください。お申込みに際して本会が取得した個人情報及びその他CPD行事の実施に必要な情報については、本会の「プライバシーポリシー」に基づき取り扱います。
※ 定員に達しない場合も、7月18日(木)午前で受付を締め切ります。Teams招待メールは7月19日(金)に送信いたします。
技術士CPD行事申込一覧(会員) よりお申し込みください。
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1.Teamsの接続方法については、本ページ下部「 添付資料 」の「 Teams利用方法 」をご覧ください。
個別に接続方法を電話、メール等で説明することは、事前、当日とも致しかねます。
2.講演会の当日、事務局の担当者が運営のため執務室から離れ、会場など別室に詰めている場合があります。
接続の不具合対応含め、事務局に電話されても応答できかねますので、予めご了承ください。
3.お一人様1接続での参加をお願いします。複数の機器を接続しての参加はお断りします。
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