CPD支援委員会のホームお知らせ3月度技術士CPD中央講座(第139回)
講演会の概要
・ 我々の食を支える、農業と水産。食料資源を支える今後の展開についてご講演をしていただく。
研鑽目的・目標
・ 農業、水産、食品で今後の日本を支える技術を紹介する。
・ 最近の知見や事例についての理解を深め、専門的な技術力や判断力の向上に資する。
2017年3月11日(土)13:00〜17:00
エッサム神田 【2号館】 3階大会議室
〒101-0047 東京都千代田区内神田3-24-5 地図
エッサムビルは神田駅周辺に3棟あります。今回は【2号館】ですので地図をご確認ください。
※ 会場の都合により、当日は12:40に受付を開始する予定です。
公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会
正会員(A)2,000円、準会員(B)1,000円、非会員(C)4,000円
※ 会費は資料代込みです。当日、会場の受付でお支払いください。
120名(定員に達し次第締切)
会員ID・PWをお持ちの方は、こちらからお申込み下さい。
会員ID・PWをお持ちでない方は、こちらからお申し込み下さい。
または、参加費区分〔 会員(A)、準会員(B)、非会員(C) 〕、氏名・フリガナ、部門、所属、連絡先住所、E-Mail、Tel・Fax番号を記入のうえ、
事務局Fax( 03-3459-1338 ) あてお申込み下さい。
お問合せ先:公益社団法人 日本技術士会 事務局 Tel:03-3459-1331
◆ 講演1 「 動物検疫の現状と課題 −人や物の流れの増加、多様化の中で− 」
小倉 弘明 氏 〔 農林水産省 動物検疫所 所長 〕
本格的な動物検疫は、明治中頃にはじまり、折々、仕組み、対応を見直しながら今日に至っている。飼養規模の大型化は伝染病発生時の病原体の大量増殖を意味し、人や物の流れの増加、多様化、スピードアップは病原体の拡散、伝染病まん延の機会を増大させており、動物検疫所ではリスク評価を行いながら、検疫対応の見直し、関係者との連携の強化などの取り組みを進めている。
【 キーワード 】 動物検疫、伝染病
◆ 講演2 「 植物工学の応用−農作物の栄養・機能性、環境への対応 」
川合 伸也 氏 〔 東京農工大学 農学部 応用生物科学科 農学府 応用生命化学専攻 准教授 〕
第一世代の遺伝子組換え作物は、除草剤抵抗性・病害虫抵抗性・果実の貯蔵性増大や追熟の制御などの諸性質が付与されたものであり、一般消費者にとっては「目に見える」メリットがなかった。第二世代の遺伝子組換え作物では、ビタミン類やポリフェノール類の強化・油脂の脂肪酸組成の改変・デンプン組成の改変・花粉症や生活習慣病の緩和や予防・病原体の抗原生産による経口ワクチンなどの「目に見える」メリットが導入された。また、農耕に不適な土地に適応できるような様々なストレス耐性植物の研究も行われている。本講演において、それらの機構や導入される遺伝子などについて解説する予定である。
【 キーワード 】 遺伝子工学、分子育種、有用物質生産
◆ 講演3 「 日本の食材を海外へ 水産物の輸出(対米、EU)について 」
手塚 義博 氏 〔 一般社団法人大日本水産会 国際・輸出促進部 部長 〕
水産物の輸出に当たっては、水産加工・流通業者が輸出先国の求める衛生条件を満たすことが必要である。 また、国内でもHACCPの義務化に向けた動きが加速していることから、本講演では、HACCPシステムの構築とその前提条件である一般衛生管理の内容について、対米輸出及び対EU輸出についてそれぞれの要求事項について説明する。水産物及び水産食品のフードチェーンを考慮した取り組みが安全な水産物供給の土台となる。
【 キーワード 】 水産HACCP、FDA、EU
※ プログラムは当日変更となる場合がございますので、ご了承ください。
※ 後日、技術士会HP等で公開される開催報告等に当日の写真を掲載することがございますが、あらかじめご了承ください。
※ キャンセル手続きをせずに当日欠席された場合は、費用を請求させていただきます。
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