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CPD支援委員会

2月度技術士CPD中央講座(第130回)

更新情報
講演1-2の講師が都合により変更となりました(1/29)

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※定員に達したため申込み受付を締め切りました。沢山のお申込みありがとうございました。(12/25)

※会場変更および申込受付再開のお知らせ
広い会場へ変更し、申し込みを再開しましたのでお知らせいたします。(12/21)

※定員に達したため申込み受付を締め切りました。沢山のお申込みありがとうございました。(12/18)

「地球温暖化対策の新たな枠組みと、低炭素技術の最前線」

(講演会の概要)
12月にパリで開催されたCOP21(気候変動枠組条約締約国会議)では、全ての国が参加する地球温暖化対策の新たな枠組みの合意を目指して議論が行われた。我が国は2030年度に26%削減という約束草案の着実な実施をステートメントとして発表したが、この目標の達成には、再生エネルギーの大幅導入や、エネルギー効率のさらなる向上、LEDに続く革新的な低炭素製品・技術の開発・普及に挑戦していく必要がある。
本講座においては、環境省地球環境局から地球温暖化の現状・COP21の概要などの世界動向と我が国の低炭素化技術開発・普及への挑戦をマクロな観点から紹介するとともに、環境省が「BAT(best available technologies)」の普及などの施策の方向性のもとに取組を進める「L2-tech(エルツー・テック;Leading & Low-carbon Technology ;先導的低炭素技術)」の最先端事例を紹介し、温暖化対策とそれを実現する技術について考察する機会とする。

日 時

2016年2月13日(土)13:00〜17:00

場 所

機械振興会館 地下3階 研修-1会議室→ 地下2階 ホール

 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8  地図

主 催

公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会

会 費

正会員(A)2,000円、準会員(B)1,000円、非会員(C)4,000円

※会費は資料代込みです。当日、会場の受付でお支払いください。

定 員

 120名 → 200名

申込み先及び問合せ先

会員ID・PWをお持ちの方は、こちらからお申込み下さい。
会員ID・PWをお持ちでない方は、こちらから、または、参加費区分(会員(A)、準会員(B)、非会員(C))氏名(フリガナ)、部門、所属、連絡先住所、E-Mail、Tel、Faxをご記入のうえ、下記Faxあてお申込み下さい。
Fax:03-3459-1338
お問合せ先:公益社団法人 日本技術士会 事務局 電話:03-3459-1331

内 容

【opening】〜低炭素の視点について〜
環境省地球環境局地球温暖化対策課 市場メカニズム室 室長補佐 峯岸 律子

 「低炭素」という視点で技術をとらえ、第1部では環境省の地球温暖化対策における低炭素技術、第2部では生産プロセスの低炭素化、ユーザ技術者の低炭素の視点、低炭素技術開発者の視点、様々なステークホルダーによる温暖化対策とそれを実現する技術について考える。

【第1部:地球温暖化対策の新たな枠組みと、我が国の政策について】

◆講演1-1「地球温暖化の現状、我が国と世界の低炭素社会構築の挑戦」(45分)
飯野 暁 氏(環境省地球環境局 地球温暖化対策課 市場メカニズム室 室長補佐)

地球温暖化の現状と、2015年12月にパリで開催されたCOP21の概要や、世界の地球温暖化対策の動向、2030年度に26%削減という約束草案の着実な実施をめざした、我が国の低炭素技術開発・普及への挑戦、社会構造の変革に向けた官民の取組のあり方について問題提起する。

キーワード:気候変動リスク、パリ協定、カーボンプライシング、ロックイン、排出係数

◆講演1- 2「低炭素技術を推進する環境省の取組について〜L2-Tech認証制度について〜(45分)
峯岸 律子 氏(環境省地球環境局 地球温暖化対策課 市場メカニズム室 室長補佐)

2015年3月に「平成26年度版L2-Techリスト」としてまとめ、各設備・機器等の最高水準をL2-Tech水準として開示するとともに、平成27年度より、最高水準の製品を世の中に発信し広く普及するために「L2-Tech水準」に基づいたメーカー製品の認証を開始し、同年10月に316件を認証し「L2-Tech2015年度夏 認証製品リスト」として公表した。

キーワード:L2-Tech Japan Initiative、L2-Techリスト、L2-Tech水準、L2-Tech認証制度

【第2部:低炭素技術の最先端】

◆講演2-1「これからの時代、ものづくりの現場に低炭素を〜ヒートポンプ〜」(40分)
井上 和茂 氏(一般社団法人 日本エレクトロヒートセンター/業務部長)

産業分野の低炭素化技術として、従来捨てていた廃熱を回収して再利用する廃熱回収ヒートポンプシステムの導入が進んでいる。廃熱回収ヒートポンプシステムの技術の概要と現在の状況を紹介するとともに、普及拡大の課題と今後の可能性等について説明する。合わせて、産業分野の低炭素化技術として、日本エレクトロヒートセンターで扱っている廃熱回収ヒートポンプシステム以外の技術についても紹介する。

キーワード:電気生産プロセスシステム、CO2削減診断、ヒートポンプ、

◆講演2-2「窯業炉における製造プロセスでの革新的廃熱回収実証事業
〜環境省チャレンジ25地域づくり事業〜」(40分)
藤中 恵都子 氏(株式会社LIXIL R&D本部 研究戦略部 戦略室)

製品を搬送しながら焼成を行う連続式窯業炉は「予熱帯」、「焼成帯」及び「冷却帯」からなっている。こうした一連の工程で生じる熱は廃熱として処理されている場合が多いが、最先端の技術を用いることで、発電や温水等有効に活用することができ、温室効果ガスの削減や省エネの観点からも取り組むべき重要なテーマである。本事業では連続式窯業炉の冷却帯における廃熱を有効活用するため、スターリングエンジンにより電気として回収し、その事業性・採算性・波及性等の検証を行ったので紹介する。

キーワード:連続式窯業炉、廃熱活用、スターリングエンジン

◆講演2-3「スターリングエンジンの新たな挑戦」(40分)
赤澤 輝行 氏(株式会社 e スター/代表取締役社長)

スターリングエンジンは理論熱効率が高く、古くから夢のエンジンと言われてきた。しかしながら、これまでのところ、認知度の高いエンジンとはなっていない。熱効率の高さに着目し、スターリングエンジンの事業展開を目指し、2005年にベンチャー会社として、株式会社eスターを起業した。都市ガス利用の家庭用コージェネレーション向けのスターリングエンジン開発を皮切りに、起業から事業化に向けて、様々な貴重な体験(荒波、いや、ワクワク)を経験している最中である。スターリングエンジンの新たな挑戦として、CO2排出量削減に貢献する誰もが知ってもらえる認知度の高いエンジンを目指し、未利用熱を活用した発電設備の事業化に邁進している。排熱利用スターリングエンジン発電設備の特徴と実証事例について紹介する。

キーワード:スターリングエンジン、排熱利用、発電、
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※プログラムは当日変更となる場合がございますのでご了承ください。
※後日、技術士会HP等で公開される開催報告等に当日の写真を掲載することがございますがあらかじめご了承ください。

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