12月度技術士CPD中央講座(第98回)
「「マグネシウム文明論−石油に代わる新エネルギー資源−」〜マグネシウム合金は、その軽量性とリサイクルに要するエネルギー消費が少ない循環型素材としての可能性をもち、エネルギーの貯蔵・輸送媒体となることが期待されているが、その原理を用いて化石燃料に依存しない新エネルギーシステムとして太陽エネルギーの大規模貯蔵システムを提案し、その原理と実践的応用技術について解説する。
日時
2009年12月12日(土)13:00〜17:00
場所
アクセス青山フォーラム
東京都港区南青山1-1-1新青山ビル(青山ツインビル)西館15階
「青山一丁目」駅直結(地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線)
地図
主催
社団法人 日本技術士会 CPD実行委員会
後援
経営工学部会
会費
会員及び準会員A(A)2,000円,準会員B(B)1,000円、非会員(C)4,000円
※会費は資料代込みです。当日、会場の受付でお支払いください。
お申込み先及びお問合せ先
会員ID・PWをお持ちの方は、
こちら(CPD行事等予定)からお申込み下さい。
会員ID・PWをお持ちでない方は、
こちら(一般CPD行事案内)から、または、参加費区分(会員(A)、準会員(B)、非会員(C))氏名(フリガナ)、部門、所属、連絡先住所、E-Mail、Tel、Faxをご記入のうえ、下記Faxあてお申込み下さい。
Fax:03-3459-1338
お問合せ先:社団法人 日本技術士会 事務局 電話:03-3459-1331
内容
- 「太陽光励起レーザーとマグネシウムサイクル」
講師:矢部 孝 氏(東京工業大学教授 (株)エレクトラ代表取締役(東工大発ベンチャー38号))
太陽光励起レーザー(1)とマグネシウムサイクルを利用した化石燃料に依存しないエネルギーシステムを提案し、その研究開発の現状と将来への展望を述べる。
注(1)太陽光励起レーザー:太陽光をフレネルレンズ(プラスチック製、面積4平方メートル)でCr+Nd:YAG(クロムなどを添加した、ネオジウム:イットリウム・アルミニウム酸化物・ガーネット)の粉末をセラミックスのように焼成して作られた結晶に集光し、レーザー発信させる方式で、マグネシウムリサイクルシステムのエネルギー供給源として利用される
- 「マグネシウムサイクルと淡水化ビジネス戦略」
講師:吉川 元宏 氏((株)ベガソス・エレクトラ代表取締役 (株)サンブレインズ代表取締役)
マグネシウムを媒体とした再生可能エネルギーシステムの応用例として、深刻な地球上の水不足問題を海水淡水化プラントで解決する淡水化ビジネス戦略について述べる。。
- 「大出力レーザー開発とその光学技術の産業応用」
講師:吉田 國雄 氏(東京工業大学特任教授 (株)エレクトラ代表取締役(東工大発ベンチャー38号))
再生エネルギーシステムにとって大出力レーザー技術は不可欠であるが、今後産業分野のみならず、医療、通信等広い分野での応用が期待される大出力レーザー開発とその基盤としての光学技術の産業応用について述べる。
CPD時間(目安)
4.0