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CPD支援委員会

2018年度 技術士フォーラム

テーマ : 「 ICT・IoTで農業農村はこう変わる! 」

講演会の概要
 現在すでに、ハウス栽培の農業ではICT技術を活用した精度の高い栽培技術により、高品質・高価格の農産物の生産が進められている。広い圃場における水稲栽培などでも、トラクターの無人化・水管理の自動化などICTを活用する試みが始まっている。さらに将来は、農林業に止まらず、農村ならではの環境を生かしたクラウドビジネスの展開などの夢も広がる。しかしその一方で、農村全体をカバーする高速通信網の整備、過酷な現場環境に耐える端末機器の開発など課題も残されている。
 そこで、本フォーラムでは、農村活性化に向けたICT・IoT技術の現状と課題を掘り下げるとともに、ICT・IoTを活用した過疎に負けない明るい農村のイメージを提示する。

研鑚目的・目標
 今後の日本の農業は、ICTやIoTなどの技術を導入した「スマート農業」に進化することが求められている。このような日本の農業の将来像について、産官学の専門家から最新の知識を学ぶ。このフォーラムが、現在直接農業と関わりのない技術士にも、農業農村の課題や可能性について考えるきっかけになると期待される。

日 時

2018年12月1日(土)13:00〜17:00

場 所

機械振興会館 地下2階ホール
 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8   地図

主 催

公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会

会 費

正会員(A)2,000円、準会員(B)1,000円、非会員(C)4,000円
※ 当日支払いです。つり銭無きようお願いします。

定 員

 200名(定員に達し次第締切)

申込み先及び問合せ先


日本技術士会の会員ID・PWをお持ちの方 は、コチラ からお申込み下さい。
日本技術士会の会員ID・PWをお持ちでない方 は、コチラ からお申込み下さい。

お問合せ先:公益社団法人 日本技術士会 事務局 電話:03-3459-1331

◆ 講演プログラム

開会挨拶 【 13:00 】
 宮元 均 氏 〔公益社団法人日本技術士会 理事、研修委員会 委員長〕

講演 1 「 スマート農業の推進と農業データ活用について 【 13:10〜14:00 】
 松本 賢英 氏 〔農林水産省 大臣官房政策課 技術政策室 室長〕

 農林水産省が産学官連携、府省連携により進めている「スマート農業」の実現に向けた取組について、基本的な戦略や、研究開発、実用化、製品化の各段階にある具体的な先進事例を紹介するとともに、企業間等の壁を乗り越えた様々なデータの集約や連携・共有を可能とする「農業データ連携基盤(WAGRI)」構築の取り組みについて発表する。

【キーワード】 スマート農業、データ連携基盤

講演 2 「 ドローン、センサー、 AI(人工知能)を活用したスマート農業への取り組み事例 【 14:10〜15:00 】
 休坂 健志 氏 〔株式会社オプティム 執行役員〕

 弊社は“生産者が稼げる農業”を実現すべく、ドローンやAI(人工知能)をはじめとしたIT技術を農業に活用するスマート農業事業に取り組んでおります。講演では弊社の開発技術のご紹介と、全国の生産者とともにスマート農業を推進する「スマート農業アライアンス」の取り組みをご紹介させて頂きたく思います。

【キーワード】 スマート農業、ドローン、AI

講演 3 「 農業を支援するクボタのIoTソリューションシステム KSIS 【 15:10〜16:00 】
 末吉 康則 氏 〔株式会社クボタ 研究開発本部 計測制御技術センター KSIS開発グループ〕

 クボタは農業機械のほかパイプ、ポンプ、バルブなど農水関連設備を農業分野に提供してきた。近年、農業分野においてIoTやAIなどICTを利用した様々なソリューションシステムが求められており、営農システム{KSAS(KUBOTA Smart Agri System」と共に、農水管理向けのKSISを提供している。これら紹介と併せて、今後の農業の効率化・自動化に向けたKSISの取組みについて報告する。

講演 4 「 通信インフラ整備による農業農村の多面的機能の活用 【 16:10〜17:00 】
 溝口 勝 氏 〔東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授〕

 農業・農村に都会的な情報通信インフラ整備は無用だと思われている。しかし、数年前にあったIT会社の社長さんの話が印象的だった。「うつ病になった若いSEを農家に預けると、なぜか1年後に元気になって戻ってくるんだよねぇ」どうやら農業には人の心を癒やす機能があるらしい。もしも田舎に高速インターネット環境が備わっていたなら、都会では思いもよらないユニークで斬新なICT/IoT技術が生まれる可能性がある。この講演では、田舎の通信インフラ整備と農業農村の多面的機能の活用についての話題を提供したい。

閉会挨拶
 公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会 委員長 廣瀬峰生

 

プログラムは当日変更となる場合がございますのでご了承ください。
後日、技術士会HP等で公開される開催報告等に当日の写真を掲載することがございますがあらかじめご了承ください。

このページのお問い合わせ:CPD支援委員会

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