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生物工学部会

【例会案内】2024年2月例会

日時: 2024年2月10日(土)(講演会等)14:00〜17:00 (幹事会 12:00〜13:30)
場所: 機械振興会館6階会議室6-66(東京都港区芝公園3-5-8)とオンラインによるハイブリッド開催
対象: 日本技術士会会員(正会員・準会員)、会員以外(一般)
参加費: 日本技術士会会員会員(正会員・準会員)1,000円、会員以外(一般)2,000円
情報交換会参加費(機械振興会館参加者): 講演会後、情報交換会(17:00〜18:00)を実施します。参加される方は、当日500円をお支払ください。
内容・プログラム:
連携・協力先である独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)のバイオテクノロジーセンターより講師をお招きします。
 (1) 開会挨拶
 (2) 講演1:八塚 茂 氏((独)製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター バイオデジタル推進課)
   演題名:公的データベースとDBRP(生物資源データプラットフォーム)を活用した微生物情報の検索
   講演要旨:本講演の前半では、生命科学分野でよく利用される公共データベースについて紹介する。公共データベースの代表例としてDDBJ や NCBIがあり、これらのデータベースでは遺伝子配列、ゲノム配列を収集・公開しており、微生物のデータも多く含まれている。また、近年ではメタゲノムなどのNGS(次世代シーケンサー)を用いた大規模なデータも利用できるようになっている。本講演ではこれらの検索、入手方法、そしてその後のデータ利用について説明する。
    本講演の後半では、NBRC が開発・運営する DBRP(生物資源データプラットフォーム)について紹介する。DBRPは、6万株以上の微生物とその関連情報(微生物の特性情報、オミックス情報等)を一元的に検索することができるデータプラットフォームである。微生物株情報を中心に関連情報がリンクづけされており、さまざまな観点から、所望の微生物や関連情報を検索することが可能である。本講演では、DBRPの概要を紹介した後、実際に DBRPを使った微生物情報の検索を、皆様にもお試しいただく。
   ハンズオン形式(実際にPC操作を行いながら)で行いますので、できるだけPCをご持参ください。通信環境は機械振興会館のwifiを利用できます。
 (3) 講演2:三浦 隆匡 氏((独)製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課)
       大山 良文 氏((独)製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 産業連携推進課)
   演題名:マイクロバイオーム解析の妥当性評価に貢献するmock community(微生物カクテル)について
   講演要旨:新型シーケンサー(NGS)の進展と共に、ヒト細菌叢をはじめとしたあらゆる環境のマイクロバイオーム研究が精力的に進められています。しかし、NGSを用いたマイクロバイオーム解析は多くの工程から構成される上、各工程には手法のバリエーションがあります。さらに、一連の精度についての問題や、異なる手法から得られた解析結果の比較が困難などの課題が指摘されています。信頼性の高い解析結果を取得するための解析手法の妥当性評価には,複数の種が一定の比率で含まれる高品質な比較参照用サンプル(mockcommunity)を用いることが有効です。我々は、本課題を解決するための比較参照用サンプルとして、高品質で安定供給が可能なmock community であるNBRC 微生物カクテルを開発し提供しています。本講演では、NBRC微生物カクテルの紹介とその利用方法についてご紹介します。加えて、NBRC微生物カクテルの開発においてはその利用用途に合致した、核酸量をベースとして微生物細胞の数を高精度に測定する方法も開発したので、本方法についても詳細にご紹介します。
 (4) 閉会挨拶
参加申込方法:
【会員】日本技術士会ホームページ「新CPD行事参加申込サイト」よりお申し込みください。(会員パスワードが必要です)。
【会員以外(一般)】日本技術士会ホームページ「一般CPD行事案内」から「申込」ボタンでお申し込みください。なお、会員以外の方は、オンラインでのみ参加いただけます。
参加申込締切:2024年2月6日(火)(締切厳守)(日本技術士会のサーバーは2月2日(金)17時頃から2月5日(月)11時頃まで停止する(この間、ホームページは閲覧できなくなる)予定とのことです。ご注意ください。)
問合せ先:yamamura.hideki☆gmail.com(☆を@に変えてください)

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