ナビゲーションを飛ばしてコンテンツへ
  • ホーム
  • サイトマップ
  • プライバシーポリシー
  • シンボルマークについて
  • RSSについて
技術士CPD

2月度技術士CPD中央講座(第156回)

テーマ : 極限環境技術

2022年7月に発刊された月刊技術士「極限環境特集号」特集号を元にCPD中央講座を企画しました。本講座では、時間、温度、プラズマ、宇宙、などの話題に関して講師4人の方から極限環境技術をご紹介いただきます。技術的限界を超えるドラマを通して技術開発へのヒントを得ていただけることを期待しております。

研鑚目標:時間、温度、プラズマ、宇宙、など極限環境状態の技術開発に関する知識習得。

日時

 2023年2月25日(土) 13:00〜17:00

場所【WEBおよび会場】

◆ WEB:Teamsによる配信

◆ 会場:機械振興会館 6階6-66会議室(東京都港区芝公園3-5-8) 地図

主催

 公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会

会費

◆ 日本技術士会 会員:1,000円

◆ 日本技術士会 会員外:2,000円  会場参加のみ

定員

◆ WEB:300名

◆ 会場:20名

申込み

◆ 日本技術士会 会員の方 → 技術士CPD行事申込一覧(会員)

◆ 日本技術士会 会員外(未入会)の方 → 一般CPD行事案内

定員に達しない場合も、2月23日(木)で申込み受付を締め切ります。

WEB参加の方は、本ページ下部「 添付資料 」の「 オンライン講演会参加に関する規約 」を必ずお読みになり、
  内容に同意した上で、お申込みください。

WEB参加で申し込まれた方へ、Teamsの招待メールを2月24日(金)に送信いたします。
  2月24日(金)17:00になっても招待メールが届いていない場合は、 ipej-ccmt@engineer.or.jp まで連絡願います。

内容

◆講演1 「 18桁精度の光格子時計を用いた東京スカイツリー展望台の時間の精密な測定

 大前 宣昭 氏 〔 福岡大学理学部 准教授 〕

 18桁精度の光格子時計は、原子の遷移周波数を精密に測定することで実現される。日常の設置環境でも安定して精密な計測を行うことを目指し、可搬型の光格子時計を開発した。東京スカイツリーの展望台に光格子時計を設置し、地上とは重力ポテンシャルが異なることによる時間の流れの違いを精密に測定した。従来の測量手法から一般相対性理論で予想される時間の遅れと、5桁目まで一致する結果を得た。

◆講演2 「 極限環境下での材料選定技術とその実践 〜“みお (MMO)”用SAP開発を通じて〜

 小川 文輔 氏 〔 技術士(経営工学、総合技術監理)〕

 温度変化の激しい極限環境のなかで使用可能な材料の選定を短期間で行うには、その物性、故障モード、類似材料のデータ等に基づく寿命の定性的な推定(仮説)と定量化のための検証が必須である。この一連の作業を水星磁気圏探査機「みお(MMO)」のSAP(Solar Array Panel)への適用という形で実現した。「みお」は現在、2025年の水星到着を目指し順調に航行中であり、まだ運用結果としての“実証”が完了した訳ではない。しかし検証結果から考えて、材料選定の仮説・検証・修正過程に間違いはなかったものと確信している。

◆講演3 「 産業界における高真空、電子、プラズマ技術、およびその応用

 坪井 秀夫 氏 〔 技術士(応用理学)〕

 高真空やプラズマは、半導体や電子部品の製造において必要不可欠な技術である。極限環境と呼ぶに相応しい真空は極高真空である。極高真空ほどの真空ではないが、高真空は相当に低い圧力である。プラズマ中には種々の粒子が存在し、種々の粒子は異なる役割を担っている。プラズマ中の電子は素粒子の一種である。電子は中性粒子に衝突し、イオンやラジカルを作り、プラズマを生成する。プラズマ源で生成されたプラズマは固体表面に照射され、固体表面は改質されて大きな付加価値が生まれる。本講演では、真空の圧力領域、プラズマ源、プラズマ中の粒子のふるまい、プラズマの応用例であるドライエッチング等について説明する。

◆講演4 「 宇宙環境の閉鎖生態系生命維持システムについて

 濱崎 彰弘 氏 〔 技術士(機械、化学、生物工学、環境、総合技術監理)〕

 宇宙空間で大量の人間が生活するには,食料,水,酸素等の自給自足が必要になる。地球の物質循環をモデルとした閉鎖生体系生命維持システムの基礎実験として鯉とクロレラを組み合わせた閉鎖系の実験を行った結果,鯉のCO2排出量と酸素消費量のバランスとクロレラのCO2消費量と酸素発生量のバランスから系内のO2濃度は連続的に上昇した。また,この技術を用いた地球環境問題解決策の提案を行う。

Teamsの接続について

1.Teamsの接続方法については、本ページ下部「 添付資料 」の「 Teams接続方法 」をご覧下さい。
 個別に接続方法を電話、メール等で説明することは、事前、当日とも致しかねます。
2.講演会の当日、事務局の担当者が運営のため執務室から離れ、会場など別室に詰めている場合があります。
 接続の不具合対応含め、事務局に電話されても応答できかねますので、予めご了承下さい。
3.お一人様1接続での参加をお願いします。複数の機器を接続しての参加はお断りします。
4.Teams経由による講演会参加に際してご利用のパソコン等に障害が発生した場合も、日本技術士会は一切の責任を負いません。

このページのお問い合わせ先:事業部
電話:03-3459-1331

ページトップへ