ホーム技術士CPDCPD行事への参加3月度技術士CPD中央講座(第152回)
コロナ感染予防、地球温暖化対策など科学技術による解決が求められる課題が山積しているが、これら課題を解決するのは「人」であり、中でも技術者である。社会の人々から頼られるエンジニアをどのように育成するかを考えることは持続可能な社会を構築する上で重要なテーマである。
優秀な技術者を育成する環境作りについて、大学・企業・技術士会の立場で以下の3つの講演を行う。[1]技術者育成のための大学教育、[2]企業での技術者教育、[3]技術士としての自己研鑽。さらに本テーマを掘り下げるため、「頼れるエンジニアを育む環境作り」を中心にシンポジウム形式で意見交換をする。
2022年3月12日(土) 13:30〜16:30
WEBのみに変更しました。ご参加は会員の方限りです。【2022.2.10】
◆ WEB:Teamsによる配信(対面参加の会場はありません)
公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会
◆ 日本技術士会会員:1,000円
◆ WEB:500名
本ページ下部「 添付資料 」の「 オンライン講演会参加に関する規約 」を必ずお読みになり、
内容に同意した上で、技術士CPD行事申込一覧(会員)よりお申込みください。
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※ 申込み受付は、2月10日(木)に開始します。
定員に達しない場合も、3月10日(木)午前で締め切ります。
※ 申込の際、Teams招待メールを受信するメールアドレスを入力願います。
3月11日(金)にTeams招待メールを送信する予定です。
◆講演1 「 JABEEが目指す技術者育成 」
岸本 喜久雄 氏 〔 JABEE副会長、東京工業大学名誉教授 〕
一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)は1999年に設立され、国際エンジニアリング連合などにおける国際協定の加盟団体として,22年にわたり高等教育機関における工学・農学・理学系技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、認定することを行い、実績を挙げてきた。
本講演では、JABEEが掲げてきた認定基準と技術者教育理念の普及、世界に通用する教育を受けた技術者として認定されることの重要性の視点に触れ、日本だけでなく世界の人々から「頼られるエンジニア」を育成する高等教育の環境作りについて紹介する。
◆講演2 「 日立グループにおける技術者教育 」
鳥居 和功 氏 〔 株式会社日立アカデミー 取締役 〕
日立製作所は、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念としてかかげ、創業時から技術者教育に力を入れている。時代を先取りし、企業の成長を支えるには、技術者が個性を生かし最大限の力を発揮し生き生きと働くことが必須であるとの考えに基づき、必要とされる知識・技能を習得できる研鑽環境を整備してきた。
2019年4月には、注力する“社会イノベーション事業”に対応する人財育成の強化に向け、マネジメント、IT、OT・プロダクトのそれぞれの分野を担当していた日立グループ内の3研修機関を統合し、株式会社 日立アカデミーを設立した。本講演では、日立アカデミーにおける人材育成サービスの概要と組織・企業・日本・世界の人々から「頼られるエンジニア」を育成する環境作りについて紹介する。
◆講演3 「 技術士のIPDからCPDへのシームレスな資質能力開発 」
小林 守 氏 〔 技術士(経営工学、情報工学、総合技術監理)、茨城県立産業技術短期大学校 専任講師 〕
日本技術士会では、今技術士の資質能力向上の活動を実績管理するCPDシステムの取り組みについて、技術士へ説明が行われている。また文科省分科会の制度検討特別委員会IPD作業部会では、修習技術者用のIPDシステムについて検討が行われている。
講演では、資質能力は大学から、修習技術者(IPD活動)へ、そして技術士(CPD活動)へとシームレスにつながっていること、真に「頼れるエンジニア」として国際的にも独り立ちする技術士になるには、IEA/GAPCを習得して国際的な資質能力を身に着ける必要があること、またIPD活動する修習技術者に対しては、社会全体(技術士会、学協会、企業等)で支援する環境作りが求められていることを紹介する。
※ 上記、内容は変更になることがございますのでご了承下さい。
1.Teamsの接続方法については、本ページ下部「 添付資料 」の「 Teams接続方法 」をご覧下さい。
個別に接続方法を電話、メール等で説明することは、事前、当日とも致しかねます。
2.講演会の当日、事務局の担当者が運営のため執務室から離れ、会場など別室に詰めている場合があります。
接続の不具合対応含め、事務局に電話されても応答できかねますので、予めご了承下さい。
3.お一人様1接続での参加をお願いします。複数の機器を接続しての参加はお断りします。
4.Teams経由による講演会参加に際してご利用のパソコン等に障害が発生した場合も、日本技術士会は一切の責任を負いません。
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