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茨城県支部

第40回技術士CPD講座開催のご案内

第40回技術士CPD講座開催のご案内

                        

公益社団法人 日本技術士会 茨城県支部
研修委員会 委員長  小 林 守

● 日時 :

令和元年5月25日(土) 13:00 〜 17:00

● 場所 :

ワークプラザ勝田 2F 研修室2

〒312-00052 ひたちなか市大字東石川1279 (Tel 029-275-8000)
http://www.workplaza.or.jp/f500.htm

● 講演1 (13:00 〜 15:00)

・演題 :『環状交差点(ラウンドアバウト)について』
・講師 :茨城県水戸土木事務所    水・土砂防災研究部門 技術士(建設) 深澤敏彰氏
・要旨
 わが国の交通事故死亡者数は数々の施策により昭和45年の16,765人をピークに平成30年には3,532人まで減少している。このような中、類型別死亡事故件数の割合は,交差点での原因が半数を占めている。一方、欧米では多くの国で重篤な交通事故に有効なラウンドアバウトが導入され、その効果が報告されている。
このため、わが国でも交通事故削減の一つの取組として、その導入が期待されている。しかし、わが国では一部地域で自発的に実施されているものの、欧米のような体系的な整備が進められていない現状であった。このようなことを背景に、わが国の道路特性や交通状況等を踏まえつつ、ラウンドアバウトの整備が相応しい交差点の特性など、ラウンドアバウトの整備における技術的な課題について専門的見地から国では平成25年度に「ラウンドアバウト検討委員会」を設置して審議を行い、平成26年9月に道路交通法の一部改正により正式に環状交差点として位置付けられた。なお、茨城県では平成24年6月にJR常陸多賀駅前広場の交差点で整備され、平成26年9月より運用されている。

● 講演2 (15:00 〜 17:00)

・演題 :『日本史のなかの郷土の遺跡【古代編】』
・講師 :日本考古学協会員、茨城県教育委員会埋蔵文化財指導員    鴨志田 篤二氏
・要旨
 茨城県は、日本列島の中央で逆「く」の字に屈曲する太平洋岸に位置している。茨城沖の太平洋では親潮と黒潮が流れ、好漁場となっている。植物の分布をみると、南限、北限に位置するものの混在が認められる。なかでも常陸海浜公園内に分布するオオウメガサソウは、北半球での南限の生育分布を示す。
旧石器時代では、北限の石器が後野遺跡から発見され、また、わが国最古の土器も共伴するなど極めて重要な位置を占めている。
馬渡埴輪製作遺跡は、古墳時代後期(5世紀末〜6世紀末)に埴輪が作られた古代の集落の跡で、原料の粘土採掘跡・工房跡・登窯跡など、様々な埴輪生産に関する遺構が最初に発見された遺跡である。そのため、市域の古墳からは、多くの多様な埴輪が発見され、とくに金上「黄金塚」古墳から発見された「乳呑児を抱く埴輪」は我が国埴輪の優品といえる。

● 参加会費 :

技術士会会員、一般 :1,000円
技術士会非会員   : 2,000円

● 参加条件:

事前申込要、定員35名先着順

● 申込先・申込期限:

・日本技術士会HP会員コーナ「CPD行事等予定欄」
・申込期限:5月17日(金)迄

● お問合せ先 :

日本技術士会 茨城県支部 事務局
E-mail:ibaraki@engineer.or.jp
Tel :029-219-5154
Fax :029-265-5558
担当  : 海老根、土田

以 上

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