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サイエンスアゴラ 2025 水産部会・化学部会報告
サイエンスアゴラ 2025 水産部会・化学部会合同出展報告をいたします。
日時:2025 年10 月25 日(土)〜26 日(日) 10:00〜17:00
場所:テレコムセンタービル / 日本科学未来館 (東京お台場・青海地区)
テレコムセンタービル3F ブースNo.313
共催:日本技術士会水産部会&化学部会若手の会
総合テーマ: 「社会とのつながりを意識し多様な人と公開の場で対話できる科学技術」
出展ジャンル:「食・農業・健康」
団体テーマ:「触れて、見て、考える 海藻から考える食と環境の化学」
実施内容:
[化学部会担当]
・海藻の主成分アルギン酸を用いた科学実験:
アルギン酸ナトリウム水溶液を食用色素で4 色(赤・青・緑・黄色)に着色、スポイトで硫酸カルシウム水溶液に滴下するときれいなビーズ状のゲルが出来る。できたゲル(カラフルビーズ)をみやげに提供。実験時に、アルギン酸のエッグボックス構造と本化学反応でゲル化する仕組みについて説明。
・気づきボード:
今回テーマである「参加者との対話」の一環として、水産部会説明後に、来訪者に気づきや学びなどの一言を自由に記載してもらう。
[水産部会担当]
・めくるクイズポスター(A0)展示・会場説明、説明資料配布:
アルギン酸とは何か、アルギン酸を含む海藻・食品には何があるか、さらに海水温上昇と藻場の減少・保全への取り組みについて6問のクイズを実施。
アルギン酸を含む糖と多糖類についての説明資料を併せて配布。
・海藻種苗(キレバモク)の展示:
安藤技術士より生きたキレバモク種苗を提供、会場にて来訪者に見せ、藻場再生のため、食用でない海藻を増やす取り組みについて説明。
・さわれる海藻サンプル
(ワカメめかぶ、コンブ、モズク、ヒジキ、ヒトエグサ、てんぐさ):
家庭で食用にされる代表的な6種の乾物および水に戻したものを展示。アルギ
ン酸を含む褐藻とそれ以外の緑藻・紅藻について説明。希望者にはじかに海藻にさわってもらう(触感や匂いの体験)。
・映画「ここにいる、生きている」トレーラー上映:
藻場減少を題材としたドキュメンタリー映画(安藤技術士が撮影協力)のトレーラーを上映、海の中の藻場の様子、藻場減少と原因(ウニ)等について映像をみせながら説明。
成果:
・ブース来訪者(学習対象者)数 約200 名
・JST の視察対象に選定。
詳しくは、添付の出展報告をご覧ください。
サイエンスアゴラ 2025 水産部会・化学部会合同出展報告
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