水産部会のホーム部会活動状況第24回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー報告書
シーフードショーは大日本水産会が主催し、公益社団法人日本技術士会水産部会も主旨に賛同しブースを設け技術相談を実施し、さらに同時期に開催されるセミナーにおいても講演会を実施している。国内最大級の規模のシーフードショーであり、水産物品、水産加工品、養殖技術などの展示を行って水産物の魅力を発信している。今年は新型コロナの影響があり、昨年に引き続き、出展者、入場者を絞り、入場者の事前登録、QRコード管理、検温等対策を講じ実施した。出展者数は約550社(海外、日本駐在・代理店含む)、来場者数も3日間で18,820名(前回11,125名)といずれも新型コロナ前の2/3程度であった。水産部会の出展ブースではアルコール除菌液を用意して実施した。
開催時期:2022年8月24日(水)〜8月26日(金)
開催場所:「東京ビックサイト」東展示棟
相談員(水産部門の技術士)
8月24日(水)高柳和史、林英一、阿部万寿雄、山本敏博、平岡潔
8月25日(木)高柳和史、林英一、村田裕子、久下敏宏
8月26日(金)高柳和史、林英一、市川正和、丹羽真、小林創、片山博視
相談内容と課題
相談窓口を開設した結果、養殖技術、食品加工機械、衛生管理、加工技術など多岐にわたったが、陸上養殖に興味を持っている方々が多かった。相談件数は昨年度より3件多い19件であった。他の専門家に引き継ぐ難題もなく無事終了した。技術士会水産部会ブース設営には黄色の幟をかかげ、水産部会の活動紹介ポスター展示(図1)を行った。黄色の幟は遠くから視認でき、来訪者への目印となり、ポスターも写真が多く、立ち止まり内容確認、パンフレットだけを希望する来場者も多く見受けられた。技術士受験に関してもパンフレット配布等により積極的勧誘した。
日本技術士会水産部会主催のセミナーでは「日本人とマグロ -魚食文化を支える技術-」と題し部会幹事杉本昌明氏、「ハンザキ(オオサンショウウオ)を追う〜在来種を育む自然環境を守る取り組み〜」と題し部会幹事林英一氏よる2課題の講演を行った。質疑応答も活発に行われた。主催者側による広報が遅れたこともあり、参加者は9人と過去最低であった。今後は水産部会独自でのこうほうをしていく必要がある。
今後もシーフードショーにおいて、水産部会ブースの設営による相談会開催及び水産部会主催のセミナーを継続し技術士の活動を積極的にアピールしていきたい。
「IPEJ」,「日本技術士会」,「技術士会」,「CEマーク」及び「PEマーク」は、公益社団法人日本技術士会の登録商標です。
公益社団法人 日本技術士会 / Copyright IPEJ. All Rights Reserved.