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水産部会

北海道本部 北方海域技術研究会 会員募集中

北方海域技術研究会「日本海分科会」活動再開

 会員募集中

 このたび北方海域技術研究会の活動が活動が再開されたとのお知らせがありました。同研究会は水産土木関係の方々も多数参加されています。
 発起人の小柳氏(留萌開建次長−技術士:水産土木−)が多忙のため、しばらく活動を休止しておりましたが、今回活動を再開する事になりました。つきましては会員を募集していますのでご案内申し上げます。以下に設立趣旨を添付します。

日本海分科会設立趣旨

 背 景

・社会資本整備は進められたが、他の海域に比べると日本海側はそれに見合うアウトカムが十分ではない。
・海域生産力の低下、過疎化、少子高齢化に加えて地方交付税の減額措置により、自治体としての存立基盤が崩壊しかねない状況下にある。個別の自治体や港で活性化を考えるのは無理がある。
・北海道の自立(自律)や活性化に向けたシンポジウムやフォーラムは盛んだが、開催自体が目的化しているようなところがあり、実効性に疑問がある。議論や勉強ばかりしていても前には進まない。
・北海道では、官依存体質や公共事業依存体質の転換が求められている。これは、技術士集団に対しても同様である。
・政策目標と現実との乖離を埋める作業が必要である。自覚的な技術・ヲW団が汗をかく時期にきている。

1.設立目的

 疲弊している日本海の沿海自治体を活性化させることで、北海道経済全体の底上げを図るきっかけとしたい。また、このために必要な調査研究を行うとともに、地元の熱意を支援する人的・物的ネットワークを構築したい。

2.活動の目標

 日本海側にしかないポ・]塔Vャル、あるいは、太平洋やオホーツク海側に勝るポテンシャルを最大限活用し、できるだけ短期間に目的を達成するよう努める。

3.活動の骨格

 <水産分野では>

■日本海を再生させるために、即効性があると思われる水産品に特化して、可能性の調査・研究を進める。
例えば
・大都市でも、鮮度の良い「イカさし」を安価に食することができないか?結果、生産者と消費者の双方が恩恵に与ることはできないか?
・ホタテ御殿があるように、「アワビ御殿」を出現させることができないか?単価を半額にしたら20倍売れるという可能性は?
・単価の高い「岩のり」を大量生産できないか?事業化ができるなら大規模な雇用拡大の可能性は?

■水産分野を中心とした新規雇用創出の可能性を調査・研究し、失業者の就労機会拡大に貢献したい。

■今後4〜5年間で漁業生産高(組合員一人当たり)を太平洋並にしたい。さらに、オホーツク並になる道筋をつけたい。

■消費者の支持が得られる(安足トA安価、安定供給)漁業生産体制を確立したい。

 <農業分野では>

■日本海沿岸で生産される特色ある農産品の販路拡大を図り、全国的なブランドに育てたい。
例えば
・余市町の洋梨「ブランディ・ワイン」は「ラ・フランス」より美味い。

 <観光分野では>

■沿海自治体の連携により、夏場の日本海観光ルートの骨太化を図りたい。他の観光ルートに比べて独自性の強いものを。
留意点
・観光栄えて、自治体が崩壊することのないように
例えば
・海水浴+キャンプ+温泉をセットで売り込めるのは日本海だけ、三世代観光の充実
・先ずは、8月までの観光適期を1か月延ばす努力

 <物流分野では>

■日本海の再生を支援する生産・流通・販売・消費の全国的なネットワークを形成したい。
成功すればオール北海道にも使えるし、水産加工品や農産品を含む大きな物流に発展する可能性もある。

4.支援ネットワークの形成

・北海道技術士センターを中心としたネットワークづくり
・日本海沿海自治体の首長の連携組織の結成
・日本海沿海自治体の出身者個人、団体のネットワーク化
・北海道や国の機関による支援策の検討
・消費者団体やNPOとの連携
・その他、日本海の活性化に賛同する個人や団体のネットワーク化

 北海道本部

 http://www.ipej-hokkaido.jp/

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