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原子力・放射線部会

部会設立20周年記念行事

部会設立20周年記念行事のプログラム(概要)

部会設立20周年記念行事のプログラム(案)は、以下の通りです。

1.日時:2024 年6月21日(金) 16:00 〜19:30
2.場所:機械振興会館
3.行事当日の予定
(1)16:00〜18:00 設立20年記念特別講演会(6D-4会議室)
(2)18:15〜18:30 設立20年記念式典
(3)18:30〜19:30 設立20年記念祝賀会

詳細が決まり次第、本ページを改訂してご連絡します。

2024年6月21日(金)16時〜18時 原子力・放射線部会部会設立20年記念特別講演会

【題目】原子力政策と技術士の役割の向上
【日時】2024年6月21日(金) 16時〜18時
【配信】機械振興会館6D-4会議室およびweb講演会(MS-Teamsを利用)
【講師】上坂 充 氏(原子力委員会委員長)
【概要】
 令和5年に決定した原子力政策、そのために人材育成の課題を説明する。社会人向けの国家資格を取らせる専門職大学院が有効である。質の高い社会人教育の修了条件に技術士資格の要素を取り入れること、原子力・放射線技術士会をさらにダイバーシティ推進にため、核セキュリティ・放射化学関連分野での新規受験者を増やすべきことを解説する。
【要約】
 令和5年、日本の原子力政策は大きく前進した。原子力界は日本の社会のためにその政策を確実に実行する必要がある。そのために人材育成は必須である。講演者の東京大学における30年の原子力教育の経験から、学生が進学する一般学科・専攻での自由で夢のある研究を通した教育と、社会人向けの原子炉主任技術者・核燃料取扱主任者の国家資格を取らせる専門職大学院の2本立てが有効であると考える。専門職大学院では、欧米の大学院修士課程のように、受験勉強並みの厳しさで実務教育を行う。原子力社会人教育にはこのように、炉物理・熱流動・構造・燃料材料・化学・計測等基盤を含めた実務教育であるべきである。質の高い社会人教育の修了条件に技術士資格の要素を明示的に取り入れられないだろうか。さらにはアメリカの機械工学・原子力工学分野でPE(Professional Engineer)も取得し、土木・建築分野のように、世界で活躍できるエンジニアが増えてほしい。また原子力・放射線技術士会もさらにダイバーシティ推進して、新規取得者を増やす努力をしてほしい。最近、核セキュリティと核医学の必要性が高まっている。原子力・放射線部門の選択科目に、核セキュリティ・放射化学関連科目があることの周知を図ることで受験者の幅を拡げていくことも検討すべきと考える。

このページのお問い合わせ:原子力・放射線部会

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