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原子力・放射線部会

CPD/行事案内

      

●部会主催・部会共催、協力行事
開催日時 開催内容
2024年4月26日 「第91回技術士の夕べ」
「核燃料サイクルの確立と高速炉燃料の再処理技術」
【日時】2024年4月26日(金)18時〜20時
【会場】機械振興会館211会議室+web(MS-Teamsを利用)併用ハイブリッド開催
【講師】小藤博英氏(日本原子力研究開発機構 再処理技術開発試験部部長)
【概要】日本における高速炉開発は、原子力関係閣僚会議において決定された戦略ロードマップに従って実施されており、2022年12月23日に改訂されている。核燃料サイクル技術については、原子炉システムの開発と整合した開発を実施する必要があるが、民間が主体的に開発を進めるにはハードルが大きいことから、日本原子力研究開発機構がステークホルダーと連携を図りつつ開発の中心的役割を果たすこととなっており、2026年頃の燃料技術の具体的な検討に向けて核燃料サイクル技術評価がなされる。
このような背景を踏まえ、本講演会では核燃料サイクル技術のうち湿式再処理技術及び乾式再処理技術に係る研究の現状について、研究開発施設である高レベル放射性物質研究施設を有する日本原子力研究開発機構の講師からお話を伺い、今後の核燃料サイクル開発を展望したいと思い企画しました。
【参加申込】
  [1]会員の方は、CPD行事申込新システム(⇒こちら)から申し込み願います。
  [2]非会員の方は、一般行事申込システム(⇒こちら)から申し込み願います。
【視聴要領】
  [1]web講演会はMicrosoft teamsにより配信します。
  [2]講演前にご記載のメールアドレスに招待メールをお送りいたします。
   そのメール中にある 「Microsoft teams会議に参加」をクリックして、オンライン会議に参加してください。
【特記事項】
  [1]講演内容は本部で録画し、後日、Pe-CPD教材として技術士会HPより視聴可能となる予定です。
  [2]今回の講演内容の個人での音声の録音、映像の録画及びその利用は禁止します。
    講演OHP資料を引用する場合等は講師の許可を得ますので、幹事にご連絡下さい。
  [3]また、情報セキュリティ確保の観点から、招待メールを転送することにより、参加登録者以外の方が視聴することは禁止します。
【配布資料とアンケート】(会員限定)
  [1]講演OHP資料は、講演前日に当HP(⇒こちらの本文リンク)よりダウンロードできます。
  [2]アンケートは、講演終了後の記入(⇒こちらの関連ページ)・送信にご協力願います。
  [3]CPD行事参加票(PW付き)は、アンケート回答後にパスワード(PW)をご連絡します。
2024年4月26日 「原子力・放射線部会 新技術士講習会」(技術士第一次・第二次試験合格者合同)
【日時】2024年4月26日(金)15時〜17時30分
【場所】機械振興会館 211会議室
【内容】
(1)合格祝辞と合格者への期待
(2)技術士制度の在り方とその国際的な位置づけについて(技術士Competency を含む)
(3)日本技術士会の活動と原子力・放射線部会の活動について(概要)
(4)技術士登録,継続研鑽(CPD 登録を含む),APEC/IPEA 国際エンジニア取得方法等
(5)懇談(合格者紹介および皆さんの体験談等)
【会費】無料

問合せ/申込先(白川)E-mail:shirakawamasaΣybb.ne.jp (メール配信時は、Σを@に変更して下さい。)
令和4(2022)年度以前に合格された方々も大歓迎です。お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
2024年2月16日

終了しました
「第90回技術士の夕べ」
「高レベル放射性廃棄物の地層処分」
【日時】2024年2月16日(金)18時〜20時
【場所】機械振興会館211会議室+web(MS-Teamsを利用)併用ハイブリッド開催
【講師】兵藤 英明氏(原子力発電環境整備機構 技術部 部長)
 これまでの原子力発電により既に相当量の高レベル放射性廃棄物が存在しており、今後原子力を継続利用するしないにかかわらず、廃棄物処分の問題は我々が避けては通れない課題であります。この問題に関して、2017 年7 月には日本全国の地層処分に関する地質環境等の科学的特性を示す「科学的特性マップ」が国から提示されました。また、2020年11月より北海道・寿都町と神恵内村で最初の調査段階である「文献調査」が開始され、2023年11月には国によって「文献調査段階の評価の考え方」が意見公募の後公表されました。
このような背景を踏まえ、本講演会では高レベル放射性廃棄物の処分方法や安全性、「文献調査段階の評価の考え方」などについて、実施主体である原子力発電環境整備機構の講師からお話を伺い、この問題を一緒に考える機会としたいと思い企画しました。
2023年12月15日

終了しました
「第89回技術士の夕べ」
「農業分野での放射線の利用:主に放射線育種場で育成された主な品種と遺伝学研究の成果」
【日時】2023年12月15日(金)18時〜20時
【場所】機械振興会館のリアル会場からのウェブ(MS Teams)配信
【講師】中川仁氏(浜松ホトニクス株式会社 中央研究所:元農業生物資源研究所:第14代放射線育種場長)
 我が国の突然変異育種の歴史は長いが,第二次世界大戦後,突然変異育種,害虫防除および食品照射技術が大いに発展した.1960年に農研機構「放射線育種場」にガンマーフィールドが建設されて以来,突然変異育種は大きな発展を遂げ,これまで332の直接利用品種が育成され,約79%が放射線照射によるものであり,ガンマ線照射が56.0%,その約4割が放射線育種場で照射された。突然変異間接利用品種は450あり,405はイネで約50%は「レイメイ」の子孫であり,これらのイネとダイズの突然変異品種による経済的効果は膨大である。突然変異育種では,様々なスクリーニング技術を開発して,目的とする特性を選抜してきた。一方,作物のゲノム情報が明らかになる中,遺伝子機能の解明などの分子遺伝学的研究にも大きく貢献してきた。さらに,シークエンス技術の進歩にともない,ガンマ線やイオンビームが誘発する変異も明らかになってきた。照射施設を維持する予算と人材が必要であるが,これを利用する育種家にとってガンマ線は新品種育成のための素材を提供する安価でかつ有用な技術である。特にガンマ線照射で育成した品種や面白い変異体を紹介するとともに,最新の技術などを議論する。
2023年10月20日

終了しました
「第88回技術士の夕べ」
「原子力発電所の安全な長期運転に向けた取り組み」
【日時】2023年10月20日(金)18時〜20時
【場所】機械振興会館のリアル会場からのウェブ(MS Teams)配信
【講師】富岡義博氏(原子力エネルギー協議会/ATENA 理事)
 我が国の突然変異育種の歴史は長いが,第二次世界大戦後,突然変異育種,害虫防除および食品照射技術が大いに発展した.1960年に放射線育種場にガンマーフィールド建設されて以来,突然変異育種は大きな発展を遂げ,これまで332の直接利用品種が育成され,約79%が放射線照射によるものであり,ガンマ線照射が56.0%,その約4割が放射線育種場で照射された。突然変異間接利用品種は450あり,405はイネで約50%は「レイメイ」の子孫であり,これらのイネとダイズの突然変異品種による経済的効果は膨大である。突然変異育種では,様々なスクリーニング技術を開発して,目的とする特性を選抜してきた。一方,作物のゲノム情報が明らかになる中,遺伝子機能の解明などの分子遺伝学的研究にも大きく貢献してきた。さらに,シークエンス技術の進歩にともない,ガンマ線やイオンビームが誘発する変異も明らかになってきた。照射施設を維持する予算と人材が必要であるが,これを利用する育種家にとってガンマ線は新品種育成のための素材を提供する安価でかつ有用な技術である。特にガンマ線照射で育成した品種や面白い変異体を紹介するとともに,最新の技術などを議論する。
2023年8月25日

終了しました
「第87回技術士の夕べ」
「放射線の生体などへの影響総論」
【日時】2023年8月25日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【講師】杉浦紳之氏 (千代田テクノル 社長付特別顧問)
 原子力利用の各分野においては、副次的に放射線によって人体に負の効果が生じ、これを抑制するために放射線管理が必要となる。一方、放射線を積極的に利用する目的で医療への利用、工業的な材料の改質、動植物の意図的な性質の変化などの方法によって人体や生活への有益な効果を追求し、実用化している。
 そもそもα線、β線、γ線/X線、中性子線といった放射線は物質や生体組織にどのようなメカニズムでどのような変化を生じさせ、結果としてどのような効果となっているのかという原理を理解しておくことが重要である。
 一般社会でしばしば注目されるトピックスもある。例えば、低線量の人体への影響は、放射線以外の効果やリスクと定量的な区分ができないために、低線量域でもその効果は好ましいものでは無いとして、線量と効果の相関は直線を仮定している。また、ヒトへの遺伝的影響も戦争被爆を体験した日本人にとっては関心が高い問題である。
 我々原子力・放射線部門の技術士はこうした放射線による効果や影響の全体を俯瞰、理解し、未解明であることはそれを明確に知っておくことが望ましい。また、放射線に不安を感じる一般の方々にも適切な説明をできる準備をしておく必要がある。こうした状況を踏まえ、放射線影響を巡る広範な視点でのお話をお伺いする。
https://www.engineer.or.jp/c_dpt/nucrad/topics/001/001452.html

2023年6月23日

終了しました
「第86回技術士の夕べ」
「(仮題)日本のエネルギー安全保障と原子力」
【日時】2023年6月23日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【講師】小宮山 涼一 (東京大学大学院 工学系研究科 原子力国際専攻 教授)
【講演趣意】
 国民生活や国内産業に必要な量のエネルギー源を後の世代に亘って安定的に、そして国民生活に支障のない価格で確保することは言うまでもなく重要な政策の論点である。安価にエネルギーを供給できるかどうかは国内産業の国際競争力に影響し、ひいては日本の国力の浮沈にもつながる問題となる。
20 世紀半ばに日本が原子力開発に進むことを決断した背景には、この問題が最重要の論点と考えられていた。この延?線上で、軽水炉によるリサイクル無しの利用に比べて同量の天然ウラン資源から得られるエネルギー量を飛躍的に拡大することを目的に、高速増殖炉と原子燃料サイクルをセットとして開発する方針も国策に組み込まれた。しかしながら近年は気候変動問題がより喫緊の課題となってきていることもあり、原子力の主たる役割は低炭素電源という位置付けに大きくシフトしている。
エネルギー供給の不安定が何を引き起こすかということに関しては、日本では2 度の石油ショックを経験し、今はウクライナ戦争で天然ガス供給をロシアに止められた欧州諸国の窮状を見ている。グリーントランスフォーメーションが政策の前面に掲げられているが、再生可能エネルギーの伸?が順調な場合にも主力エネルギーを化石燃料に頼る時期が続く。全面的に輸入に頼る化石燃料の輸送ルート上には多くの地政学リスクも存在する。供給不安定の経験やリスクを日本のエネルギーミックスにどのように生かして行くのかということも大切な問題と考える。
日本技術士会原子力・放射線部会としては、原子力開発の原点を思いおこし、エネルギー安全保障の観点も含めて、今後の原子力の役割についてのお話を伺う機会を持ちたいと考えている。
2023年4月28日

終了しました
「第85回技術士の夕べ」
「RI製造研究の現状と将来展望―RIによるがん治療法開発を中心に―」
【日時】2023年4月28日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【講師】篠原 厚氏(大阪青山大学 学長、大阪大学 招へい教授)
【講演趣意】
 核医学治療は非密封のRI医薬品を体内に注入して内部照射するRI内用療法である。これは、主に外部照射での放射線治療が難しい転移を有する癌治療等に利用されている。RI内用療法は管理区域内の放射線治療病室(全国で100床未満)で治療が行われる。従来はI-131、Sr-89、Y-90等のβ核種による甲状腺癌、前立腺癌、骨癌等の治療が進められてきた。
 2016年の薬事承認以降、癌治療等にα核種のRI医薬品であるRa-223が利用され、既にかなり普及している。しかし、Ra製剤は原料の核原料物質から分離して製造するため、国内での供給体制に課題があり、常に品不足である。それでも非密封RIを用いた核医学治療件数は着実に増加しており、治療件数は10年間で2倍以上になっている。そのため、核医学治療でのRI内用療法用に新たなα核種のRI医薬品の製造と利用の研究開発が進められている。
 最近、研究開発と製造体制の整備が進みつつあるのは加速器を利用した新たなα核種のRI医薬品の製造である。サイクロトロン型・シンクロトロン型加速器で製造されている主なα核種は、アクチニウム(Ac)225とアスタチン(At)211である。製造技術の開発に並行して、そのRI医薬品を利用したRI内用療法による癌治療への治験も進められている。
2023年4月28日

終了しました
「原子力・放射線部会 新技術士講習会」(技術士第一次・第二次試験合格者合同)
【日時】2023年4月28日(金)15時〜17時30分
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
    ただし状況が許され希望があればリアル開催の併用有
【内容】
(1)合格祝辞と合格者への期待
(2)技術士制度の在り方とその国際的な位置づけについて(技術士Competency を含む)
(3)日本技術士会の活動と原子力・放射線部会の活動について(概要)
(4)技術士登録,継続研鑽(CPD 登録を含む),APEC/IPEA 国際エンジニア取得方法等
(5)懇談(合格者紹介および皆さんの体験談等)
【会費】無料

問合せ/申込先(白川)E-mail:shirakawamasaΣybb.ne.jp (メール配信時は、Σを@に変更して下さい。)
令和3(2021)年度以前に合格された方々も大歓迎です。お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
2023年2月10日

終了しました
「第84回技術士の夕べ」
「原子力はどこへ向かうのか 〜時代の転換期の中で考える 一ジャーナリストの視点から」
【日時】2023年2月10日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【講師】滝 順一 氏(日本経済新聞社 編集局 総合解説センター 編集委員)
【講演趣意】
 現状の原子力分野では、福島第一原発の事故を反省し、その経験から安全機能を見直した原子炉の再稼働に向けた対応が続けられている。その一方で、世情では昨今の幾多の状況変化の中、発電中にCO2を発生しない原子力発電は、ベースロード電力として調和型電源ミックスの1つの要素として見直され、期待され始めている。また、原子力発電による余剰電力が生じるようになれば、電解水素を製造することも期待されている。しかしながら、今ある原子炉は既に高経年化しており、必要な電源とするならその延命化やリプレースも考えねばならない。新設原子炉の場合は、新たにサイトを設ける場合は約20年、既設のサイトに新たな号機を追加する場合でも約8年を要すると言われている。すなわち、原子力は直ちにおいそれと整備できる電源ではない。そのため、エネルギーの危機に瀕するのが間近に迫りつつある今、現世に生きる我々は、原子力をどう生かすか殺すかを考え、生かすならどう使っていくかを良く考えなければならない。本講演では講師の知識と経験からの独自の切り口で「原子力はどこに向かうのか」を解説する。
2022年12月16日

終了しました
「第83回技術士の夕べ」
「福島第一原子力発電所 廃炉研究開発の現状」
【日時】2022年12月16日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【会費】500円(会員、準会員ともに)
【講師】奥住 直明 氏
技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)  開発計画部部長
【講演趣意】
  東京電力福島第一原子力発電所(以下、「福島第一原発」)の廃止措置では、放射線量が高く、人が近づくことが困難な環境が多々存在し、ロボット技術、遠隔技術の活用が必須となっている。技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)は、2013年8月の設立以来、廃炉技術の基盤強化を視野に、当面の緊急課題である福島第一原発の廃炉作業に必要な研究開発に取り組んできた。この廃炉の最大の課題は溶融した燃料が冷えて固まった燃料デブリの取り出しである。IRIDでは、燃料デブリや炉内構造物について、取出工法や装置の研究開発と、炉内燃料デブリ収納・移送・保管技術開発並びに、燃料デブリの臨界管理技術、計量管理方策の研究開発を行っている。
本講演では燃料デブリ取出しに関わる技術開発状況のうち、遠隔による原子炉格納容器(PCV)内部の調査技術や、燃料デブリ取り出し工法に関連する技術等を中心に技術開発の現状について紹介する。
2022年10月21日

終了しました
「第82回技術士の夕べ」
「原子力発電所の廃止措置から発生する放射性廃棄物の処理処分について」
【日時】2022年10月21日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【会費】500円(会員、準会員ともに)
【講師】平井 輝幸 氏
  一財)エネルギー総合工学研究所 原子力技術センター 部長
【講演趣意】
  商業用の原子力発電施設(商業炉)等から発生した放射性固体廃棄物は主に固体廃棄物貯蔵庫に保管されており、その保管数量は全電力合計で2021年3月末で約69万本(200Lドラム缶換算)であるが、その他にも、蒸気発生器等の大型の放射性廃棄物が個別の保管庫で保管されており、制御棒、チャンネルボックス等の放射化金属は使用済燃料プール、サイトバンカ等に保管されている。また、多くの原子力発電所で行なわれている廃止措置が今後本格化すれば、さらに廃棄物量が増加すると見込まれている。
 原子力発電所から発生する低レベル放射性廃棄物(LLW)は、含まれる放射性核種の種類と量に応じて、トレンチ処分、コンクリートピット処分及び中深度処分に適切に区分して埋設される計画である。
 浅地中処分については、2019年12月に施設や廃棄体の性能規定化等の規則改正が行なわれ、2021年7月には新規制基準に基づくコンクリートピット処分の増容量等にかかる廃棄物埋設事業変更申請が許可された。
 一方、中深度処分については、2017年4月の原子炉等規制法の法改正により、坑道の閉鎖措置計画の認可や規制期間終了後の廃棄物埋設地の掘削制限の制度が定められ、その後、埋設地の選定要件や自然事業シナリオとその評価基準等に関する検討が行われ、2021年10月には関連規則の改正も行われている。
 本講演では、商業炉の解体廃棄物に着目してLLWの処理処分の現状と進捗を概説頂き、今後の計画や進め方を解説して頂く。
申込は、CPD行事 新申込システムよりお願いします。
2022年10月12日

終了しました
「第81回技術士の夕べ」
「NARREC見学会のWEB配信(WEB見学会)」
(WEB見学会(NARREC)関連の3行事中の【行事3】)
【日時】2022年10月12日(水)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【会費】500円(会員、準会員ともに)
【講師・解説】野崎 信久氏(原子力機構(JAEA)・NARREC)
【見学先】 JAEA・楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)
【担当幹事】岩原ワーキンググループリーダー
【WEB見学会趣意】
10月5日(水)に実施したNARRECリアル見学会のwebによるLive配信映像を見易く編集したVTRによるWEB見学会です。web見学会とは、比較的少ない人数の取材メンバーが見学先を訪問し、VTR映像と実写映像を、あたかも実際に見学しているようにweb視聴する皆様にお届けするというCPD企画です。
NARRECは福島第一原子力発電所の廃炉作業の作業計画検討や作業者訓練等に活用可能なバーチャルリアリティ(VR)システム、ロボットシミュレータを備えた試験研究施設です。
WEB見学会では、試験棟のロボット性能評価のための要素試験エリア(走行ロボット用のモックアップ階段、ドローンによるモーションキャプチャ)およびリアル見学会参加者によるVR)システムの実演状況をVTR映像配信で遠隔個人のPC等の画面にお届けします。
なお、VTR映像と同様に、WEB見学会当日(10/12)の質疑応答への回答は、講師の野崎 信久氏にお願いしております。
1)募集数: 200名
2)遠隔個人による一括支払い
3)参加費: 500円
【CPD行事 新申込システム】
申込は、⇒こちら よりお願いします。
2022年10月5日

終了しました
「NARRECリアル見学会のweb配信(Live)」
(WEB見学会(NARREC)関連の3行事中の【行事2】)
【日時】2022年10月5日(水)13時30分〜15時30分頃
【配信】web講演会(MS-Teamsを利用)
【案内】岩原幹事(ワーキンググループリーダー)
【解説】野崎 信久氏(原子力機構(JAEA))
【見学先】 JAEA・楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)
【担当幹事】齊藤幹事
【行事概要】
NARRECは福島第一原子力発電所の廃炉作業の作業計画検討や作業者訓練等に活用可能なバーチャルリアリティ(VR)システム、ロボットシミュレータを備えた試験研究施設です。このリアル見学会のLive配信では、試験棟のロボット性能評価のための要素試験エリア(走行ロボット用のモックアップ階段、ドローンによるモーションキャプチャ)をVTR映像配信でお届けします。また、VRシステムのNARRECリアル見学会メンバーによる実演状況をLive配信で遠隔個人のPC等の画面にお届けします。
今回はリアル見学会をLive配信する初めての試みです。リハーサル等は行っていますが、Live配信(無料)では、接続や映像・音声の支障がある可能性がありますこと、予めご了承願います。
1)募集数: 100名
2)遠隔個人による一括支払い
3)参加費: 0円
【CPD行事 新申込システム】
申込は、⇒こちら よりお願いします。
2022年10月5日

終了しました
「NARRECリアル見学会」
(WEB見学会(NARREC)関連の3行事中の【行事1】)
【日時】2022年10月5日(水)13時00分〜16時30分頃
【場所】福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字仲丸1-22
【見学先】国立研究開発法人・日本原子力研究開発機構(JAEA)楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)
【解説】野崎 信久氏(原子力機構(JAEA))
【担当幹事】青山幹事
【行事概要】
NARRECは、福島第一原子力発電所の廃炉作業の作業計画検討や作業者訓練等に活用可能なバーチャルリアリティ(VR)システム、ロボットシミュレータ、音響映像設備を備え、試験棟は、ロボット等の性能評価のための試験設備を備えるほか、屋内大空間を活用した実規模モックアップ試験が行われています。福島第一原子力発電所の廃炉について、理解する貴重な機会となりますので、皆様の参加をお待ちしております。
1)募集数:先着10名
2)参加費:1,000円 (現地徴集、集合/解散場所迄は参加者自費)、
3)JR常磐線・ Jヴィレッジ駅に現地集合(10/5 13:00)
4)今回は見学会をVTR収録するチームを同伴する初めて見学会です。このため通常の見学会と異なる部分があることは予めご了承願います。
5)その他詳細、留意事項、申込先:⇒こちら よりお願いします。
2022年8月

終了しました
「第80回技術士の夕べ」
「福島第一原子力発電所周辺の放射能について--事故後の放射能の推移--」
【日時】2022年8月26日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【会費】500円(会員、準会員ともに)
【講師】鳥居 建男氏
  福島大学 環境放射能研究所 特任教授
【講演趣意】
 福島第一原発事故後11年以上が経過し、福島の環境回復や福島第一原発の廃炉作業に向けてさまざまな放射線モニタリングや計測技術の開発が行われてきた。事故直後、多量の放射性物質が広く環境中に放出・拡散したため、環境中での放射線の分布を素早く簡便に正確に実現するという放射線測定へのニーズに対し、 新しい技術を開発しながら速やかにモニタリング結果を公表することが求められてきた。それから11年の月日を経た今、福島第一原発の廃炉作業や福島県内での除染作業などの進展により、取り巻く環境は改善してきている。廃炉作業を円滑に進めるために、福島第一原発建屋内の放射線源の把握に向けた放射線分布の計測やその可視化、放射性物質の放出管理に関する取り組み等に関する今後の展望について概説する。
【CPD行事 新申込システム】
申込は、⇒こちら よりお願いします。
2022年6月

終了しました
「第79回技術士の夕べ」
「福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する計画について」
【日時】2022年6月17日(金)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Teamsを利用したweb 講演会)
【会費】500円(会員、準会員ともに)
【講師】松本 純一氏
  東京電力ホールディングス 執行役員 福島第一廃炉推進カンパニー プロジェクトマネジメント室長
【講演趣意】
 福島第一原子力発電所では、燃料デブリを冷やすために注入した水や破損した建屋に流れ込んだ雨水や地下水が、燃料デブリに直接触れたり、原子炉建屋内等に溜まっている放射性物質を含む水と混ざったりすることで、日々、汚染水が発生している。汚染水は、主にセシウムやストロンチウムを除去し、脱塩処理後、原子炉の冷却水として循環させているが、余剰となる汚染水については、さらに多核種除去設備(ALPS)等で処理し、発電所敷地内のタンクに保管している(ALPS等により、トリチウムを除く放射性核種の告示濃度限度比総和が1未満となるまで処理した水をALPS処理水という)。しかし、タンク保管を継続することは、敷地を占有することになり、燃料デブリ取り出しなどの廃炉作業を着実に進めていくうえで、大きな支障となる可能性がある。
ALPS処理水については、昨年4月の廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議において、各種法令等を厳格に遵守するとともに、風評影響を最大限抑制する対応を徹底することを前提に、海洋放出による処分を行う、という政府の基本方針が示された。東京電力HDでは、これを踏まえて、安全性の確保を大前提に、風評影響を最大限抑制するための対応を徹底するべく、設備の設計や運用等の検討の具体化を進めている。本講演では、ALPS処理水の海洋放出の計画と現在の進捗状況を説明する。
【CPD行事 新申込システム】
申込は、⇒こちら よりお願いします。
2022年4月

終了しました
「第78回技術士の夕べ」
「ハイパーカミオカンデで探る素粒子と宇宙」
【日時】2022年4月28日(木)18時〜20時
【場所】オンライン開催(web 会議システムMS Tteamsを利用したweb 講演会)
【会費】500円(会員、準会員ともに)
【講師】平出克樹氏(東京大学宇宙線研究所 特任准教授)
【講演趣意】
 岐阜県飛騨市の神岡鉱山内地下1,000mに存在する世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置スーパーカミオカンデは、超純水を蓄えた直径39m、高さ41mの巨大水槽内に取り付けた約11,200本の高感度な光電子増倍管でチェレンコフ放射を観測し、ニュートリノの質量やそれらの混合行列に関する詳細な分析を行っている。1987年のカミオカンデによる超新星爆発からのニュートリノ観測の成功以来、寿命が1E+34年以上とされる陽子崩壊の観測はスーパーカミオカンデに引き継がれている。最近では誕生以来の宇宙に蓄積されてきたニュートリノ探索等の研究も進められている。2020年より国際協力科学事業のハイパーカミオカンデ計画に着手し、茨城県東海村にある大強度陽子加速器J-PARCとの連携を含め、宇宙の物質の起源と素粒子の統一理論の解明を目指している。
 講演では、ハイパーカミオカンデ計画の中核を担う東京大学宇宙線研究所特任准教授であられる平出克樹さまをお招きし、ニュートリノを観測する目的、素粒子理論とニュートリノ、そしてこれら一連の研究活動の概要と今後の展望について概説頂く。
【注意事項】
1)事前に以下「関連ページ」の資料リンクを参考
2)なお、本部HP(会員向け行事予定)のCPD行事 新申込システム(⇒こちら)(以下の関連ページにHPリンクあり)の「申込ボタン(遠隔個人の一括支払)」より申込をお願いします。

CPD行事への参加方法及びCPD登録の方法等は、下記添付資料〔日本技術士会ホームページの活用について(お願い)〕をご参照ください。日本技術士会ホームページからCPD行事参加申込、CPD登録・管理、CPD講演内容のストリーミング配信、CPD認定会員の申請などができます。(一部は会員限定)

当部会の講演会、その後の「安全文化を考える座談会」は全てTeamsによる受講が可能です。(ただし会員外の受講が可能な講座であっても、web受講は会員に限ります。詳しいことは→「WEB中継による関東地区と他地域の技術士との連携」(⇒こちら

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