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経営工学部会

経営工学部会 8月例会・講演会のご案内.

     経営工学部会 8月例会・講演会(会場 および オンライン)のご案内
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 2024年1月1日に発生した能登半島地震・災害は、隆起型地震という珍しいメカニズムによるものでした。この講演会では、地震・災害の発生メカニズムや能登半島地震・災害の特徴について解説し、地震・災害発生前に備えておくべきものや、避難訓練の重要性、家庭での防災対策など、災害発生後の支援活動についてご講演いただきます。これらは今後のみなさまの技術士活動にお役立ていただけるものと考えます。みなさまの参加をお待ちしております。
                       経営工学部会 部会長 戸ヶ崎 辰夫
                       企画幹事 青木 規明、澤木 龍夫、小林 守
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1.日時:2024年8月24日(土) 13:30−19:00
2.場所:機械振興会館 B3階 研修−2室 およびTeamsによるオンライン開催
3.例会次第:
 第1部 経営工学部会活動報      13:30-14:00
 第2部 ビジネス研究会
     テーマ:「地震災害に備えて」  14:00-17:00
  講演1 14:00〜15:00(講演50分;質疑10分)
     演題:「大地震と地震災害の発生メカニズム」
     講師:神戸大学 都市安全研究センター/大学院理学研究科 惑星学専攻 教授 吉岡 祥一 氏
     要旨:本講演では、まず初めに、今年の1月1日に発生した令和6年能登半島地震に
        関して、主に観測機器によって得られたデータに基づいて、どのような知見が
        得られたのかについて、その概略をお話しします。引き続き、今後、西日本で
        起こりうる大地震を、発生場所の違いといった観点から、1)活断層で起こる
        地震、2)未知の活断層で起こる地震、3)スラブ内地震、4)アウターライ
        ズ地震、5)海溝型巨大地震の5つに分類し、それぞれの大地震の発生メカズ
        ズムと、大地震に伴う災害である地震動、長周期地震動、津波、液状化につい
        て詳しくお話しします。最後に、関東地方に関して、1923年9月1日に発生
        した関東地震に伴う被害の概要と、今後、発生が懸念される大地震や地震災害
        について触れたいと思います。
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    (休憩 5分)
  講演2 15:05〜16:05(講演50分;質疑10分)
     演題:「災害時応急対応のあり方−国内の事例と海外の方策−」
     講師:筑波大学システム情報系社会工学域         准教授 梅本 通孝 氏
     要旨:災害という非日常で不確実な事態に際して,五月雨的な情報を集約し,現在進
        行形で変化する状況を理解し,限られた時間や人的・物的リソースの制約の中
        で,多くの関係機関が連携・協力を図りながら,次々に生じる事案に対処する
        ことの困難性は,何もわが国のみに固有の問題ではない。
        本講では,災害対応の基本サイクルについて概説した上で,非常事態対応を的
        確に遂行するために,米国で開発され,海外各国において国際標準ともなって
        いる"Incident Command System"の考え方とその実装例を紹介する。その上で,
        平成27年9月関東・東北豪雨時の常総市鬼怒川水害事例を題材として,ICS
        の諸原則の観点から災害時応急対応のあり方について考察する。
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    (休憩 5分)
  講演3 16:10〜17:00(講演40分;質疑10分)
     演題:「大規模地震災害時の被災自治体への支援」
     講師:長野県松本地域振興局                  南沢 修 氏
        山梨大学 地域防災・マネジメント研究センター 客員教授
         防災科学研究所 火山防災研究部門 客員研究員
     要旨:大規模地震発生時には、地震災害の経験が少ない被災市町村のみで、災害対応
        や被災者支援等を行っていくことは、非常に困難である。このため、国(総
        務省)においては、平成28年熊本地震を踏まえ、大規模災害発生時に、国、
        都道府県等が連携して職員派遣を行う、「応急対策職員派遣制度」を平成30
        年に構築した。
         令和6年能登半島地震では、この制度に基づく「総括支援チーム」が全国
        の自治体から、奥能登の6市町に派遣され、多くの職員が被災者支援等の活
        動を行っている。
         大規模災害発生時の被災自治体への支援の仕組みとその支援内容につい
        て、令和6年能登半島地震、平成28年熊本地震などの地震災害において、
        被災自治体の支援を行った経験と、総務省の「災害マネジメント総括支援員」
        に登録されている立場から、御紹介します。
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第3部 交流会(会場のみ)      17:00〜19:00
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4.参加者・参加費
 (1)参加者:日本技術士会会員および非会員(定員:会場50名、オンライン100名)
 (2)参加費:会員1,000円、非会員2,000円
   (会場:現地徴収 オンライン:会員:事務局一括請求 非会員:口座振込)
    交流会は別途2,000円(現地徴収)
5.申 込:日本技術士会HPから
  ホーム>技術士CPD>技術士CPDとは>Pe-CPDコーナー>技術士CPD行事申込一覧(新システム)
     https://www.engineer.or.jp/kaiin/password/cpdevent/cpdeventlist.php
6.申込期限:2024年8月17日(土)(定員になり次第締切)

【注意事項】
 オンライン申込者には8月21日(水)までに行事視聴用招待メールを配信いたします。開催日前日午前中までに届かない場合はご一報をお願いいたします。
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問合せ: tatsuo_togasaki_pe@mbr.nifty.com
以 上

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