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行事案内
【例会案内】2026年2月新春例会
主催:公益社団法人 日本技術士会 生物工学部会
日時:2026年2月14日(土)14:00〜17:00
場所:機械振興会館 B3階 研修-2会議室(東京都港区芝公園3-5-8)およびオンライン配信
対象:日本技術士会会員
テーマ:「伝統的酒造りとそれを支える生物工学」
概要:2024年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」(日本酒、焼酎、泡盛など)は、日本独自の麹菌(Aspergillus属)と酵母の営みを利用した、日本が世界に誇るバイオテクノロジー(生物工学)です。それは経験に基づき築き上げてきたものですが、一方で、生物工学的な探求が進められる中で発展を遂げてきている面もあります。今回の例会では、「伝統的酒造り」の保護・継承、麹菌研究、酵母育種、新商品開発といった観点からご紹介いただきます。本例会が、日本独特のバイオテクノロジーの素晴らしさの再認識につながる機会になることを期待しています。
プログラム:
14:00〜14:05 開会あいさつ(東田部会長)
※司会:武藤彰宣
14:05〜14:45
講演1:ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」
日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会 副会長(事務局長) 宇都宮仁
令和6年12月に日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産登録に登録された。ユネスコ無形文化遺産とは何か、登録の経緯・背景や評価のポイント、認定のメリット、「伝統的酒造り」の継承・発展に関する取組について紹介する。
14:45〜15:25
講演2:醸造用酵母の育種と実用化
日本醸造協会 技師 武藤貴史
清酒・焼酎の製造工程や使用酵母の特徴を概説し、特にカプロン酸エチルを高生産する酵母の育種研究について、清酒酵母K1801株と焼酎酵母S4株を中心に紹介する。また、これら育種株の実用化事例を取り上げるとともに、麦焼酎醪における反復差しもとの応用と、その過程で酵母純度を高く維持するための手法についても解説する。
(休憩 10分)
※司会:東田英毅
15:35〜16:15
講演3:「伝統的酒造り」に重要な麹菌について
独立行政法人酒類総合研究所 業務統括部門長 岩下和裕
2024年12月5日に「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産として登録されました。この正式名称は、「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り」で、「こうじ菌」が重要なキーワードとして入っています。「麹菌」とはいったいどのような微生物なのか?その発見から醸造上の役割、そして最新の分子生物学の研究まで紹介します。長く研究されている麹菌のこれまでと、未だ広大に広がる未知の領域について紹介します。
16:15〜16:55
講演4:酵母育種と新商品開発
月桂冠株式会社 総合研究所 副所長兼主任研究員 堤浩子
様々な年代層にマッチする多様な日本酒を開発するためには、香味に特徴のある商品設計が重要です。日本酒の香味は第一印象で香りが大きく影響するため、これまで吟醸香を多く生成する酵母の育種が重視されてきました。吟醸香や味に特徴のある酵母の育種を行い、フルーティな日本酒が醸造できるようになりました。それら育種酵母を活用した事例や、新商品の開発についても紹介します。
16:55〜17:00 閉会あいさつ(中野理事)
17:00〜18:00 情報交換会(希望者のみ)
※司会:辛島健文、乾杯の挨拶:副田大介
18:30〜 神谷町駅付近で講師を囲んで懇親会(参加任意)
参加申込締切:2026年2月6日(金)(締切厳守)
部会員:日本技術士会ホームページ・CPD行事参加申込サイトよりお申し込みください(会員パスワードが必要です)。
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