生物工学部会のホーム資料庫【書籍案内】科学技術計算のためのPython 〜 確率・統計・機械学習〜
書籍データ
著者: Jose Unpingco(原著)、石井一夫(翻訳)、加藤公一(翻訳)、小川史恵(翻訳)
出版社:エヌ・ティー・エス
出版年月:2016年12月
価格:6,000円(税別)
体裁: B5版287頁
お薦めポイント
Pythonは、科学技術計算用ライブラリーが充実しており、人工知能、機械学習などにおいて最も頻用される汎用プログラミング言語である。本書籍はPythonの科学技術計算での活用方法について、そのライブラリーであるNumPy, ScyPy, SymPy, IPython, Matplotlib, Pandas, Scikit-learnを中心に解説したものである。すでに、他の書籍で統計学や、Pythonのプログラミングについて学んだ中上級者向けに、統計や機械学習のやや進んだ話題を取り上げている。例えば、統計では最尤推定法、ベイズ統計、モンテカルロ法など、機械学習で汎化、バイアスとバリアンス、過学習、正則化などの問題を取り上げている。他のテキストにはあまり説明のない先進的な内容が多く、機械学習の最前線を垣間見ることができる内容となっている。科学技術計算でPythonを使い倒したい人にはお薦めである。
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