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生物工学部会

【例会案内】2016年12月例会(冬の例会)

 今年12月の生物工学部会 冬の例会は、3名の新合格者の皆様からのプレゼンテーションということで、話題提供をいただきます。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時: 2016年12月10日(土)14:00-19:00(幹事会 12:00-14:00)
場所: 葺手第二ビル5F 日本技術士会会議室
プログラム:

14:00 挨拶

14:05 「微生物を用いた酵素製造の現状と展望」 (講演40分、質疑応答10分)
   水戸 光司 会員 (天野エンザイム株式会社)

 弊社では、産業用酵素から医薬用酵素までの多岐にわたる用途の酵素製剤を製造しております。
 本講演では、微生物を用いた酵素製造についての面白さや遣り甲斐を多くの方に知っていただきたいため、弊社で行われている一連の業務(菌株探索・菌株改良・スケールアップ・商業生産・技術開発)を例に挙げ、固体培養や液体培養から酵素製品を作るプロセスを紹介させていただきます。その他、本講演の冒頭で、自己紹介と弊社紹介をさせていただきます。

15:05 「酢酸菌のストレス応答機構」 (講演40分、質疑応答10分)
   原澤(原田) 佳子 会員(株式会社高杉製作所)

 お酢の防腐効果は古くから知られ、保存食品や調味料に利用されてきた。防腐効果の正体は、主成分の酢酸が細菌の増殖を抑える「静菌」作用であると知られている。
 ところが食酢醸造に用いられる酢酸菌は、自らが生産する酢酸はもちろんのこと、発酵基質であるエタノールや発酵熱など、付随する多様なストレスに絶えず晒されながらも良好に増殖する。
 酢酸菌は過酷な環境に適応するための生理機能を発現させることで、酢酸発酵に対するストレス抵抗性を獲得すると考えられており、この機構の解明を試みた。Acetobacter pasteurianusのシグマ因子RpoEに関する研究を中心に紹介する。
(おまけ)ジャーファーメンターを機械的な視点から解説

16:05 「富士フイルム株式会社のヘルスケア事業について 」 (講演40分、質疑応答10分)
   村口 太一 氏(富士フイルム株式会社)

 当社は主力商品であったフィルム市場の急激な縮小に直面し、これまで培ってきた技術や強みを活かした新たな市場創出「第二の創業」として業態転換を進めてきた。そして2006年、ヘルスケア事業に異業種参入した。当社写真開発で培ったコア技術である『ナノ化技術』、『抗酸化技術』、『コラーゲン技術』そして『光解析技術』を活用し、オリジナリティの高い製品を目指し開発を続けている。本報告では弊社がヘルスケア事業に参入した経緯とコア技術の応用について、化粧品やサプリメントの製品化事例と併せて紹介する。

17:00-19:00 講師を交えての懇親会(技術懇話会)

例会参加費:公益社団法人日本技術士会・正会員:1,000円
                  同・準会員: 500円
  ※他部会・県支部・地域本部の皆様の参加を歓迎します。
  ※非会員・一般の方は参加ご遠慮ください。

懇親会(技術懇話会)費:500円(例会参加費とは別。任意参加)
申し込みこちらの「申込ページ」からお申し込みください

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