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技術士資格活用委員会

委員長挨拶(第2期 技術士資格活用委員会)

長崎委員長(拡大画像へのリンク)

技術士資格活用委員会 委員長 長崎 均

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委員長挨拶

この度、「技術士資格活用委員会」の委員長を拝命いたしました長崎です。どうぞよろしくお願いいたします。
日本技術士会では、2015年度から2018年度まで、技術士制度検討委員会にて技術士制度と技術士の資格活用について検討し、2019年5月に最終報告として取りまとめました。一方、2019年1月に文部科学省・第9期技術士分科会において、技術士資格の「活用促進・普及拡大」が当面重点的に取り組むべき項目の一つとして取り上げられ、文部科学省と日本技術士会が主体となって活動することが明示されました。

これを踏まえ日本技術士会では、2019年3月に「技術士資格活用委員会」を新たに設置し、2021年5月に当委員会の第1期活動報告を作成いたしました。第一期は、2019 年 4 月より活動を始めたものの 2020 年 3 月からはコロナ禍にあって W eb 会議での活動が中心となり、その結果、委員会活動はスピードダウンを余儀なくされる結果となりました。
今期が2期目となる技術士資格活用委員会の設置目的は、[1]公的事業・業務における活用促進、[2]産業界での活用促進、[3]海外での活用促進です。技術士が社会の課題解決に一層貢献していくためにはそれぞれの課題を抽出し、関係省庁、産業界、学界、高等教育機関に対し関係常設委員会とも連携して、具体的な働きかけを行う必要があると考えております。

一方技術士制度は、第二次世界大戦後荒廃した日本の復興に尽力し、世界平和に貢献するため、「社会的責任をもつて活動できる権威ある技術者」が必要となり、米国のコンサルティングエンジ二ア制度を参考に創設されました。そのため、現在は21ある技術部門の内、早い段階から設立され公的事業において十分に認知されている部門も少なからずありますが、例えば弁護士、医師、建築士などのように、多くの市民の方々に認知されるには十分とは言えない状況です。中でも、産業界での活用促進、海外での活用促進には、活用のための制度設計が構築されていないことや技術士そのものの数が少ないことが、技術士の活用が進まない要因になっていると思います。

技術士の認知度が高まり資格活用が進むには継続的な活動が必要です。これまでの活動から見えてきた課題を踏まえ、本年度は少しでも技術士の資格活用の第一歩が踏み出せるように具体的な成果を得ることにこだわった委員会運営を行いたいと考えております。

みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

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