産業界活用推進チームの紹介
産業界チームリーダ 笹口裕昭
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産業界活用推進チームについて
令和2年5月1日
「産業界活用推進チーム」のリーダを拝命している笹口です。
産業界活用推進チーム(略称、産業界チーム)は、「技術士制度改革に関する論点整理」で今後取り組むべき項目として示された事項のうち、特に以下の項目に基づく活動を目的としています。
- 技術士の資質能力とそれを活かせる活用方法の紹介
技術士がどのような資質能力をもっていて、それを企業の中でどのように生かすことができるか様々な企業の実例をもとに積極的に紹介し、技術士の専門技術を業務に活かすような活用を促進する。
- 技術士制度の認知度向上のための取組の検討・実施
技術士制度の認知度が向上するよう、HP等での技術士資格の紹介やメディアを活用(技術士を出演させる等)した社会に向けた情報発信を行う。
- 学生に対する技術士資格の周知
教授や大学職員が技術士制度を学ぶ機会を提供し、能力開発の手段として学生に認知・活用されるよう働きかける。
就職活動での活用といった学生にとってのインセンティブを高めるため、企業に修習技術者の能力水準を周知し採用等で活用するよう働きかける。
- (以上3点は、「技術士制度改革に関する論点整理」における2.(2)活用促進・普及拡大の「今後取り組むべき項目」からの抜粋)
上記の文科省の方針を受けて、産業界チームでは、具体的に以下の活動を行っています。
- 産業界チームメンバー
2019年3月13日〜2021年3月末日(第1期)のメンバー8名で活動を行っています。
武田隆司、後藤幸平、濱中拓郎、加藤豊、木寺幸司、松村嘉之、春田章博、笹口裕昭(TL)
- 産業界チームの主たる検討項目
2021年3月末まで計画している活動内容は以下のとおりです。
・産業界での資格活用の実態調査
・社会における技術士認知度向上方策の検討、広報活動
・産業界における資格活用具体策の検討
- 産業界チーム活動成果イメージ
活動の成果として、以下に挙げる項目を検討・実施しています。
・技術士PR冊子の作成・配布
・PR用HPのコンテンツの作成
・各企業・企業技術士会へのヒアリング
・各大学・大学技術士会へのヒアリング
・マスメディアを使った広報
・経団連など諸団体との協議
・活用具体策の立案・推進
日本技術士会70年の歴史の中で、多くの先輩たちの数々の努力と試みを経て現在の地位や状況が得られています。経済社会の構造が急速に変化する現在において、産業界チームは、技術士制度改革にむけて、新しい発想と手法で、日本及び国際社会における技術士の活動を広めるよう活動していきます。会員の皆様のご支援とご協力をお願いいたします。