技術士制度検討委員会のホーム
委員会の紹介
第6期技術士制度検討委員会委員長挨拶
第6期の委員長を仰せつかった圓山です。よろしくお願いいたします。
技術士制度検討委員会は、2015(平成27)年に第1期委員会が設置されて以降、5期に亘って、技術士制度に関する日本技術士会としての考え方を整理し、文科省技術士分科会等に対して提言を行ってまいりました。
これまでの活動の成果の1つとして、2021(令和3)年4月、文部科学大臣から日本技術士会会長に対し「技術士の資質の向上に関する継続研さん活動の実績の管理及び活用について」が通知され、技術士CPD活動実績の管理及び活用制度(新・技術士CPD制度)が始まりました。しかしながら、CPD活動実績の技術士登録簿への記載を申請された正会員の割合は19%に留まっており、取組の拡大を図っていく必要があります。これらのベースとなる技術士CPDガイドライン、技術士CPDマニュアルに関しては、より使い易いものにする観点から継続的に見直しを行ってまいります。
また、2024(令和6)年の第12期技術士分科会制度検討特別委員会において、「技術士制度におけるIPD※に関する懇談会の議論のまとめ」が示されたことを受け、本会が主体となって、まずは技術士を目指す修習技術者を対象としたIPDシステムを令和7年度内にスタートさせることとなっています。当委員会は懇談会に対し提言を行ってきており、スムースにスタートできるよう研修委員会等と協働して取り組んでまいります。
この他、総合技術監理に関しては、昨年度実施したフリーディスカッション結果に基づき、引き続き検討を続けてまいります。また「更新制の導入」を含め継続的検討事項とされている諸課題についても更なる検討を進め、本会の発展に貢献してまいりたいと考えております。皆様のご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。
※IPD:Initial Professional Development(初期専門能力開発)
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