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第6回フォードンの会議事録

第6回フォードンの会（日越技術懇話会）議事録
1．概要
日時：平成28年10月29日（土）AM10時〜12時
場所：日本技術士会会議室葺手ビル5階B会議室
参加者：在日ベトナム技術者：ファム・ゴク・ドク、レー・アン・ユン、グエン・カン・コン（計3名）
技術士：中村委員長(化学)、小川副委員長 (衛生工学)、福島ベトナム小委員長(建設)、大坪 (経営工学)、松井 (機械)、坂本 (建設)、山下 (農業)、林 (水産)、佐藤 (建設)（計9名）

2．情報提供：「ベトナムの環境破壊の現状と日本の環境汚染対策」；小川小委員長
小川技術士作成の資料に基づき、ベトナムの環境汚染の状況、日本の環境関連法令・技術の概要説明があり、意見交換を行う。

海岸のゴミの散乱、廃棄物埋設処分場の状況、シルク製造工場からの無処理汚染水に対する罰金等具体例が紹介された。日本の高度成長期（昭和30〜40年代）の環境と類似しており、環境対策に日本の経験が役立つ。

環境問題の中でもベトナムの廃棄物処理の現状と取組み状況を法令・統計等からアウトラインの説明があった。焼却しないゴミの埋立やゴミの未分別といった状況などの説明。

ベトナム側が抱える課題に対して、今後、技術士として具体的にどのような協力ができるのかなどを討議。

3．ベトナム若手技術者側からの提案
　ベトナム側技術者から以下のような提案が口頭であった。今後、フォードンの会のテーマとしてどのように進めるかなどの協議が必要。

現在出席しているベトナム技術者は、主にダナン工科大学卒でグループを組織しており、ダナン地域とIPEJの連携にあたってどのような役割を果たせるかを検討したい。

ベトナム技術者と技術士の共同研究や情報交換を模索する。ダナン市政府の情報は、ダナン市人民委員会のメンバーから提供できる。

ダナンの問題点に関する検討事項をベトナムメンバーから技術士に提案する。案件を技術士と検討の上、ダナン市人員委員会やベトナム政府に問題提起をする。

4．ベトナムダナン市訪問

12月第3週(12/13〜12/17)にIPEJ海外委員会メンバーのダナン地域訪問を予定している。

訪問先はダナン市政府、ダナン工科大学、チューライ工業特別区を予定している。

帰国後、訪問結果を踏まえて、フォードンの会で意見交換する。