第4回フォードンの会議事録
第4回フォードンの会議事録
開催日時:2016年4月20日 午後6時半〜8時半
開催場所:日本技術士会葺手第二ビル5階 日本技術士会C,D会議室
出席者(敬称略):○キェム、○ドアン、○チャム、○ロアン
○大坪、○小倉、○桶谷、○斉藤、○曽佐、○中村、○福島、○松井、
●綾木、●小川、●田中、●伝田、●林、●平井、●細井、●三宅、
●森、●森山、●芦ヶ原、●吉村、●寄高
記録 福島(出席者○印合計12名:欠席●)
配布資料:原子力発電について(情報提供資料)
フォードンの会世話役打合せ報告
1.情報提供:「原子力のエネルギー利用」:曽佐技術士(内閣府原子力担当室政策企画担当官)
<内容>
はじめに (放射線についての基礎的な説明)
原子力発電の概要
ベトナムの原子力発電計画
東京電力福島第一原子力発電所事故の概要
<講演に対する事前の要望>
ベトナムの原発は、ロシアや日本が受注活動をしていたが、ロシアに決まった。ロシアも日本も、原発事故を起こしているが、原発の方式の特徴と周辺環境への影響。
原発の種類とその特質。
原発廃棄物処理。
原発に変わるエネルギー(ベトナムを考えた場合)。
ベトナムで、どの程度の規模の原発が何カ所必要か?
原発立地に必要な自然条件。
<情報の好感度>
日本人やベトナム人にあまり知られていない原子力発電の基本から原子炉の構造と、ベトナム原発の計画などについての情報提供で非常に好評。
原子力について、わかりやすく説明した絵本が好評であり、ベトナム語に訳してベトナムにおける原子力教育使いたいとの提案があった。
講演の内容は、日本やベトナムのエネルギー政策に重要な原子力であるが、今回は出席者が少ないため、次回も講演をして頂くことになった。
2.新規メンバー自己紹介
<ベトナム側参加者の自己紹介(新規参加者)>
新規参加者2名の紹介
<日本側新規参加者の紹介>
小倉技術士:(電気・電子部門:JR東日本)
斉藤氏:一般参加。FUJI教育基金、NPO法人アジア環境・エネルギー研究機構
(キェム先生の発信した在日ベトナム人向けの広報(Line?)を見て参加。)
3.世話役打合せ報告
フォードンの会参加メンバーから様々な意見が寄せられている。
主な内容としては、
「技術士による講演」とすると構えてしまうので、「情報提供」に変更する。
事前に情報提供テーマを知らせて、ベトナム側からも同一テーマについてプレゼンをする。
ベトナムの事業展開や投資環境のテーマ。
等あり、技術士会の趣旨に一致しない考えもあるので、今後の進め方についてベトナム側の意見交換をした。
4.今後の進め方
5月は、キェム先生の主催している在日ベトナム人の会と共同主催にする。
これまでの開催日は、キェム先生の都合で水曜日にしたが、出席者の都合がつきにくいので、第4土曜日に変更したい。
ベトナム側出席者の負担になるプレゼンなどは、今後の検討課題。
情報提供のテーマは、ベトナムの直面している技術課題と類似課題に関するこれまでの日本の対応例、新技術などが考えられる。
次回のフォードンの会で提供するテーマは、曽佐技術士の「原子力発電について」とする。
次回の開催日は、5月の第4土曜日を予定。場所は、東大工学部を予定している。詳細は、世話人会の打合せで決定し、広報する。
以上