ナビゲーションを飛ばしてコンテンツへ
  • 科学技術振興支援委員会のホーム
  • 地域本部・県支部・部会・委員会
  • 公益社団法人日本技術士会
  • RSSについて
科学技術振興支援委員会

サイエンスアゴラ2022参加報告

本委員会は11月4日(金)に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催により開催されたサイエンスアゴラ2022に企画提供者として参加し、若者の理工学離れを防ぐにはどうすれば良いかという命題に対し、子供の時から理科に興味を持ってもらうために各所で開催されている理科教室をさらに効果的なものにするために、「技術の力で心を震わす理科教室を!」と題して、技術士と教育関係者とのパネルディスカッションを開催しました。
科学技術振興支援委員会・佐藤委員長をモデレーターに、実際に理科教室を開催している技術士5名(加藤直樹氏、笹部雄作氏、双和祥二氏、永洞真一郎氏、寺島修氏)がパネリストとして参加し、それぞれの方の理科教室の実施内容を紹介した後、モデレーターの佐藤委員長から各パネラリストに理科教室の後で子供たちがどのように変化したかについての質問があり、それぞれ子供たちが思わぬところで変化が見られたという様子が紹介されました。
また、その後、[1]「子供の理科離れを抑制するには」、[2]「理工学部に進学する学生を増やすには」、[3]「科学技術立国ニッポンの復活のためには」などについてパネルディスカッションを行いました。
[1]への回答としては、大人が無理やり子供たちに理解してもらおうとしないで興味を持ってもらうことが大切、自然に接する機会を多く作る、研究が何に役立つのかの知識を入れる、などの意見が出ました。
[2]への回答としては、自分が日本を良くするのだという勘違いでも良いので、そういう考えを持たせる、数学が苦手でも理系に行けるような文理融合を実現し進路の可能性を広げる、などの意見が出ました。
[3]への回答としては、技術系の30~50代の疲弊が目立つが、理工系の人材が適切に評価される社会を作る、スペシャリストを維持する、などの意見が出ました。
話題が尽きない中、あっという間の90分でしたが、技術士パネリスト、参加者がお互いに刺激を受けた大変有意義なパネルディスカッションでありました。
最後に、参加者は67名で、関係各位の協力のもと無事終えることが出来ましたこと謝意を表します。
このパネルディスカッションの様子は、下記関連ページのサイエンスアゴラ2022アーカイブでご覧になれます。

壇上の様子パネリストの方々(拡大画像へのリンク)

壇上の様子 パネリストの方々

(画像クリックで拡大 142KB)

会場の様子(拡大画像へのリンク)

会場の様子

(画像クリックで拡大 54KB)

このページのお問い合わせ:科学技術振興支援委員会

ページトップへ